APIを利用したマッシュアップの考え方『独自サービスへの道』
2007年05月27日 公開
最近APIというキーワードをインターネット上で見かけるとついついブックマークしてしまう。
今回はAPIについての考え方をまとめておきます。
今回はAPIについての考え方をまとめておきます。
APIというキーワードが普及した理由として、他のサイトのデータをある特定の手続きをすることで、自分のサイトでも表示できるようになった事が大きな理由と言えます。
もともとはOSやミドルウェア向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関数の集合のことだったのが、XMLによるイメージの方が今は強い。
さて、APIを使うにあたって、私個人が楽しんでいる部分と言うのは、別のサイトのデータをどう扱うかです。
APIを使う方法は以下の本で勉強すればある程度わかります。

ただし、APIをただ単に使用しただけではなんら面白いものは生まれない。
そこが重要だと思うんです。
だからまず、マッシュアップの前の段階で一つの答えを見つけてみて欲しい。
例えば、攻略本を活用する事が上げられる。

こういったAmazon攻略本を読んでみると次のようなことがわかる。
こういう情報が書籍として存在すると言う事を言いかえると、Amazonを利用していながら、こういった情報が役に立つ方がいると考えてみる。
そうするとAmazonの利用者向けでありながら違うものを作るヒントが得られるわけです。
簡単なもので【ISBN番号でAmazonから書籍を簡単に割り出すサイト】というのがあれば、便利だと感じる人がいるわけです。
また『売れ筋商品をすばやくゲットする+予算内での購入』をあわせて、それに特化したサイトが出来ればそれはまた本家Amazonとは一味違うサイトになるはずです。
これがマッシュアップへの階段の一段目。
『別のサイトと別のサイトの情報を掛け合わせマッシュアップ』という前に、試したいのは同じサイト内のマッシュアップです。
はてなだって使える。
RSSをマッシュアップさせるだけで別のものになるからです。
致命的なのははてなRSSによくエラーが出るので、その辺がRSSじゃなくAPIを使っていればと後悔していますが・・・。
以前作ったBnetJapanは、はてなの人気エントリー一覧のRSSに、それぞれの記事へのコメントRSSをマッシュアップさせたわけです。
とりあえず人気エントリーは最近常にエラー出るので、ニュースページをご覧ください。
記事に対して、はてなのコメントを引っ張る。そしてバザールブックマークのコメントも掛け合わせる。
これで記事一覧を見ながら、周囲の反応が見れるというページが誕生するわけですね。
動画ページもAmebaとはてなをあわせただけで、結構なアクセスが常時あります。
最近リリースしたばかりの【e】パレットにしても、サムネイルAPIに『今見ているページのサムネイルAPIタグ生成』というちょっとした手を加えただけです。
こんな遊びが個人で出来るのも、提供元のデータを使えるAPIの利点です。
掛け合わせて、別の意味のあるものにする。
そして、その掛け合わせた結果に、独自のオリジナルを盛り込むと、より面白いものが出来ると思います。
先ほど紹介したBnetのニュース一覧に『無記名で一行コメントを付けれる』という機能を追加したっていいわけです。
ソーシャルブックマークのコメントは、公開属性にしている人にとっては、完全に無記名というわけではないからです。
そういったコメントが、独自サービスへのきっかけとなるわけですね。
そのほか、様々なIPAが公開されてきましたが、考え方としては同じです。
そこに独自のパラメータを入れてあげるだけでも、違うサービスへと変貌するわけです。そこに付加するパラメータが、別のサイトが提供するAPIが有効だと思えば抱き合わせればいい。
これが最終的にマッシュアップとなっていくと思います。
ですから、何かと何かをあわせるという概念よりも、そのデータをどうするかを考えていく方がよっぽど面白いものが生まれるといえる。
1)ユーザーが不便だと思える部分を便利にして、それに特化する
2)この情報とこの情報が、同一のページで得られれば、有益な情報となるのでは
3)APIによって表示されたデータを保存し、さらに自サイトによる独自評価や、カテゴリわけをしてあげる
4)本家では普通に文字としてただ羅列されているだけの情報を、動かしたりしてみる(ニコニコ動画風にしてみる等)
まずは、同一サイトのマッシュアップからはじめてみてはどうでしょうか。
参考までに最近のAPIを活用したサイト
■3マッチ棒
■いま検索されてる単語をだらだらと見ることのできるサービス
■[マッシュアップ] HotPepper・ぐるなび・食べログをAPIで横断検索 Kawa.netブログ(川崎有亮)/ウェブリブログ
もともとはOSやミドルウェア向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関数の集合のことだったのが、XMLによるイメージの方が今は強い。
さて、APIを使うにあたって、私個人が楽しんでいる部分と言うのは、別のサイトのデータをどう扱うかです。
API活用方
APIを使う方法は以下の本で勉強すればある程度わかります。

ただし、APIをただ単に使用しただけではなんら面白いものは生まれない。
そこが重要だと思うんです。
だからまず、マッシュアップの前の段階で一つの答えを見つけてみて欲しい。
例えば、攻略本を活用する事が上げられる。

こういったAmazon攻略本を読んでみると次のようなことがわかる。
・詳細サーチで目的の商品をすばやく検索する
・特定の条件を除外した商品を検索する
・タイトルの前半部分しかわからない商品を探す
・予算内で購入できる商品を探す
・ISBN番号ですばやく書籍を探し出す
・売れ筋商品をすばやくゲットする
・ジャンルを指定してすばやく書籍を検索する
・対象年齢と性別を指定しておもちゃをすばやく検索する
こういう情報が書籍として存在すると言う事を言いかえると、Amazonを利用していながら、こういった情報が役に立つ方がいると考えてみる。
そうするとAmazonの利用者向けでありながら違うものを作るヒントが得られるわけです。
簡単なもので【ISBN番号でAmazonから書籍を簡単に割り出すサイト】というのがあれば、便利だと感じる人がいるわけです。
また『売れ筋商品をすばやくゲットする+予算内での購入』をあわせて、それに特化したサイトが出来ればそれはまた本家Amazonとは一味違うサイトになるはずです。
これがマッシュアップへの階段の一段目。
『別のサイトと別のサイトの情報を掛け合わせマッシュアップ』という前に、試したいのは同じサイト内のマッシュアップです。
はてなだって使える。
RSSをマッシュアップさせるだけで別のものになるからです。
致命的なのははてなRSSによくエラーが出るので、その辺がRSSじゃなくAPIを使っていればと後悔していますが・・・。
以前作ったBnetJapanは、はてなの人気エントリー一覧のRSSに、それぞれの記事へのコメントRSSをマッシュアップさせたわけです。
とりあえず人気エントリーは最近常にエラー出るので、ニュースページをご覧ください。
記事に対して、はてなのコメントを引っ張る。そしてバザールブックマークのコメントも掛け合わせる。
これで記事一覧を見ながら、周囲の反応が見れるというページが誕生するわけですね。
動画ページもAmebaとはてなをあわせただけで、結構なアクセスが常時あります。
最近リリースしたばかりの【e】パレットにしても、サムネイルAPIに『今見ているページのサムネイルAPIタグ生成』というちょっとした手を加えただけです。
こんな遊びが個人で出来るのも、提供元のデータを使えるAPIの利点です。
そこから発展させてこそマッシュアップ
掛け合わせて、別の意味のあるものにする。
そして、その掛け合わせた結果に、独自のオリジナルを盛り込むと、より面白いものが出来ると思います。
先ほど紹介したBnetのニュース一覧に『無記名で一行コメントを付けれる』という機能を追加したっていいわけです。
ソーシャルブックマークのコメントは、公開属性にしている人にとっては、完全に無記名というわけではないからです。
そういったコメントが、独自サービスへのきっかけとなるわけですね。
そのほか、様々なIPAが公開されてきましたが、考え方としては同じです。
そこに独自のパラメータを入れてあげるだけでも、違うサービスへと変貌するわけです。そこに付加するパラメータが、別のサイトが提供するAPIが有効だと思えば抱き合わせればいい。
これが最終的にマッシュアップとなっていくと思います。
ですから、何かと何かをあわせるという概念よりも、そのデータをどうするかを考えていく方がよっぽど面白いものが生まれるといえる。
1)ユーザーが不便だと思える部分を便利にして、それに特化する
2)この情報とこの情報が、同一のページで得られれば、有益な情報となるのでは
3)APIによって表示されたデータを保存し、さらに自サイトによる独自評価や、カテゴリわけをしてあげる
4)本家では普通に文字としてただ羅列されているだけの情報を、動かしたりしてみる(ニコニコ動画風にしてみる等)
まずは、同一サイトのマッシュアップからはじめてみてはどうでしょうか。
参考までに最近のAPIを活用したサイト
■3マッチ棒
■いま検索されてる単語をだらだらと見ることのできるサービス
■[マッシュアップ] HotPepper・ぐるなび・食べログをAPIで横断検索 Kawa.netブログ(川崎有亮)/ウェブリブログ