え?情報収集ってアウトプットする為だけにするもんじゃないの?
2013年11月18日 公開

わからないから聞くんだけども。
時折、情報収集の仕方的なエントリーが上がってきたりしますよね。
特に初めてお会いした人たちなんかから、ブログの話になるのは必然的で、同時に情報収集テクを長々とお話されて、ふむふむと聞いているわけですけど、そこで、突然終了する人が、めちゃくちゃ多いように感じます。
収集方法研究員でしょうか?
一体その方法になんの価値があるんでしょうか?
ここでいうアウトプット
アウトプットをそのまま受け入れるとすれば、外にその情報を公開するようなブロガーや、営業トークに使うといった見方もあります。ですが、それ以外に仕入れた知識やアイデア、コツなんかを、日々の業務に生かすために自分なりに加工して、自分の血となり肉となるような情報も入ります。
ですから、必ずしも外にだすためだけに情報収集をするのではないということが、前提です。
で?っていう
一番多いのは、収集方法について、なんの脈略もなく話し始める人。
これには私も何を話されているのか理解出来ず、ただただそのテクニックがだからなんのアウトプットにつながってるのっていう疑問しかわいてこない。
「で?それが何に役立つの?」って思うわけでございます。
結論から言うと、そもそも情報収集って『目的』というファーストフェイズがあって、次にやっと『情報収集』っていうセカンドギアがあり、最後に『活用』というサードギアが存在していなければいけないと思います。
にも関わらず『情報収集』がファーストフェイズにあり、その結果こんな知識や、こんな知識まで仕入れられて、こんな炎上案件とか直ぐに察知できます的な事を言われましても、それは只の自己満足であり、他人からしてみるとわりとどうでもいい様な話となっているわけです。
新聞を読むのは何で?
雑誌を読むのは何で?
漫画を読むのは何で?
多分、何で?って聞くと、それぞれに理由があって、理由がなければ読んでないですよね。
もちろん、娯楽のため、暇つぶしのため、現実逃避のため、そんな理由だって立派な目的です。
テクニックっていうのは、こうした新聞を朝のクソ忙しい時に5分でも短縮するために、いらない情報をカットするような読み方とか、そういうことなんだけど、それは新聞をどのように生活へ活かしている人なのかによって全く変わるわけですよね。
勉強する目的とか色々あるでしょ
自身がいったい何のために情報収集をしているのか。
その目的を果たすためにどんな情報が必要なのか、そして今後のために整理しておく必要があるのかどうかを切り分けて、要らないものは捨てていくべきですよね。
つまり、収集には、もう一つフィルタリング作業も発生するわけでして、それも今置かれている状態や、目的別に様々なテクニックがあると思うのです。
収集が上手いなこの人と思える人は、結局のところいらない情報を様々なテクニックと技術で排除し、自分が生活の上で必要な情報をピンポイントで見つけられていますよね。
実際に特定の目的のために情報収集していたのに、気がついたら2chの「姉が酔っ払って帰宅した結果wwwwwww」とかいう訳のわからない記事を見ていた、なんてことになったら目も当てられません。
そんなわけでして、情報収集研究員の方には、是非とも目的もハッキリと明確にして頂き、目的別にその様々なテクニックをカテゴリ分けをした上で、その話を聞いている人、読んでいる人が、より生活を豊かになれるようなレポートを出していただきたく思います。
皆さんはどう思いますか?
それでは、また。