MacBookからWindowsに出戻りした時の設定変更|マウススクロール逆にしたりキーボードの設定変更したり
2017年02月20日 公開

先日書いたとおり、HP EliteBook Folio G1を使うようになってから、やっぱりトラックパッドの使いにくさがどうしても気になりまして、マウスをつかうようになりました。
で、MacBook Proのトラックパッドを一度でも使ってしまうと、マウスがかなりめんどくさいです。
めんどくさいというかすごい疲れます。
いままで手首だけひねれば操作が可能だったトラックパッドが、今度はキーボードからマウスまでの距離を腕の力を利用しなければならないため、挫折しそうです。
カスタマイズしているので同じような値段ならやっぱりMacbookのほうが良かったと思いますが、どうしてもWindowsでなければならない理由があったため、致し方ありません。
というわけで、とりあえずそんな環境になるのは仕方ないとして、可能な限り今までやっていた利便性をWindowsに持っていけないものかというのが今回のテーマです。
パッドのそれなりにいいとこ
Windows10になり、またパッドも少しだけ進化しております。
例えば3本指タップでCortanaを呼び出せたり、4本指タップでアクションセンターを呼び出せたりでき、さらに、3本指を上にスワイプすれば、開いてるウィンドウの一覧がみれたりします。このあたりはmacにあった機能がやっと来たかという感じですけど。

また3本指を下にスワイプするとデスクトップ表示になります。すべてのアプリを最小化することが簡単にでき、この状態で3本指を上にスワイプすれば、もとの状態に戻せます。
さらに、3本指を右にスワイプすると、今開いているウィンドウの前のウィンドウを表示というわりと便利な機能があります。
また、3本指を右にスワイプしつつ指をパッドから離さなければ、[Windowsキー]+[Tabキー]と同じ効果が得られます。
実際便利な機能ですよね。パッド使うときはしょっちゅうお世話になります。
あとは2本スワイプでマウススクロールと同じ効果です。
ただ少し違うのは、アプリケーションによってスクロール速度が全然違うという点です。
これほんと酷いです。
Windows10の標準ブラウザ、Edgeなら、2本指を右にスワイプすれば、「ブラウザの戻る」、左にスワイプすれば「ブラウザの進む」機能が使えるにもかかわらず、GoogleChromeでは使えません。汚い。大人の事情なのかテクノロジーの問題なのか知りませんが滅びろと思います。
Windows10なのでバーチャルデスクトップも標準で構築できます。このデスクトップ間の移動が、4本指の左右スワイプです。
どうですか。いままのでパッドよりはまだ良くなりましたよね。
おまけとして付け加えると、Windowsならではの「Deleteキー」。君は本当にいい仕事をすると思う。
だめなところ
すごい駄目なところというか、本当にMicrosoftという会社はWindowsを使っているのかと疑いたくなるんですが、せっかく3タップ、4タップ、スワイプなどの動作があるにもかかわらず、その設定が
1)Cortanaを呼び出す
2)アクションセンターを呼び出す
3)設定しない
この3つしかないところです。正直悲しいです。

こんなん誰だって笑ってしまう。
もうちょっと選択項目増やしてほしいところです。
タブ移動とかもショートカットキー使わないといけなくなりました。このあたりが不便かなぁ。
一番致命的だなと感じるのは、解像度の違うモニターに接続すると、どちらか片方が汚くなる。
これはデバイスの問題なのか、Windows10homeの問題なのかわからないけど、少なくともMacbookはどっちもきれいで、見やすく美しいです。見慣れてしまうと、その差は歴然で、かなりストレスを感じます。
もう一つあげるなら、モニターを閉じたスタンバイ状態での消費電力の差。
MacBookは持ち運にする時スタンバイにしててもさしてバッテリーは減らないんだけど、WindowsPCのモバイルはなぜかスタンバイ状態でもバッテリーがもりもり減る。ポンコツか。
MacbookからWindowsへの移動の障壁
個人的に思うところは以下の通り。
・変換キーは、ひらがな入力へ切り替えにしたい
・無変換キーは、英数字入力切り替えにしたい
・左Altキーは、左Ctrlキーにしたい
・左Winキーは、左Altキーにしたい
・左Ctrlキーは、Winキーにしたい
・右Altキーは、Winキーにしたい
・マウスのスクロールを上下逆にしたい
というわけで可能な限り以下の方法でやりました。
キーボード変換
ひとまずKeySwapを使います。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se228667.html
こいつはキーボードの配置をレジストリから変更してくれるので、変更後のストレスが全くありません。
Windows10での動作報告もあり、実際つかってみると普通に動きます。

起動するときはそのままクリックせず、右クリックしてから「管理者として実行」を使ってください。
これでないと起動しません。
とりあえずこんな感じの設定。


あとGoogle日本語入力をいれて、変換キーだけいじる。

入力のところを一回クリックするとソートされるので、「Henkan」を探し、そこを全部ひらがなに入力切り替えに変えれば、とりあえず変換キー押すと強制的にひらがな入力に切り替わるようになります。あー便利だ。

マウスのスクロールを逆にする
Cortanaさんに、「regedit」と聞けばレジストリエディタが開けます。

Windows7とかだとファイル名を指定して実行から検索をかけてください。
あとはこちらの記事を参考にするとできると思います。
Windows のマウスホイールのスクロール方向を逆にする方法
こんなところでしょうか。
だいぶWindows10ちゃんも違和感なく使えるようになりました。
本体性能について
本体はCPUとSSDのカスタマイズを行っているので、MacBookよりはるかに高速でストレスフリーです。
大体のことは「アイデアをパソコンやタブレット、スマホにテキストとして書いても全然役に立たない」におまけとして書いておりますので参考までに。
それでは、また。