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絶賛「Youtube有料化で動画が無料で見れなくなる」デマが拡散中ですが、正しくはプレミアムプラン追加の検討です

Youtube有料化のデマ
Youtubeが有料化する。
閲覧者はお金を払わないと見れない。
有料化したらだれも動画みてくれない。

などといった声がTwitter上で賑わっていますが、結構おどろきのデマです。

Youtube全体のサービスが有料化するわけではありません。また、一部のデマ記事からスタートして、Twitterでもいまや「Youtube有料化」がトレンド・キーワードまでなっちゃいました。すごいです。

正しくは、有料オプション追加であり、さらに細かい仕様の導入が決定ではなく、検討中です。

どうしてこのデマが発祥したのか


事の発端となったのはおそらくこれではないだろうか。
マスコミ報道、YouTubeが有料化へ、2015年末までをめざす

世界最大の動画共有サービスYouTubeは2015年末までに有料化に切り替わる構え。インターネット通信のThe Vergeが報じた。

まずサービスは閲覧回数の高いコンテンツの製作者に向けられるもの。閲覧回数の高い動画の製作者は、有料登録を済ませたユーザーのみ、動画にアクセスできるようにする。
このほか、こうした動画製作者は、YouTubeが動画閲覧の登録者から受け取った資金から一定のパーセントを受け取れる。こうすることで動画製作者も広告費ではなく、閲覧者から直接的に収入を得られるようになる。

有料閲覧登録を済ませたユーザーは広告なしのビデオを閲覧できるだけでなく、インターネット回線をつながない動画も見ることができ、有料登録を済ませていないユーザーにはアクセスが禁じられているコンテンツへのアクセスができる。
これより前、YouTubeは有料音楽サービスのMusic Keyのベータ・バージョンを開始している。

信ぴょう性と、正確性に抜群の問題があると言われている、もと、「ロシアの声」あらため、sputniknewsがソース元となっている。これは、日本の虚構新聞社とマスコミのちょうど中間に位置するサイトで、どこかに正しい情報があり、どこか微妙に(おそらくロシア語から日本語化する時にいつも手違いで変な翻訳されている気がする)可愛らしく間違った情報が含まれています。

sputniknewsはこの可愛らしい間違いをお楽しみいただくサイトです。

なんだか私のブログみたいですね。

Twitterでは阿鼻叫喚


ざっと検索して見ただけで1000件近くの方がこちらのデマに踊らされていました。








正しくはプレミアムコンテンツ作成と、そのコンテンツへのアクセス権が売り


この記事にはソース元は書かれていませんが、おそらくというか間違いなくソース元記事はこちらです。
YouTube as you know it is about to change dramatically | The Verge
はっきりと書かれていますが、Youtubeは基本無料。これは変わりません。
ここに音楽コンテンツや映画コンテンツといった独自の有料コンテンツを検討。さらに、高視聴率をたもつ動画配信者達も、有料と無料の動画配信に選択を持たせることを考えていると。これによって、配信者にも多くの利益が出やすい仕組みを作りたいというのが目的。

つまりニコニコ動画のプレミアム化みたいなもんです。

また、プレミアムユーザーは、こうした独自コンテンツへのアクセスの他に、オフラインでも動画が楽しめるよう、ダウンロード可能にする事も視野に。これについては、レンタル制かもしれませんね。

さらに、あのうざったい広告をプレミアムユーザーはカットすることができます、っていうプランの追加を2015年中に目指しています、みたいな記事です。

言い換えると、お金を払えば、現在のYoutubeよりも、もっと楽しめますよ!っていうプランです。

英語が一度、ロシア語に訳され、そこから日本語化されて「Youtube有料化年内にも」となってしまったのではないでしょうか。

そんなわけで、安心して下さい!無料です!

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
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