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その伝え方の何が間違っているか教えます|ECサイトやブログ、スピーチで使える記憶に残る伝え方

ミックスナッツ
今から、セブンイレブンに売っている、「7種類の味が楽しめるミックスナッツ」がいかに優れた食べ物なのかをお伝えしたいと思います。ほとんどの人は、このミックスナッツになんの興味もないかもしれません。

なので、ほんの少しだけ伝え方を工夫してみます。

もしあなたが、ウェブサイトやLP、スピーチなどで人にものを伝えるお仕事をしているなら、何かのヒントになればと思います。
この記事では、相手の記憶に残るような構成の考え方をご紹介します。

2019年、Yamadaがダイエット始動


ちょっと想像してみて欲しいんですけど、お腹に枕を挟んで足の爪を切ったり、靴の紐が結べますか。

やってみるとわかりますけど枕をお腹に挟むと、お腹がつっかえてなかなかうまく靴紐は結べないんですね。

さて、2019年1月。
そんな事態に陥りました。そうなんです。2018年に激太りしまして、そんな事態に陥りました。

きっかけは靴紐ですね。健康診断でコレステロールが引っかかるとかそんなことよりも、具体的に自分の行動に不利益が働いたとき初めて人間は動き出すのかもしれません。
さて、ここから11ヶ月、現在は正常体重+5kg圏内までようやく落とせました。健康診断でも2年連続引っかかっていた肝脂肪と、コレステロールも正常値に戻す事ができました。

具体的な数字で言うと12kgのダイエットに成功したわけです。

元々過去の事故の影響であまり長時間走る事ができないため、有酸素運動はもっぱらステッパーという器具を使って行っていました。ググったらすぐ出るのでわかると思います。
そのほか、足回りの筋肉をつける筋トレを行い、基礎代謝をあげるよう心がけました。

1月から9月まで6kgほど痩せました。

この間何をしていたかというと、運動のみです。食事は一切制限せずに行っていました。
ところが9月に入り、ピタリと体重がとまりました。

そこで食事制限にテコ入れしたわけです。ここで行ったのは糖質制限でした。

お腹が空いたら?


この糖質制限、私の場合は1日80g以内になるよう調整しました。実際に脂質制限よりも、食べる量はそんなに気にする必要がないのですごく楽でした。米とパンと麺を抜くだけなんで、肉は食べれますし。

ただ、炭水化物を取らないと、流石にお腹って後から減ってきます。何より、ご飯やパンはいくらでも食べれますけど、肉やササミはご飯のようにたくさん食べれません。なので、結局は食べる合計量が減ります。

その結果、食事が終わったときは満腹になり、ちょっと時間が立つとお腹が少し減ってくるという状態になります。

ただ、お腹が空いたからといって炭水化物を食べてしまうと、結局インスリンがドバッと出てしまい、眠くなるわ太るわでいい事ありません。

そこで。

数ある物の中から、ダイエットにはナッツが良いというのはみんな知っていると思うんですけど、このセブンイレブンの「7種類の味が楽しめるミックスナッツ」は値段も200円台とリーズナブルな上に、1パック糖質が6gという安心のスナック菓子です。ポテトチップスが一袋で50g近く糖質が含まれています。あのポッキーですら一袋23.9gありますので、6gがいかに少ないかがわかりますよね。

また、ナッツ類は糖質は控えめですが、脂質は多いので、食べ過ぎはよくありません。ですが6パックで小分けされて入っているので、一度に2パックとか食べない限り、食べすぎるというのも防ぐ事ができる優れものです。

このおかげで空腹は大して苦ではなくなり、9月から11月で6kgの減量に成功したわけです。
そんなわけで、もし糖質制限を初めてみようって方には是非ともお勧めしたい商品なわけです。

今の話を、もし普通に説明すると、説明書のような伝え方になる


このセブンイレブンの「7種類の味が楽しめるミックスナッツ」は値段が200円台とリーズナブルです。
6パック入りで、一袋あたり145kカロリー、糖質が6gでというとても健康的なスナック菓子なので、是非お試しください。
体重が気になる方、小腹が空いた時などにお勧めです!

説明書との違いは「なぜ」があるかどうか、「体験」があるかどうか


2010年からマーケティングするときの基礎として言い続けていますけど、サイモンシネックのゴールデンサークルというお話があります。
ゴールデンサークル
ものすごく簡単でわかりやすいメソッド。
人の記憶とは、とても感情と結びつきやすいので、人の体験と、同時にその「体験から来る結論」に感情が動かされる事が多々あります。衝動的に物が欲しいと感じるのは、打算ではなく、こうした感情が揺れた時に起こりやすいのです。

それが最もわかりやすいのがこのゴールデンサークルで、人は「なぜ」から話されると、感情を動かされやすいというお話です。

さて、今回お話した内容がもし記憶に残ってしまったとすれば、それは私のダイエットのエピソードと商品が結びついたからです。また、この商品をお勧めする理由も、きちんと説明されていたからです。説明だけの話では、記憶に残る人はほとんどいないでしょう。そういう商品があるんだな程度で終わるはずです。

さらにもっと上を目指す人は、この体験談にもっとリアリティを付け加える事です。
リアリティとは話の聞き手が頭の中で、その風景すら想像できる言葉を伝える事です。

今回のお話は長いロングスケジュールなので、そのシーンを想像させることは難しいですが、12kg減量成功という具体的で、かつ誰もがわかる数値があるため、想像しやすいわけです。

なぜリアリティが必要なのか


リアリティについてもよく聞かれるワードですが、人の頭の中に言葉やテキストだけで容易に想像させることは、人にものを伝える時にとても重要な要素です。
想像できたら、その人はより強い記憶となり、覚えてもらいやすくなります。

例えば、
「割と満員に近い状態のJR山手線で、ドア付近で潰れそうになりながら乗っている時にね、次のホームでドアが空いたので、後ろの人たちが出やすいようにと思って、一歩だけ降りたの。だけど、そこで並んでた人たちにいきなり先に乗り込まれて、またドア付近で押し潰されてしまい、ちょっと腹が立った」
というのはどうでしょう?
毎日JRで出勤している人なら、その風景は頭の中に思い浮かべる事ができると思います。多分。

頭に思い浮かんだら、記憶に残りやすい状態になるので、この後に「そして気がついてしまったんですよ。そういう時先に乗り込まれない圧倒的な方法を」と気づきにつなげる事で、その気づきが伝えやすい状態になり、記憶にも残りやすくなるわけです。

計算せずにできている人もいる


例えば多くの成功をすでに作り上げてきた人たちは、その経験に基づいて話をする場合があります。
もうこれはそのまま今回の話に収まるケースが多く、成功者は伝え方が上手い人が多いんですよね。

でもよくよく考えると手法だけが紹介されていて「なぜ」が抜けている場合もあるので、もしも何かを伝えたいというときはチェックしてみてくださいね。

私も油断したら、あれ、なぜだっけ・・・ってなることあるので、注意していければなと思い記事にしました。

それでは、また。
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