アドセンスの収益をブラウザ別、記事別、キーワード別に細かく解析する方法
2013年06月19日 公開

アドセンスを利用している方は、アナリティクスと連動させることで、より詳細なデータを元に、傾向と対策を考えることが出来ます。
私自身、記事本位主義なので、あまり深く考える事は少ないですが、連動させると、どんな記事がどのような効果があったかを知ることが出来ます。
連動方法はこちら。
Adsense(アドセンス)とAnalytics(アナリティクス)を連動させて統合する方法
記事単位での統計を取得する方法
アナリティクスとアドセンスの統合を行なっている場合、以下の操作で記事別に確認することが出来ます。
コンテンツ>Adsense>Adsenseページ

続いて、このままではちょっとわかりにくいので
「セカンダリディメンション」のトラフィックの種類を追加します。
ここでは
コンテンツ>ページタイトル
を追加しましょう。
検索で「タイトル」と入れれば、探さなくてもすぐ出ます。
これで、どの記事がどれくらいクリックされ、どれくらい表示されているのかを可視化する事が出来ます。

最初はAdsenseの収益順に並んでいます。実際にはこれだけでも記事別の収益がみれるわけですが、「Adsenseのページ表示回数」をクリックすると、表示回数別にソートされます。
これによって、同じように表示されていても、全くクリックされない記事もあれば、クリックされやすい記事もあるということがわかります。
多くの場合、オーガニック検索されたものがクリックされやすい傾向にあります。
また「クリックされたAdsense広告」でソートしてみましょう。
だらだらと100件くらい表示して、「Adsenseのクリック率」が高いものを追いかけます。
ここで飛び抜けた数字があれば、その記事の性質や、傾向を考えることで、どの記事がAdsenseと相性が良いのかを知ることが出来ます。
Adsense用レポートを作り、より細かく分析する
いつもはマイページに、参考程度にしか見てないですが、ここでは、Adsense用のレポートを作ってみましょう。
まず、マイレポートの、新しいマイレポートを選択します。

次に、キャンセルという字がものすごく窮屈そうに見えるのはスルーして、「空白のキャンパス」を選択し、適当にレポートに名前を付けます。

最初にどんなウィジェットを設定するかウィンドウが現れますので、とりあえず標準的なレポートとなる以下の物を作ってみましょう。

表形式>左からページタイトル、Adsenseの収益、Adsenseのページ表示回数
はいこれで出ます。

ただ、これだとモニターサイズにもよるのですが、見づらいと言う場合は右上にある「マイレポートのカスタマイズ」をクリックします。

個人的には70%:30%を使っていますが、この辺はおこのみで調整してみてくださいね。
ここからは、どんどんウィジェットを追加していきます。以下の「ウィジェットを追加」ボタンをクリック。

とりあえず表示形式は「表形式」を選択し、次の物を追加してみてください。
左から、表示する列の3項目で、右側は必要であれば追加したり消したりしてください。
キーワード>Adsenseの収益>(Adsenseのページ表示回数)
どのキーワードが収益性が高いのかを知ることが出来る。
ソーシャルネットワーク>Adsenseの収益>(ユーザー数)
どのソーシャルメディアから訪れたユーザーが収益が高いのかを知ることが出来る。
デバイスカテゴリ>Adsenseのページ表示回数>Adsenseの収益
どのデバイスからの訪問者が収益が高いのかを知ることが出来る。
ブラウザ>Adsenseの収益>Adsenseのページ表示回数
説明特に不要。
ランディングページ>Adsenseのページ表示回数>Adsenseの収益
どの入口ページがどんな活躍を見せているのかを知ることが出来る。
曜日>Adsenseの収益>ユーザー数
0が日曜日、1が月曜となっている。曜日別の売上。
時>Adsenseの収益>Adsenseのページ表示回数
「時間帯」ではなく、「時」です。余談ですが、時>ユーザー数で、どの時間帯が最も人が訪れているのかを、この方法で知ることが出来ます。というより、「時」には収益よりも、ユーザー数を参考にしたほうが、いつ記事をリリースするかの対策がとれますので、そっちのほうが参考になります。
これで、意外と知らなかった真実を知ることが出来るはずです。
一風変わった統計データとして、ウィジェットの追加から、以下の選択を。

内約は以下のとおり。
- 棒グラフ
- Adsenseの収益、ブラウザ、ページタイトル
- 棒グラフ数4~6程度、「このグラフの横バージョンを使用」のチェックをはずす
- グリッド線の数は自動
すると、各ブラウザ毎の1~3位までの記事を知ることが出来ます。
いかがでしたでしょうか?
色々と細かく知ることで、様々な対策を考えることができますよね。
おためしあれ。
それでは、また。