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Vistaが動かないPCと動くPC。MicrosoftとGoogleの考えはより別方向にむかっている

マイクロソフトの公式ホームページにはこんな要件が記載されています。

Windows Vista 最小システム要件
最小システムでは、使用できない機能があります。
  • 800 MHz プロセッサと 512 MB のシステム メモリ
  • SVGA をサポートするグラフィック ボード
  • 少なくとも 15 GB の空き容量のある 20 GB ハード ディスク ドライブ
  • CD-ROM ドライブ


  • 注目したいのがハードディスク容量です。
    実に15Gバイトもの容量が必要とされています。


    これはあくまでも最低のシステムです。
    ワンランク上の『Windows Vista Ultimate、Business、Home Premium の推奨システム要件』では『少なくとも 15 GB の空き容量のある 40 GB ハード ディスク ドライブ』と書かれています。

    それに対してGoogleの考えは『ハードディスク容量5Gバイトでも、インターネットさえ出来ればあらゆるサービスを配信します』という方向で動いている。
    Gmailに始まり、Googleカレンダー等、大容量のハードディスクをGoogleが無料で提供している。
    去年年末と今年とで、Googleシステムに脆弱性が発見されたものの、使ってみるとかなり便利であり、Ajaxのおかげでスムーズな動きにストレスはそんなに感じることは無い。

    ハードディスク容量を見ただけでマイクロソフトとGoogleの考えは決定的に違う。

    Microsoftとしては、全ての情報をパソコンの中に閉じ込めることを目標としている。又はMicrosoftが提供するサービスに閉じ込めたいと考えている。
    たぶん私も同じような考えですから、Microsoftは嫌いではないにしても、インターネットを使えば使うほど、はてなブックマークなど、PCに閉じ込める概念はなくなっている。

    今後さらにGoogleは無限に入り続ける広告収入を武器に様々なWebサービスを提供してくるに違いないし、MicrosoftもVistaをつかったビジュアル的に美しいハード依存型サービスを提供してくるでしょう。

    ちょっと楽しみなんですよね。この2企業。
    みなさんはどちらが好きですかね?

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  • @yamada_nt
    Posted by@yamada_nt
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