ソシャゲ馬鹿でパチンコ馬鹿の君にどうしてもいいたい事
2015年08月15日 公開

ソシャゲ馬鹿。
ソシャゲ馬鹿でありつつパチンコ馬鹿の君に言いたい。
先月、金を貸してくれと言われ、生活費に困っているということで、わずかだが貸したわけだが、今月、返すどころかまた貸して欲しいと訪ねてきた。君には正直に馬鹿なのかと言ったわけだが、理由をきいたらどうしょうもない。
正直パチンコは嫌い
これはあくまで個人的な感情ではある。
私はパチンコが嫌いだ。
そもそもあれだけCMを流せるほど収入のあるパチンコ業界に、わざわざお金を納めに足を運ぶ事が滑稽だなぁと思うからです。
ただし、これはあくまで個人的な感情であって、別にそんなことはたいした問題ではない。
例えば趣味でゲームを買ってきて、ひたすらゲームをしているのも一緒だし、レジャーランド施設に足を運び、入園料や使用料をはらって遊ぶのも、なんら大差ない。
いやいやレジャー施設はなんか得るものがあるだろう・・・っていう人も居るだろうけど、前に会った人は麻雀は本当に色んなモノが得られるがパチンコにはそれがないから下等とまで言い切る人もいた。
それは人によって麻雀もパチンコも一緒だろう・・・という人だっているだろう。
ソシャゲの当たるか当たらないかわからないガチャのために月5万や10万入れる人もいるわけだし、パチンコだって、やっている本人が楽しいと思えるならば、周りの人間がとやかくいう必要性などどこにもない。
私がiPhoneにリトルノアを入れて、3万課金しようが、誰かにとっては馬鹿に見えるだろうし、誰かにとってはどうでもいい話にもなる。
つまりソシャゲやパチンコやっているから馬鹿と思っているわけではない。いや、いい意味で馬鹿であるとは思っているけども。
問題は、こうした娯楽や趣味に対して、我慢するということが出来ない状態が馬鹿であると考えている。
「楽しい」はルールに守られているから楽しい
小学校の時の先生に言われたことだけども、
「どんな楽しいことであったとしても、ルールの上でしかやってはいけません」
という考え方。
例えば盗みが楽しいってことだったとしても、それは日本の法律が許さないわけで、自分の楽しいが、誰か別の人に大きな迷惑となり、悲しみを追わせるような事ではいけない。
近隣に人が住んでいない夜の海で大はしゃぎしようと、そこら中にゴミを捨てて帰るようではただの馬鹿となりはてる。誰かがそれを綺麗に掃除してくれるのかもしれないが、ほとんどがボランティアであり、迷惑をかけている上で楽しむというのは間違っている。
この観点から、ソシャゲやパチンコにいくらその人がお金をつぎ込もうとも、周りに迷惑をかけないならどんどん楽しんで頂いてもいいわけですよ。
ところがだ。
聞くと家族からもお金を借り、私からもお金をかり、そして返せない、挙句の果てにクレジットカードにも手を出すその理由が、ソシャゲ「バトルガール」のよくわからん女の子の水着アバターガチャを引くためとは恐れいった。
しかも、その「ガチャを引くために借りたお金」を「ガチャに使うと返せなくなるので、パチンコにいって全部すられ」、それでも「どうしてもガチャを引くためにクレジットカードでお金を借りる」という。もはやレベルが高すぎて何を言っているのか理解するために、それはそれは壮大な時間がかかるほどだ。
お金を借りるということはもはや生活費も圧迫するほどであり、たとえ社会人として収入があろうとも、君の望むその彼女の水着アバターをきた姿の為に、他人に大いに迷惑をかけるようであれば、君にはその水着を来てとても可愛くなったバトルガールの彼女と楽しむ資格は一切ないということになる。
働いているから働けとは言わないが、その生活水準でどうしてもその水着アバターを着た彼女が見たいなら、夜の仕事増やせとしか言いようがない。
君「しかし返す当てはあったんだ!」

君の片手に握られたスマホの中のバトルガールというアプリの中にいる誰かしらん彼女を否定するつもりは一切ないが、要するに君はその彼女と釣り合う収入を得ることが出来ないわけだから諦めた方がいい。
そう、そう言ったんだ。
すると先々月は4000円でお目当てのカード服が出たんだけど、今月は11万つぎ込んでも出ないから・・・というまさに運との戦いを語り始める。
つまり彼の言い分としては、次のレアキャラアバターもこんなに出ないなんてことはないから、とりあえず出ない今だけ、今だけ借りれれば来月は余裕、そう語りだしたわけです。
その為に、さらに運に左右されるパチンコに行き、塵となってお金を借りに来た。
そうか、そこまでは分かった。
じゃぁなぜ2ヵ月連続で貸してくれという話になるのかと。
すると、今月もアバターが出ないんだ・・・
馬鹿か。
馬鹿なのか。
家族を含めて周りに迷惑をかけるその彼女とは縁を切った方がいい。ゲームの中のキャラにこんな事をいうことになる時代がくるとは思って見なかったかが、君にはその彼女は高嶺の花だ。
君は私が怒っている理由がよくわからないと言いました。
来月はお気に入りのアバターが出ないかもしれないし、出てもすぐ当たるかもしれないから返せるという、驚くほどシンプルな返済計画を教えてくれましたね。
だから怒る理由がわからないと言いましたね。
わたくし、お茶を見事に吹き出しそうになりました。
とりあえず私の気持ちはここに全力で書いておきますので、ひと通り読んだ上、もう一度その水着が激しく似合うという右手におさまりし伝説の彼女と相談し、この先の人生について考えなおしていただければと思います。
楽しむ権利は平等にありますが、周りに迷惑をかけながら楽しむなど、今の状況では君に楽しむ資格は一切ありません。
またこうしたソシャゲ馬鹿が生まれてしまうようなゲームも出来れば滅んでいただきたく思います。
それでは、また。