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アフィリエイトで儲からない人はノーリスクにこだわり過ぎて、本来のリスクに気づいていない

アフィリエイトが儲からない人の特徴
インターネットに関わる仕事をしている人において、ネット接続時間が長ければ長いほど、ネットはなんでもできるという答えを出してしまいます。

勿論、ネットに関わる仕事をしているのだから、ネットで何とかしようという考えを強く持つ傾向にあり、それはおおよそ間違った答えではありません。

なぜならほとんどの事はネットさえあれば事が済むからです。
コミュニケーション、借入、本を読む、食べ物を買う、献立を見る、動画を見る、販売、サービスの宣伝、なんだって出来ます。

しかし、それが全てではありません。

特にアフィリエイターさんの場合ネットに固執しがちになる


実際にお会いしてきたアフィリエイターさん達は、アグレッシブな方が多いです。
こういう方の場合、リアルにも重点をおいている人たちが多く、非常に勉強になることがあります。

逆に、多くの地方アフィリエイターさんの場合、とにかくネットに固執しがちになります。
こちら旭川にもいらっしゃいますが、ネットのみに没頭してしまうと、ちょっとした事からズレが発生し、その結果、全く儲からないサイトを量産してしまうことになります。

その違いはなんでしょうか?

アフィリエイトなのにリアルに重点をおくとはどういうことでしょうか?

今回はこれをテーマに考えて行きたいと思います。

マーケティングの落とし穴


Webマーケティングという言葉の裏には、リアルマーケティングも関わっています。

例えば、ある東京の駐車場を運営する人の広告活動として、GoogleAdWordsが上げられます。
この場合、どこにでも売っているような旅行雑誌に広告を掲載しても、ピンポイントで東京にきて、駐車場を探す人をターゲットとすることは、非常に難しいです。

しかし、「○○駅 駐車場」や「レジャー施設名 駐車場」といったキーワード検索した人だけに広告を打つことが出来るAdWordsなら、広告効果は歴然です。

では、シャネルWebサイトで販売している新デザインのバッグを宣伝するときに、勿論Webから購入することが出来るのだから、これもWebマーケティングと言えます。ですが、実際には六本木ヒルズの目立つ所で見えるようにブースを展開したり、社長や重役の方が足を運ぶところにそっと見えるよう展開したりと、リアルでも広告活動を行います。

つまり裏を返せば、そもそもシャネルになど全く興味の無いユーザーは
  • インターネットでは検索すらしない
  • シャネルというキーワードがあってもクリックしない
という事を意味しています。

この場合、リアルでターゲットとなるユーザーが足を運ぶところに露出することも、Webマーケティングの大きな流れの一つとなるということです。

やらない理由を明確にしているか?


では、こうしたリアル広告活動を明確にやらない理由を説明出来ますか?

この質問をぶつけた時、多くの人の答えは、対費用効果が低いから、お金をなるべくかけたくないからと言われます。

しかしそうではありません。
ほとんどのアフィリエイターは「そもそもそんなリアル活動など考えたことがない」というのが正解です。

当たり前ですが、自分の商品でもなんでもないものを、リアル宣伝を行うことはメーカーから禁止されている事がおおく、やってはいけない事でもあります。しかし、実際にアフィリエイトのイベントのセミナー講師として呼ばれて気がついたことがありますが、ほとんどの人はそのような利用規約を読んでいないという絶対的な事実があります。

つまり、対費用効果が低いからやらないというのは、この話しを聞いて考えたことであって、はじめからリアル媒体の広告をやらない理由を説明出来る人はあまりいません。

この根本にあるものが、「ノーリスク」です。

多くの場合、「ノーリスク・ローリターン」を無意識に考えています。

つまり、儲からないアフィリエイターの多くは、ローリスクではなく、ノーリスクに考えがシフトしていて、そもそもそのような考えには至らないというケースが殆んどなのです。

はたしてメーカーと同じ事をして売れているのか


メーカー側の希望としては、実際に利用してもらい、その感想を書いてもらうことで商品やサービスの拡散を、口コミで広めることが目的です。

事実、その通りやれば、ある程度ローリスクで販売することが可能です。

しかし、ノーリスクを考えている場合は、アフィリエイトのイベントなどにも行きませんし、可能な限り商品を買わずに販売しようとします。ましてやネットだけで全ての情報を探そうとしてしまうため、「情報商材」に手をだします。

情報商材は不思議なことに4万円のリスクをおかして手に入れたにも関わらず、それがリスクとならないような素晴らしい「買った人の体験談」や「直ぐに取り戻せる」といった言葉を使い、ノーリスクに思考をチェンジさせてくれます。

こうした情報商材を買う人の殆どは、実は「ノーリスク派」の方々ばかりで、最初からローリスク、ハイリスク思考の人は手を出さないことが多いのです。

さて、実際にノーリスク思考のアフィリエイトブログをみてみると分かる通り、買ってない商品を販売します。

つまり、言葉に全く感情がのっておらず、よくよく見るとメーカーのWebサイトの言葉だったりします。これで売れるのか?という点で答えるなら売れません。

ではどうすればよいのか?

大切なのはリアルタイム思考


実際に買ってないものを売るというのは中々難しいことではありますが、それでも売る方法がないわけではありません。

ただし、まずはいま頭の中でカチッと音を立てて入っているノーリスク思考をローリスク思考に変える必要があります。

まず、記事を書いたり、商品を調べたりする時間。

これを、時給換算して見ることです。

この結果、実は今やっていることは、ノーリスクではないということに気がつくはずです。その失われた時間に運動や、趣味、人とのコミュニケーション、娯楽といった事ができたわけですが、まずはアフィリエイトにつかった時間そのものがリスクだということを意識することが重要です。

その結果、それでもその時間を確保し、少しでも収入に繋げたいという思いがあるなら、それはそれで良いのです。こうしてリアルでの時間を考えることで、ノーリスクではないという答えをまず出す必要があるからです。

商品を買わないアフィリエイト


商品を買わないなら、買った人たちの声を調べる事が最も大切です。
ここに時間を使う事で、メーカーのWebサイトで書かれているような単純な商品説明だけを書くような事がなくなります。

もう一つ、実際に彼ら、彼女たちが購入した物を想像し、そして利用している人たちを想像します。

どんな人が、どんな理由で、どう生活が変わったのか。
ここが商品に命を吹き込む重要なポイントです。

これが想像できるレベルまで、徹底的に調べる必要があります。逆に言えば、これが調べられない商品の販売はなかなか難しいと言うことです。

さて、想像出来るようになったなら、今度はメーカー側がその商品の特徴や、良いところを明確に宣伝していますが、それ以外に良い点、悪い点をまとめます。

つまり、メーカーと同じ事を言っても売れないという法則に基づき、別の角度からみた商品紹介を行うと言うことです。

実際にこれをやってみると中々難しいことではありますが、こうでもしない限り、毎日ダラダラと感情も心も、まして別の角度からみたレビューもない記事を書いていても、売れないのです。

時間がリスクであるという自覚が必要


もう既に気がついたかと思いますが、こうした「どんな人が」「どんな理由で買って」「どう生活がかわった」かというレビューは、実は他にも、とてつもなくカンタンに調べる方法があります。

商品を買うことです。
商品を買えば、誰が、どんな理由で買って、どう生活が変わるのかを、自分の言葉で直ぐに書けます。調べる必要などないのです。

一番最初に言った通り、時間がリスクであるという根本的な理解が必要です。

ノーリスク思考が、本当にローリスク思考に変わっていたなら、商品を買うことと、書くための「感情や心」を探す作業が、トレードオフであることがわかります。

つまり、時間がリスクであるという自覚を持つことが大切なのです。

そもそも論を言ってしまえば、そもそも生活の中に本当にアフィリエイトが必要かというところまでさかのぼり、実はバイトの方が圧倒的に効率がいんじゃないか・・・といった面も含めて、リアル活動における時間管理を行うことが重要なのです。

ノーリスクにこだわりすぎると、大切な事が見えなくなってきます。
あなたは大丈夫ですか?

こちらも参考までに。
副収入としてアフィリエイトやブログで稼ぐ為の17のルール

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
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Comments 2

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hiro“goose”ogawa  

はじめまして。
hiro“goose”ogawaと申します。

時間がリスクであるという自覚が重要
の項目が大変ためになりました。

良い記事ありがとうございます。

よかったら私のブログにも遊びにいらしてくださいね!
応援してます!

2013/12/15 (Sun) 00:12

たいち  

アフィリエイトのために読んだ記事でしたが、仕事でつまづいていたことに改めて気づかされ考える時間となりました。とても参考になりました。
有難うございました!

2014/09/05 (Fri) 22:26

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