iGoogleにさらっと個人情報の一部をもっていかれた。きっとこの先の広告展開に使われますよね

グーグル、「Personalized Home Page」の名称を変更へ--新機能も追加
Googleパーソナライズドホームページが、iGoogleという名称になった。
ためしに使ってみたけど、さらっと個人情報を聞かれ、無意識に入力してしまった。
これは私だけじゃないのは確実です。
それも無意識に。
iGoogleになったパーソナライズ
そもそもパーソナライズは、個人個人に合わせた、というもの。
パーソナライズ検索は、私たちの生活に確実に入り込んでくるものとなるでしょう。
自分が検索した履歴を元に、人それぞれにあわせたキーワード検索結果を表示するパーソナライズ検索。自分の検索履歴と言うのを確認してみたら、それはもう人に見られたらなんとなく嫌なものまで、Googleは記憶している。
どこかの記事で紹介されていたもので、参照元を忘れてしまったのですが、果物の情報ばかり集めるあなたが、『アップル』と検索キーワードを入力すると、MACでおなじみのアップルではなく、リンゴに関する情報を検索結果に持ってくると言うものです。
この事実はSEOやGoogleページランクの競争文化を破壊しかねない程のものです。
あなたのサイトが、あなたが検索すれば上位に表示されても、他の人が検索すると出てこないと言う事だからです。
Googleの狙い
インターネットのスタートページのっとりと言うのがGoogleの趣旨かとも思えます。
日本ではスタートページといえばメーカーのサイト。又はYahooです。
アダルトサイトなどでも、18未満はなぜかYahooに帰る世にも不思議な文化がある。
パーソナライズはYahooと違い、自分のほしい情報を確認しやすい。
トップページには自分の良く見るサイトのRSSを張っておけば、いつでも新着情報を確認できる。これは便利です。
その他色々と時計等、便利なものを自由に出し入れできる。
それをインターネットを起動したら一番最初に確認するのがベターと言うのがパーソナライズの狙いではないかな。
IGoogleになって変わった事が一つ
テーマを選べるようになったんです。
テーマを選ぶと外見が変えれるわけです。
※ここで画像を使って説明したいところですが、Googleのロゴはいかなる理由があろうと使えませんので、説明のみにさせていただきます。とりあえずGoogleのロゴを思い切り堂々と使われている方、ご注意を。
そしてこのテーマを変更すると次のようなことを聞いてきます。

思わず旭川と入れてしまった。
すんでる市をものすごい軽く聞いてくるんです。
ここにはこんな風に書いてあります。
このテーマは現在地の時刻に合わせて、日の出や日没などを見ることができます。
『おお、このテーマは日没とか確認できるんだ』等と思い軽い気持ちで入力しましたが、他のテーマも実は全て聞いてくることに気が付きました。
つまり、私という人間が旭川市にいると言うことを軽く聞かれ、軽い気持ちで答えてしまったんです。
パーソナライズ検索と住んでいる所の情報がもたらす事
確実にGoogleの狙いの一つが、住んでいる所を聞く事だと言い切ってもいいです。
広告産業の手を、たったこの数行の文字と、日の出や日没などを見ることができるという機能だけで、一気に広げる事を可能にしたGoogleの革新的なアイデアだと思います。
パーソナライズ検索の特徴として、一人一人検索結果を記録しているという機能と融合する事で、まさにベストマッチ広告を配信する気ではないでしょうか。
私が検索する内容をGoogleは知っている(といってもGoogleボット)わけですが、それだけでも十分な広告を配信してくる事は間違いありません。
今後検索結果のスポンサーが、どんどん私の趣味趣向にマッチした広告が出てくる事でしょう。
さらに旭川に対して広告を出したいというピンポイント広告の広告主の願いを聞き入れることが可能になってくるとも言えます。
Googleがやろうとしている事は、地域地域に根付いた広告産業まで、インターネットを通じて入り込んでくるすごい事だなと感じましたので記事に。