webサイトに、ある画像を入れるだけでアクセス数が3倍になるネット社会
『アクセス数を増やしたいんだけどアドバイスをくれ』
このホームページは、とあるプロのweb屋に頼んで作ってもらったようなんですが、すごく綺麗でFlashなんかつかっちゃったり、店内の雰囲気をかもし出す写真がずらっと並んでおり、何よりメニューの品物の写真がおいしそうな感じでとられていました。
本人は大満足しているのですが、アクセス数が開設から1年たった状態でも、1日20件ほどしか無く、伸び悩んでいる。
どうしたらいいかと、制作元に相談したところ、SEO云々かんぬんをするから、という理由で15万を請求してきたらしい。
『○○ 居酒屋』でGoogle検索1ページ目になるから!
そんなSEOらしい。○○は地域名。制作元に怒られる可能性があるため地域名は消しました。
ムーバブルタイプを使用しているので、ブログ形式で店長の日記がずらずらと並んでいる。
これを見て、私はSEOを無視し、たった一つのアドバイスをいたしました。
すると3ヶ月でアクセス数が1日120件近くまで跳ね上がりました。
さて、ある事とは一体なんでしょうという問題です。
答え:女性の写真をふんだんに使う
これ、web業界に限った事ではありませんが、ネット社会においては、恐ろしい効能効果を持っているゆるぎない事実なんですよね。
私はまず、居酒屋で働く女性アルバイト達の写真の公開を、本人の許可を得て公開する事を進めました。
次に、飲みにきた顧客の写真をとる事をお勧めしました。
さらに許可が得られればブログへ公開。
つまり店長日記をほぼ廃止し、ユーザーの写真を載せるブログへと変化させたのです。
これだけで、SEOの15万と比較しても、リピーターの確保という面においては、相当有益に働いたと私は思っています。
女性顧客比率の高い居酒屋だったので、なおさらその効果が得られたのではないかと。
事実、男性顧客がものすごい勢いで増えたと言っています。
ユーザーの写真と言うのは、別に女性に限らず、男性の写真であっても、それをわざわざ見に来てくれるユーザーが何人もいますので、それは一つのコンテンツと化します。
これがアクセス数の向上に繋がったと私は思います。
こうして、私はその居酒屋でおいしい料理をタダで食べさせていただきまして、大満足。
女性の集まるところには必ず男性も集まる仕組み
女性と男性の価値はそれぞれ違うとはっきり言えます。
世の中それを差別と言う方ももちろんいらっしゃいますが、そもそも価値がそれぞれ違うんだから、それをまず認める必要があるんじゃないかと思います。
この件の他、スポーツジムや、印刷屋さんのホームページリニューアル時にも同じように女性画像を多めにつかっただけでアクセス数が増えた経験があります。
女性の写真があるという事は、それだけで一つのコンテンツだと思ったほうがいいくらいネット上では価値があったりします。
B'DASH! ~株式会社アドヴァンテージ社員ブログ~

会社の社員ブログにかかわらず、1日2000pv位のアクセスがあるそうですが、個人的に女性パワーの効果が高いと思っています。
店内の写真や商品ばかりしかないホームページというのは多いです。
ちょっとした改善で、アクセス数が稼げるのにもかかわらず、SEOに目に行きがちな昨今。
キーワードなんてとったところで、新顧客への効果はあっても、中身が魅力的で無いと、リピーターは現れません。
また、ブロガーが居酒屋に来たときには、その写真のページをリンクしてくれたりするというちょっとしたSEO効果も無料で得られる素敵なおまけ付き。
結局、最後に物を言うのはコンテンツです。

【フォト満載】ウワサの美人市議、藤川優里さん - MSN産経ニュース
このページなんて、すごいブックマークされてますけど、藤川さんの写真しかありません。
つまり、それ自体がすでにコンテンツという証明でもあります。
これが現在のネット社会なんですよね。
P.S
リンク許可のメールを記事を添付して送ったら、制作元に怒られるからやめてくれって怒られました。記事の作りに問題があった事を反省。