Twitterの迷惑なアカウントをブロックしただけでアカウントが逆に凍結させられる理由
2020年07月29日 公開

特に長々と書く必要はないのでさくっと解説します。ここ数日、Twitterでブロックするとスパムポリシーに抵触して3日間機能制限されるユーザーが増えています。
— ツイッターの不具合お知らせ垢 (@twi__info) July 27, 2020
機能制限されるとフォローやいいね・リツイートができなくなるのでお気を付けください。 pic.twitter.com/nVq3tm8NIS
原因はスパムブロックアタック防止機能
そもそもの原因は、ひとつのよくわからない仕様があって、その仕様に対して新たに機能を実装したことで、このような歪みが生まれました。
その原因となったのが、集団で1人のアカウントをブロックすると、そのブロックされたアカウントが、迷惑なアカウントとして認識されてしまい、凍結に追い込まれるという仕様です。

これを通称スパムブロックアタックと言います。
もう見ただけでわかると思いますが、この機能が普通に考えてどうしょうもない仕様で、気に入らないアカウントがあったら、複数アカウントでブロックして凍結に追い込めるということです。これでは、悪意あるユーザーから身を守ることができません。
今回、この仕様を少しでも改善するべく追加されたのが、複数人で1人のアカウントをブロックするのは、攻撃(スパムブロックアタック)とみなし、そんな悪い奴にはペナルティとして3日の凍結を行うぞというものです。
が、よくよく考えると、迷惑なアカウントというのは、そもそも複数からブロックされるものです。
その結果、こうなりました。

つまりこれが、「ブロックしたらアカウントが凍結された」の原因です。
ブロックするときは、正当な理由をつけて合わせて通報もした方がいいかもしれないという意見も多く出ていますね。ただ通報しても凍結した人もいましたけど。いずれにしても正解がわからないので、落ち着くまで気軽にブロックもできないということで・・・・。
皆様もお気をつけて。
それでは、また。