ホームページを作る人のネタ帳

プロブロガー二人と、Webサービスで生活している人とで怪しいお店にいきブログについて語った結果

ブログ論
どうもこんばんは。

私です。@Yamada_ntです。

先月、またもやこの辺鄙な北海道の旭川というところに、ブログで生活しているお二人が遊びに来ました。
ツイログや、Web業界で知らない人はいないんじゃないかというSEOツール「SEOチェキ」の生みの親であるロプロス氏と、私とでお出迎えをし、怪しげな店に行って参りました。

今回遊びに来ましたのは、「おまえは」で検索したら出てくる
おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?の牛さんと
め~んずスタジオのアスカ氏です。

そこは本当に怪しい居酒屋でして、隣と隣の区切りがカーテン一枚で話し声は余裕で聞こえる感じで、入り口にはレースのようなうっすらとした布切れがぴろっとある感じ。なんかほんと、イヤラシイことをするお店を買い取ってそのまま居酒屋にしちゃいました♪みたいな雰囲気のお店でした。選んだのは牛さんですと言っておきます。(単に寒かったから近場に入っただけかもしれません)

結論:ブログは更新はしなきゃ駄目だ


これね。

このあすか氏と牛さんは私よりもブログできっと稼いでいるに違いないお二人です。
彼らの話しを聞く限り、私はブロガーとしてまだまだだなと感じましたし、ちゃんとブログを客観的に見ることができ、そして何が足りないか、何を追加するべきかを科学しています。

そんな彼らの話しを聞いた結論が、ブログは更新しなきゃ駄目なんだと言うことです。

なんでこんなことをいうのかって言うと、私は更新よりも記事のクオリティの方がはるかに重要であるという事を昔ほざいておりまして、ネタフルさんとも軽くもめた経緯がありました。もめたというかイチャイチャしたというか。

具体的には、一日呼吸をするかのごとく7記事から15記事なんていう大量の記事を書けるネタフルさんのインタビュー記事があったんですが、それに対して、そんな毎日毎日記事なんて書けるわけ無いだろう、無理にきまってるだろうアホか的な趣旨の記事を書いたわけです。

するとネタフルさんもカウンターパンチの記事を書いてきまして、ネタ帳のように、毎度毎度ハテブされまくるような記事を書くなんて不可能に近いだろうがアホかというお返事を頂いたわけです。(当時はかけば100~1500ハテブがつくという状況でした)

今でもその考えはそんなに変わってはいませんが、ブログで生活をするという1点を考えると、たくさん更新しなきゃ駄目なんです。そりゃそうだ。それで生活するわけだから(笑)

書かないということはそれで生活する気がないという事と一緒ですよね。

記事数か、クオリティか


ほいで、2年か3年前に、WebクリエイターボックスのMana氏との間でも、更新かクオリティかで話し合った事がありまして、やはり無理をしてでも更新をするべきだなと思うようになったところで、Mana氏は「クオリティのほうが最重要項目であって、そんなに更新してたら1記事にかける時間がそれだけ低下してしまい、意味がない」という様な事を言われ、ぐぬぬとなっておりました。

そうこうしているうちに、ブログ経由で様々なお仕事が入るようになりました。お仕事が入ればそれだけ忙しくもなります。そして収益も一時的にではありますが増えます。

しかし、ブログと違って定期的に入ってくるとわかるものではありません。つまり、いつ消えてなくなってもおかしくない仕事というものもあるわけですよね。当然です。

仕事が増えて収入が増えた喜びを噛みしめるよりも、ブログの更新が減り気味になっている事に、異常なまでのストレスを感じるようになってきました。つまり、「定期的な収入源の仕事」に対してかけるべき時間を減らしてしまった事に、ストレスを感じていると言い換える事もできますが、よくよく考えるとそうではありません。

事実、書いても書かなくてもGoogle先生がいる限り、そんなに収入が落ちるわけでは無いからです。

そして考えました。このストレスの正体を。

ブロガーとして生活するようになったのは何故か


これに気づくきっかけとなったのは、牛さんのある一言でした。

だって気になるじゃないですが、何を書いたらどんだけ売上あがるのかとか、どんだけPVが上がるのかとか、どんな媒体で紹介されたのかとか。


当然です。気になるはずです。特にブログで生活している人が、売上を気にしないわけが無いんです。
ちゃんと毎日確認するそうです。これはWebサービスで生活しているロプロス氏も同様です。

二人でAdsenseの売上をiPhoneで確認しあい、そして見せ合っていました。完全にまわりからみればイチャイチャしている感じです。

め~んずスタジオのあすか氏も同様です。

売上が苦しい時もあるそうですが、自分がまず得意とする記事をそういう時に書いたり、マニアックだけど売れ筋のもの、さらに便利なものを発掘して紹介したりすることも大事と。

実際に記事を書いてみると、マニアックな検索でひっかかって表示される記事もあります。こうしたキーワードにもスポットをきちんとあてて、その検索ワードを解決する記事もつくったりするそうです。さすがです。

今まであったプロブロガーさんも同様に売上に振り回される記事の書き方はしないが、売上を気にしない人はいなかった。

しかし、私はあまり気にしたことがない。

決定的だった。

私は今まで、iPhoneでAdsenseの売上など確認したことが無い。そもそも毎日売上なんて見ちゃいない。

ブログで生活したいというよりは、ただただ書きたいから会社員というものをやめたんだということを、改めて思うようになりました。会社員のころもそうですが、とにかく自分が思った事、感じた事、学んだ事を吐き出すことに、一定の快楽を得られる性格なんだという事ですね、多分。

だからこそ、忙しくなって、売上もなんか毎年あがってきても、どうしてもストレスを感じる。

その正体こそが、ブログを書かないことへのストレスなのかなと思った次第です。

なんとなくですが、忙しいという漢字は心を亡くすと書くという言葉を思い出して、あぁ、なるほどと思ったりなんだりしました。

で、何で書かなきゃ駄目なのかという結論がでたのか


2007年からブログを書き続けているのでわかります。

売上は、書かなきゃあがりませんし、サボれば2~4ヶ月後に落ちるということです。

皆さんによく聞かれます。

ブログで生活するためになにか気をつけることはあるんですかって。

書くことです。書き続けることができれば、ブログで生活はある程度出来ます。
書き続けていくことのスキルが最重要項目なんですよね。これだけ多くの人がブログを書いているといっても、やはり書き続けることが出来ない人のほうが多いんです。私を含めて。

また、同様に書くことに一定の快楽を得られる人でなければならないような気もします。書くことにストレスを感じるようになったら、別の仕事を探したほうがいいかもしれませんね。

この書くというサイクルは私にとっても素晴らしいものです。
事実かけば売上は上がる。人もたくさんくる。たくさんの苦情、クレーム、同意、共鳴、共感が得られる。これが得られるからこそ、次の記事へのヒントとなる。

そして売上もあがるから、また書きたいだけ書ける。

このサイクルをもっと大事にしていかなければならないなと、今回旭川にわざわざお越しいただいた牛さんとあすか氏、そしていつも温泉に旅に出ていて旭川にほとんどいないんじゃないかと思っているロプロス氏に気づかせていただいた次第です。

皆さんもブロガーだからとかそういうのぬき、やりたいことをするために会社をやめて起業した人もたくさんいると思いますが、やめた時の明確な理由、初心というものを今一度思い出してみるといかがでしょうか。

なにか忘れていたことを思い出すきっかけになると思います。

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
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Comments 1

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名前を名乗れない人  

当たり前だけど必須な事なんですね、ところで…

「プロプロガーニ」人と読んだのは私だけでしょうか
新しい造語か!と思ってしまいました

2014/03/26 (Wed) 13:15

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