沈みゆく豪華客船にそっと浮き輪を投じるがごとく記事を書くテクニック
2013年06月28日 公開

あー。なるほどと思った。
そういう記事の書き方もあるんだねと。
個人的に私は記事を書き上げる時、記事を作るためのメソッド的なものを作り上げます。
というのも、どうしてその記事が書けたのかがわかれば、次にその方法が取れるからですね。
つまり今回ご紹介する方法に「タイタニックに浮き輪を投げるテクニック」とでも適当に名付けておけば、あとからその方法で記事を作れるなと思った次第です。
沈みゆく豪華客船
これをインターネット上で活躍するWebサービスに置き換えてくれれば、その意味はもはや説明するまでもないんじゃないかなと思いますが、せっかくなので最後まで書き上げます。
既にこの時点で気がついた方は、きっとブロガーレベル99くらいのカンスト組かと思います。
さて、この沈みゆく豪華客船であるWebサービスとは多岐に渡ります。
また、これは豪華客船であればあるほど効果的であり、粘土で作ったドロの船では意味がありません。
なぜなら、粘土で作った泥の船レベルでは、既に乗っている本人も「あ、これ沈むな」と早めに察知出来るため、そんな人に浮き輪を投げても、既に別の浮き輪くらい用意しているからです。
具体的に言うと、GoogleBuzzというサービスが沈んでも、浮き輪の価値は低かったのに対し、GoogleReaderが沈んだ時の浮き輪の価値が非常に高いという事を表しています。
浮き輪は代替えサービス
つまり、沈みゆく豪華客船に乗っている人は、そのサービスがわりと多くの人を乗せていて、かつ、まさかこのサービスが終わるなんて!!とあまり予測できなかった物に対して、別のサービスをそっと提案することに、一定の価値があるということですよね。
この浮き輪は、勿論ただの浮き輪ではなく、こちらも圧倒的な豪華客船を提案するのが吉なわけですが、たんなるしょぼい浮き輪でも十分に価値があるんだなと、最近のネット業界を見ていて思った次第でございます。
実際にサービスを終了するからといっても、乗客が全くいないから終了するという事はありません。
熱狂的な乗客がまだ残っていても、船は沈むのです。
例えばNAVERを代表するNドライブが終了、といったニュースが有りましたが、そんな時にささっと浮き輪を投げる事で、そこに乗っていた乗客を救済する事に価値が生まれるわけです。
もっとわかりやすくいうと、
普通にある特定のサービスを紹介することにももちろん価値があることですが、沈みゆくサービス名をあえて出し、そして比較し、紹介するという方法には、よりターゲットを絞った記事となります。その結果、付加価値がつき、何倍もの効果を得ることが出来るということですね。
レッツ、タイタニックに浮き輪作戦
とりあえず覚えにくいのでタイタニックレスキューテクとでも名前をつけておきましょうか。
そんな記事を見かけたら、心のなかで「いい浮き輪を投げやがって・・・」と敬意をはらい、これからも情報渦巻くネットを、偏った見方でウォッチして行きたいと思います。
というわけでみなさんもネタをお探しの時にはこのテクニックを思い出してみてくださいね。
それでは、また。