YouTubeの新機能はAPI提供者に対する完全なる裏切り
2007年06月08日 公開

YouTubeが完全にAPI提供者を裏切った。
一般ユーザーにとっては確かに良心的な機能です。
ただし、API利用者にとってはあまりにも酷い実装だ。
上の画像を見る通り、マックのドックメニューのようなものが下に現れる。
それをクリックすると別の動画が見れてしまうのです。
はてな動画でもみてみたらわかる
たったこれだけのことなんですが、APIつかってサイト作っている人は今後YouTube離れが起きるのではないかと思う。
詳細は以下に
独自YouTube動画ブックマークサービス崩壊
結構日本多い。
字幕inのように、直接自分が作成した物に取り込まない限り今のところ消えないドックメニュー。
ある特定のページに動画を貼り付けてあるわけだけど、大体動画IDを使ってGETで送り、表示する。
それがURLに書いてあるような
http://www.mytube.to/search/view/aLwn0pel4PM/0/-/%E3%81%99%E3%81%B9%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E8%A9%B1
とかいうものだ。
そしてこの情報を受け取って、このページは『この動画』のページと認識し、閲覧回数を採取し、さらに、その動画のダウンロードボタンや、タグ、お気に入りに追加等を表示している。
つまり、一つの動画につき、一ページというものだった。
これが突然、動画の中で動画が選べるようになると、大変だ。
1)閲覧回数が取得できない。
2)どの動画をみているのかわからない(動画内で変更できる為)
3)ドックメニューから本来の動画以外を見て、それをお気に入りに追加しても、そのページの本来の動画を追加したことになる。
などなど、色々と問題が発生する。
YouTubeAPI終わった。
次のAPIを探すことにします。
追加後書き
http://muu.be/
こちらの動画検索を使って思った事。
各動画ページというよりも、その前の検索結果に『追加ボタンが実装』
その動画を独自アプリに読み込み完成させている。
アイデア次第なのかなと実感しましたが、技術も必要な上、検索結果になにかしらのボタンをつけなければいけないのも、なかば強要されてしまう可能性もある。
難しいところです。