ホームページを作る人のネタ帳

今更聞けないFacebookページの正しい使い方

いいね
今更人には聞けないであろうFacebookページの、正しい使い方をご紹介。

そもそもFacebookページ等使わなくても、普通のアカウントでも色んな事が運用出来るのに、Facebookページをどう使い分ければいいのですかっていう質問が多いのと、Facebookページってそもそも必要なんですかって聞かれることがおおいので、その辺りを「ブログ見てください」の一言で終わらせたいというのが狙いだったりします。

なんでFacebookページが必要なのか


そもそもの問題はここです。
Facebookページいるの?ってことなんですよねぇ。

で、結論からいうと、いるんです。

それが、何故かというところから解決して行かないといけないわけです。

例えば、とにかく漫画が大好き過ぎるあなたの友人に、A子とB君がいたとします。

A子はいつも多岐に渡り色んな話しをします。
映画の事、漫画の事、旅行の話、ゲームの話、恋愛の話、テレビの話。

B君は常に漫画の事だけを話します。

さてあなたはどっちに強い興味を抱くでしょう?
というのがFacebookページ攻略の糸口です。

Facebookのフィード改ざん機能


まず、漫画が好きなあなたにとって、いいねをつける割合がどの程度バラけるかによります。

例えばA子の10の発言のうち、1つだけが漫画の話の場合、漫画の話だけに「いいね」をつければ、1/10となります。逆にB君は常に漫画のコアな話ばかりをするので、楽しすぎて殆どの話題に「いいね」をつければ10/10となります。

この時、割合的に多くのいいねを送っている人に対して、「Facebook側」が勝手に気を利かせて、「あなたはこの人が好きですね」と決めつけられ、あなたのフィードが改ざんされ、B君の発言が多く出現するようになります。

この現象を考えると、例えばA子さんがとてつもなくあなた好みのタイプの女性で、かわいくてかわいくてしょうがなく、日々A子の事を考えると胸が熱くなり、朝から晩までストーキングしたいとすら思える相手だとどうなるでしょうか。

A子さんの10個の話のなかで漫画の話が1個だとしても、「いいね」を送る率が10/10となる可能性が高くなります。
逆にB君の漫画の話が、あまりにもコア過ぎてついていけず、いいねを送る回数が5/10となれば、Facebookは、A子さんこそが、あなたのフィードに現れるべき人物と判断し、A子さんがたくさん現れるようになります。

このように、あなたがFacebookで見ているフィードは、常に息をしていてるわけです。
あなたがいいねをつけたり、ダイレクトメッセージでこっそりやり取りしてたり、コメントを付け合ったりしている姿を見て、あなたにあった発言を、なるべく目に入るように調整してくれているわけです。

この機能の存在こそが、Facebookページをどのように運営するべきかを左右するカギとなるのです。

重要なのはFacebookページ自体のいいねの数ではない


よく、ページ自体にいいねを集める戦略でお金をとっているコンサルもありますが、これはぶっちゃけ無駄に終わりやすいというか、確かに有利にはなるけど、それほどリターンがあるわけではありません。

なぜなら、先ほどのA子とB君の例で取り上げたとおり、発言自体に興味を抱かれなければ、発言にいいねをつけることはありません。

発言にいいねをつけなければ、いくらページ自体にいいねをしてても、あなたのフィードには「出てこなくなる」のです。

これは双方にも発生する問題でして、お互い友達登録をしていて、あなたが毎日いいねを送ったり、コメントをつけたりしてストーキングしているA子さんは、あなたにとって「すばらしいコンテンツ」とFacebookが判断すれば、常にあなたのフィードはA子さんだらけになります。

しかし、A子さんにとってあなたの発言がとてつもなく興味のないことばかりで、興味がないからいいねなんてしてくれなくて、さらにコメントもつけてくれることがない、となれば、A子さんにとってあなたは空気ということになります。

Facebookはもちろんそのへんの空気をしっかりよみますので、A子さんのフィードには、自然とあなたの発言が現れなくなるのです。友達登録しあっているにもかかわらず、あなたが彼女にアピールしているその発言は、実は相手に一切届いてないという落ちもあったりするわけです。

発言自体に強い興味を抱く確率を上げる事がポイント


このポイントを考えていくと次のようになります。

個人アカウントより、趣味を切り離したFacebookページのほうが発言に興味を抱く確率が高まる

100人が、あなたの発言に興味をしめして「いいね」をつける確率と、100人があなたの漫画に対する発言だけに「いいね」をつける確率は、後者のほうが高くなります。

つまりFacebookページとは、コンテンツを絞っているほうがいいというのが正解になります。

また、1000人にいいねをつけてもらっているFacebookページと、10000人にいいねをつけてもらっているFacebookページがあっても、そもそも発言に「いいね」を押されなければ、いずれその人のフィードからきえるわけです。
10000人にいいねをもらっていても、存在しない空気と扱われる事だってあるわけですから、ページ自体のいいねを気にするのはナンセンスです。

Facebookページ自体が1000人にいいねをもらっていて、一つの発言に250人が毎回「いいね」をつけてくれる状況と、ページ自体に10000人がいいねをつけてくれているけど、一つの発言が毎回5人の「いいね」をつけてくれる状況では、前者の方が圧倒的にメディアとして成功しているわけです。

毎回5人のいいねということは、それ以外の人のフィードからもしかしたら消えている可能性が高いという事ですね。

ですから、多くの人に興味をいだいてもらう広範囲のコンテンツを取り扱うよりも、小規模でも、コアなユーザーに認めてもらえて、いいねをもらえるようなコンテンツを取り扱う方が、より多くの方に情報を届ける事が出来ると言うことです。

ややこしいですが、これが非常に重要なポイントとなるのです。

長くなるので区切りますが、次回は、では企業ページを作る時にどうすればよいの?どんなコンテンツを取り扱えばいいの?というご質問に解答して行きたいと思います。

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
スポンサードリンク

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply