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眠らせ、聞く耳を奪い、見る力を奪う闇の講師による「闇のパワーポイント」

闇の講師になるための方法
闇の講師とは
  • 会議などの戦闘中でも相手を眠らせ、闇に誘う
  • 見ている者が、一体なにを見ているのかすらわからなくなる幻術
  • 大事な話をされているはずなのに、一切に耳に入らなくなる呪いの壁画を使う
闇の講師がおりなす闇のパワーポイントをまとめました。

闇のパワーポイント


とにかく派手だ
派手だ
相手の視界を一時的に変な状態する力がある。
この画像の後に、同じように違う画像を見せられても、何故か残像が残っている事も多く、とにかく見づらくなる。
何度も見返して、目がチカチカするとおもったらやめよう。

変なところで区切る
変なところで区切る
文章がストンと入ってこないため、読み直しが発生し、悪魔の壁画をみる時間が増えてしまう。
その為、語り手の話を集中して聞くことができなくなる。
たとえば「、」やかっこ等のサイズを変更したり、テキストサイズを変更して、きちんと折り返せる場所で折り返すようにしよう。

長い
長い
まさに悪魔の壁画と呼ばれる闇のパワーポイントを代表するもの。
とにかく文章が長いため、資料を配ったほうが50倍早いレベル。人は文章を読みたいのではなく、話をききたいのだ。

書き言葉を使いすぎる
書き言葉と話し言葉
いわゆる話し言葉と書き言葉というものの違い。
例えば、上の例を話し言葉でいうと

B5型の小型ハードディスを収納可能な製品がありましたが、1つでなんと8つものハードディスクを収納することが出来るようになりました。
今までよりもはるかに小さなスペースで運用できますよ。

同じことを言っているにしても、話し言葉のほうが圧倒的にわかりやすく、書き言葉を話で聞くとわかりにくくなります。兎にも角にも、話す内容よりも、真っ先にパワーポイントを作る人はとにかく話す内容がパワーポイントにそって話すため、書き言葉で説明することが増えます。

これは、話し手自身が、闇のパワーポイントに振り回されているということです。

プレゼンが原稿だ
プレゼンが原稿だ
「長い」とかぶるものはありますが、それとは別に、プレゼンを原稿代わりに作る闇の講師もまだまだたくさん目にします。
そもそもプレゼンに原稿を用意すると、話に抑揚がなくなり、眠りを誘うものになってしまいますので、大体の人はメモ程度を持込み、あとは練習をして覚えて挑むのが普通です。

それを更にひどくしたのが、このプレゼンの原稿化です。
講師は、これをそのままひたすら読みますので、何のために会場に参加したのかわからなくなります。

闇の講師はレーザーポイントを好む
レーザーポイントよりも棒
レーザーポイントが悪いわけではないのですが、レーザーポイントを使う人の殆どが、PCの前に張り付いたまま、ポイントだけを指し示す事があります。
そもそも指し示す必要があるほどごちゃごちゃした物を見せる時点で闇に一歩近づいているわけですが、それをさらにひどくしてしまうのがレーザーポイントの怖いところです。

少なくとも指し棒なら、そこまで行かなければなりません。その間、話を聞いている人たちは、驚くほどあなたの話に集中してくれるようになります。

読めない
読めない
どうだこんな漢字も知っている物知りな私のありがたい話を聞きなさいという感じでお話してくる人は、闇の講師です。

理解するのに時間がかかる
理解するのに5秒以上かかる
話をしている最中の5秒ってかなり長いです。ものすごく長く感じるはずです。
これをたかだかスライドごときに5秒以上とられるとはもったいないです。
また、5秒以上かかっても理解できない場合は、結局そこで「話についていけない」という現象が起こります。

そもそも
パワーポイントって要りますかね?
そもそもパワーポイント使わなきゃと思っているその考え事態が間違っているかもしれませんよ。固定概念と言いますか、説明にはパワポがなければ無理という事は一切ありません。

だから、パワポを柱に考えると、こうした闇の講師が誕生するのではないかと私は思っています。時にはホワイトボードで頑張って説明してみるとかも考えてみるといいと思います。

そうすると自然とストーリーや、わかりやすく説明するために何が必要なのかを考えるようになるのでは、と思うところであります。

まとめ


世界にはびこる闇の講師達と闇のパワーポイント。

おんなじことを話しているのに、面白く記憶に残る話してもいれば、一瞬で眠りを誘う講師もいます。できればひとりでも多くの闇の講師を撲滅し、もっと話に集中出来る環境を整えることができればと日々思います。

ただひとつ、一つだけ注意していただきたいことがあります。

「講師たちのパワポが悪かった、スライドの出来が悪いからわからなかった。」

と、思ったことはありませんか?

これって逆に言えば
「あなたたちがきちんとしたパワポを使い、スライドを作り、面白おかしく話をしてくれれば、わたしのような高貴な人間は理解できるのに、残念です」という思い上がった考えにたどり着いている状態かもしれません。

こうした方々に共通する点は、それってググれば2秒で調べられますよねッて言うことも調べもしない人が多く、視聴側から、講師という逆の立場になった時、パワポさえしっかり作れば伝わるはずだ、と言った思い上がった回答を導き出す危険性もあります。

是非気をつけてください。

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
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