相手のサイトの順位と信用を下げようとする、パンダでしんだサイトの黒いSEOリンクについて
2013年12月27日 公開

黒いSEOというのは、私が勝手につけただけなので、実際なんていうんだか知らないんですけど、サイトを最適化して、きちんとしたコンテンツで勝負する一般的なSEOと違い、自分のところではたいした事はしないんだけど、とりたいキーワードで上位にいるサイトを、あえて落とすという卑劣極まりないSEOの事です。
既にご存知の方もいると思いますが、今一度勉強がてらどうぞ。
パンダでしんだゾンビのビーム
パルスのファルシのルシがパージでコクーンみたいな単語ですが、以下のような意味です。
Googleのパンダアップデート、ペンギンを経て、実際に怪しげなサテライトサイトからのリンクをかき集め、SEOを調整してきた様々な業者のうち、ごく一部がばたばたと消え去っていったのは記憶にあたらしいところでございます。
この現象を整理してみるとよくわかると思うのですが
怪しげなサテライトサイト達に照らされたサイト(リンクをもらっている側)が、怪しげなことをやっているんだろうと言うことで、駆逐、駆除されてきたわけです。
これは大変素晴らしい事だったのですが、「この怪しげなサテライトサイトに照らされたサイトが消える」という法則を逆に利用しだした者が現れだしたのです。
実際に「SEO」というキーワード戦争を行っている各種業者間で、なにやら不穏なリンクのやりとりがされているという話しを結構耳にします。
つまりどういうことかというと、パンダでしんだゾンビサイトがすることなくなったので、とりあえずビームうっとけという流れで、敵に対してリンクを配りまくるという流れです。「怪しげなサテライトサイトのビーム」を、にっくきSEO会社や、同業者メーカーのウェブサイトに当てて、あわよくばあなたも怪しい業者ですよねとGoogleにアピールし、順位を下げさせようと考えた業者が存在すると言う事です。
ただ、、、
「悪の逆SEO」で順位が下がることはない、というのがSEO界の定説だけど、実際、変なスパムサイトから攻撃されてみると、すげー気分悪いし、相手は相手を蹴落とそうと意図的に張っているから悪質極まりない。裏で「誰」が仕掛けているのか調査しないといけないし、本当に迷惑だ。
— ウェブライダー松尾茂起(松尾シゲオキ) (@seokyoto) 2013, 12月 27
とのことなので、順位が下がることは基本今までの流れではないそうです。
ですが、気持ちのいいものではないですよね。
なんとなく自分はやってないのに、すんごい周りには腐ったゾンビサイトがただよい、リンクを貼りまくっているという事実が発生すると、それ自体がネタになりますから、だれかがブログで記事なんかに書き出すと、順位は下がらないけど信用を落とすような攻撃と言えます。
明らかに営業妨害ですよね。
あともう一方の意見としてこんなのもあります。
さっきの件の追記。自分のサイトの発リンク加点をコントロールするために「オーソリティの高いサイト」へリンクを張る戦略もあるので(どれだけ効果があるかは不明)、本人には悪気がないケースもあるかも。でも、張られた側からすると、変なリンクの張り方をされると気持ち悪いのです・・・。
— ウェブライダー松尾茂起(松尾シゲオキ) (@seokyoto) 2013, 12月 27
怪しいサテライトサイトが、怪しいところにリンク張っていると、もろ怪しいので、逆に価値あるサイトへのリンクを貼るパターン。
いやいや、深いですね。
なんだか色々と気持ち悪いでが、皆さんはへんなリンクを大量に貰ったりしてませんか?
それでは、また。