未確認の商品の価値は実はその価格が決めている
儲かるノウハウ商材の通りやったらmixiアカウント削除されましたとさ
これがある意味私のブログの
・コメント数
・トラックバック数
・FC2拍手数
という記録をことごとく更新した記事になった。

※左の時間というのは日付です。
アクセス数は休み明けは今まで上がる傾向だったという事を踏まえても、今日はある意味すごい日になった。
みなさんやっぱり中身が気になっていたのでしょうか・・・。
そんなわけで今回は、情報商材とその心理を分析し、まとめておきます。
この記事が、情報商材販売促進プログラムに拾われてた
私がネットを見て歩いていると、私の記事がこの自動収集プログラムに拾われていたことに笑いを耐え切れず噴出してしまった。
最近、そちらの業界でものすごい話題を呼んでいるプログラム。
この仕組みは、自分の紹介したい商材がトップに表示され、それに対して『これはすごい』と紹介し、さらにGoogle対策と称し(同じ記事ばかり生産されているとスパムとして認定される事を回避する為)その紹介の下に、『この記事に関連すると思われる記事』といって、いろんなブログを紹介する。
恐らくGoogleブログ検索のRSSから自動的にいくつかの記事を拾い上げて、タイトル、ディスプリクションを表示したあと、(続きを読む)などでその記事に対してトラックバックを送ると言う代物です。
この一連の作業が自動的に行われ、ブログで言う1ページがこの世に誕生する。
自動的に行われるわけだから、1日何十個と生産される。
そのつど、Googleブログ検索に渡すキーワードを変えることで、様々なブログにトラックバックを送り、そしてページが沢山誕生するという代物だ。
そんなシステムが、私のアンチ情報商材記事をがんがん拾っていっているのがわかった。
情報商材を売るためのプログラムなのに、そのネタ晴らし的記事までがっちり拾っていく様が面白い。
さらに私のブログ内トラックバックの数だけアンチ情報商材記事がある上に、様々なニュースサイトでも紹介されたため、そのプログラム様が拾ってくる『関連すると思われる記事』の殆どがアンチ情報商材記事になってしまったのだ。
知らない人が見れば、売りたいんだか売りたくないんだか全くわからない記事が大量に量産されている(笑)
なぜこれほど普及しているのか
私のブログへのコメントや、はてなブックマークのコメントを見る限りでは、買っている人はいないような気がしますが、実際買った人(はずれを買ってしまった人)はそんなコメントなど付けないだろう。
たとえアタリを買った人がいて、実践し、成功した人は、ネズミ講やマルチ以外の商材で完全なノウハウならば、もちろんこんな私が書いたくだらない記事にコメントなどつける必要もないだろう。
それでもこれほど普及している理由とは一体なんだろうか。
当の友人は、私のブログの周りの反応を見て
『もうすこしネットを勉強することから始める』と言っていました。
と、言うことは、やっぱりネット初心者がターゲットになっている可能性が高いと言える。
彼は『知らなかった』わけですから、知れば知るほどネットは難しいと考えるようになった。
これはネットに限ったことではなく、ごく一般的に『成功するのは難しい』と言える結論です。
この結論にたどり着かない唯一の理由は、ネット初心者が、『ネットは』と言ってしまう点です。
『ネットでは簡単に成功できる』という情報商材販売から発せされる『インターネット特別扱い』こそが、その理由ではないでしょうか。
逆に、マニアックまではいかなくても、ニッチな情報しか発信しない私のブログを閲覧しているネットに詳しい皆様なら、当然そう簡単に稼げるものはない事に気がついている方が殆どだと思います。
でも、そういう方の中にも、実は買ってしまうかもしれない大きな落とし穴がある。
値段が高い。とにかく高い。
コメントに寄せられたコメントでこんなのがありました。
そうです。本屋で良い参考書と言われる書籍で3,000円くらい。あれは書籍とどのくらいの違いがあるんでしょうか?
書籍でも高くて3000円くらいなのに、2万円とかっていったい本、
何冊買えるの~~!!??とおもいますが、
あれは本とはまた違うんでしょうか?
ネット上で見つけられないような、すごい情報がのっているのかと
興味はありますが、単純に値段が高いです。
その値段出すなら、ユーキャンとかの通信教育とかやりたい。
バイブルのような本で10,000円くらいなもんです。
これに対して、儲かるノウハウは軽く20,000円を超えます。
今まで見た最高額で46,000円。
DVD6枚付き。儲かってしょうがないHTMLテンプレート12個付き。無料画像100点付き。ノウハウ200ページ。
これは結構威圧的だった記憶がある。
それでも平均して20,000円台が殆どだと記憶しています。
・・・ところが、またまた彼から良い情報をいただけた。
話を聞くと、情報商材は2,000円から存在するのだ。
しかも、色々教えてもらった結果、かなり膨大に存在する。さすがノウハウコレクター。
でも彼は驚くべきことに、そんな安いノウハウには、全く興味がわかないという。
その理由こそが、現在のWEB2.0潮流が普及しない根本的な理由。
『高いからこそ価値があるのと思う。』
まさにその通りです。
健康食品などもそうですが、薬局で買えば3,000円で済むものを、対面で営業されると20,000円のものを普通に買う人は多い。(私の経験)
これは人間の心理で、特に日本人に強いと言われていますが、見たことも触ったことも、まして聞いた事も無い商品の価値を決めるのは、実は価格だということ。
情報商材がこれほどまでに普及していく理由のもう一つの理由は、価格が高い事にあります。
そして、買ってしまったからには、それを真剣に実践しようと頑張ります。
もしもこの商材が、マルチ商法、及びネズミ講であるならば、その頑張りがさらに普及率を高める原因となります。
このターゲティングと、価格が、情報商材が普及した一番の理由ではないかと思います。
適正価格を見分ける訓練
実際ネズミ講などの普及によって、本当に儲かるノウハウ業者が淘汰されるのは非常に悲しいことだと思います。
でも、彼らはやはり共通して『価格が高い』
見分け方は買ってみるまでわからない。
だから価格に左右されてしまうのです。
あなたの発想の中に、地味に安いものに良いものがあるかもしれないという発想を加えてみると、少し違ったものが見えてくるかもしれませんね。
ホームページ作成にしても、同じものを納品する二つの業者で30万と100万ぐらい価格が違うところは五万とありますが、上の状況を考えると、もしかしたら高いほうで作成したほうがいんじゃないかと、考えてしまう人だっている事でしょう。
ようするに、インターネットにおける商売の法則は今も昔もかわらず、適正価格というものをしっかりと把握する事。そしてリサーチする事が、重要だということです。
皆さんが提供しているサービス、価格は、適正価格と自信をもって言えますか?
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