昨今のSEO疲れ|情報の上塗り合戦における3つの兵法
2016年11月08日 公開

今に始まった事ではないんだけどね。
Google検索っていうのは昔からそういうテクノロジーでできていて、SEOを追いかけている人のやつれっぷりが半端ないなと思うわけです。
あなたにとってコピペとは何かと聞かれた時、それは単なる文章のコピーペーストなのか。
それとも、たまたまテレビで見た情報をそのまま書くことなのか。
はたまた、ツイッターで見かけた情報を、貼ることなとか。
定義は人それぞれ違いがある。
例えばツイッターの情報も、他の人も同じようなことを言っていて、そういうのをまとめることで、「それはコピペではない」と言う人もいるし、テレビも情報だって、自分で一度理解して、別の言葉で伝えることでコピペではなくなると考える人もいる。
ネットにおいては、他人が書いた記事を見て、その内容を別の言い方、比喩、比較などを用いて書くこともあるが、それをコピペと言う人もいれば、全く違うと考える人もいる。
でも、どちらが正しいとかと言う正義の話ではなく、神、いわゆるGoogleの支配はどうなっているのかと言う点。
1つの有益な情報から2つの有益な情報へ
いくつかある上塗り合戦の兵法の一つ。
例えば、1つの情報を、どのように言い換えて伝えてもそれは1でしかない。そこに価値はない。
でも、1つの情報を元に調べて、さらにもう1つの情報を肉付けすることで、価値が生まれる。
そんな歴史を繰り返してきているわけです。
もちろん、サイト自体の評価も一定の価値を見てくれているので、全く同じ1と1の記事であろうと、私が書くのと、Yahooニュースが書くのとでは、価値が違うことくらいはわかると思います。
同じように、同一のブロガーであったとしても、歴史やこれまでに書いている記事の内容により、価値が異なるわけです。
そうなると、歴史のないブロガーが、歴史のあるブロガーに勝つためには、1ではなく2以上で勝負する必要があります。とても単純な戦いですが、あなたが目指すブロガーがいたとしたら、そのブロガーが書いたものを2にして描き続ければ、いずれはそのブロガーよりも価値があるとGoogleは認めてくれるわけです。あ、もちろんコピペ勝負ではなく、あなたの言葉に直す必要があります。情報を一度理解して、分解し、再構築するスキルは必須です。
それができるなら、Google検索なんて簡単なんです。
1つの情報を深く掘り下げる
これもアフィリエイト業界でよく聞く不毛なSEO合戦の一つ。
アフィ記事における検索上位記事をターゲットに、内容をさらに掘り下げて記事を作り込む兵法。
こちらも割と努力している人が多くて、
ベース記事
↑
記事内容をおおよそ盗んで掘り下げて書く→上位表示に!
↑
記事内容をさらに盗んで、さらに掘り下げて書く→上位表示に!
↑
記事内容をさらに盗んで、もっとわかりやすく図解までつけて書く→上位表示に!
と言った具合にですね、どんどんGoogleの思い通り、良質であろう記事が出来上がるわけです。実際はその強引な手法により、ユーザー様に本当に良質と呼べるのか怪しい記事が生まれるわけですけどね。
2つの情報を1つに
似たような情報とは色々あるものです。
でも、そのいいところ、核となっているコンテンツ部分を両方からパクリ、一つのわかりやすい記事にする兵法。
集めてはまとめ、集めてはまとめる。
そんな日々。
ずーーっと続く
もうなんだか疲れてきてる人をよく見かけるんですね。
わたくし、他のメディアでも記事書いたりするんですけど、Googleの情報って本当に色々操作されてるなと実感します。
でもね、わずか数行でも面白いものは面白いし、わずか15秒の動画でも役に立つものは役に立つんだよね。
そう言う情報との出会いって結局もうSNSでしか手に入らなくて、SNSだけ考えてSEOはおまけ程度で運営しているサイトやブログっていっぱいありますよね。
どっちもコンテンツが充実してればそれでいいわけで、そう考えるといつまでもSEO合戦で消耗しててもしょうがないんじゃないかなーって思うわけです。
それでは、また。