WEB制作者が一度は触ってみておくべきオープンソース『Ext』

(2007.7.20 記事更新)
誰かがそろそろExtについて詳しい事を書いてくれるのではとか、甘い期待をしていたけど、ぜんぜん出てこないって事は人気がないって事なんでしょうか。
でもこれ、相当すごいものだと思うんです。
例えば、このページ(hello worldをクリック)だけをとっても良い動きをしてくれるのが確認できると思います。
なので今回はJavaスプリクト+Ajaxなオープンソース『Ext』をご紹介しておきます。
概要
非常に簡単なコードで、高度な動作を要求することが出来る。
それがJavaScriptフレームワーク『Ext』です。
フレームワークについてはウィキ等で見てもらえればわかると思いますが、私の絵心のない簡略図でよければ、以下のようなイメージがフレームワークですね。

個人利用や、企業内でも、閉鎖されたネットワークでの使用はOKだそうです。
ライセンスについてはご自身でお確かめください。
どうやら私の誤解のようです。(コメントくださった方ありがとうございます)
http://extjs.com/license
翻訳してくれた方がいました。
http://hoikuru.net/programming/ext_license.html
ダウンロードは以下のページで、左が安定版。右が最新版です。
・公式サイト
・ダウンロードページ
以下ではその動作を細かくレビューしてある。
・Ext.jsの使い方メモ(Core機能)
・Ext.jsのフォームコンポーネントと入力チェック
・ソート可能なテーブルを実装する
なんのことやらとなるかもしれない。
まずはサンプルを触ってみることからはじめてみると良い。
どれくらい素敵なものかがわかる。
extのライブラリサンプル
メッセージダイアログ

メッセージを表示するためのライブラリ。
現れ方がかっこよすぎます。
ツールバー、メニューバー

これもなかなかすばらしいライブラリサンプル。
色の選択や、カレンダーの選択など、色々とそろっている。
AjaxでXml解析

ソートもらくらく出来る。
フォームの生成や、チェック項目など

フォームの生成なども、このライブラリの使用で簡単に作成できるようになる。
Ajaxドラッグ&ドロップ

サーバーにあるファイルをドラッグ&ドロップで移動、何てこともこれで実装。
イメージのフォルダ分けなど

イメージ画像の仕分けなんかもこれで実装可能になる。もちろんドラッグ&ドロップ可能で、使いやすいインターフェイスを返してくれる。
RSSフィードビューアー

購読するRSSなどを決めて、メーラーのようなインターフェイスで使いこなすことが出来るサンプル。こんなのも実装できるとは驚いた。
レイアウトフィールドのリサイズ

固定的なウェブサイトをダイナミックに表現することが出来る。
ユーザーの手によって自由のその大きさを変えられるようになるのだ。
このページの最後のリサイズライブラリは、なかなかいい動きをしれくれます。
タブインターフェイスライブラリ

ユーザーが拡張できるタブのサンプル。
まさにiGoogleのようなタブインターフェイスです。
イメージビューア

サーバー内にあるイメージフォルダをこれで簡単に閲覧したり。
グループウェアとしての使い道も。
コメントからの参照
http://ongmap.com/
コメントしていただいた方で、このExtをつかったサイトを運営している方のウェブサイトです。
必見です。
サンプルをだらだら遊ぶだけでも面白い
これだけの動きを、わずか数行のコードをプラスして開発していけるライブラリというところが、このExtの優れた点です。
すべてのサンプルを見る場合はこちらから閲覧できます
これはまず一度でいいからダウンロードしてみて、サンプルのコードとすこしにらめっこしてみる価値はあるかと思います。
元々Yahoo UI Libraryをさらに拡張するために作られたライブラリです。
きっと期待を裏切らないでしょう(たぶん)
攻略ポイント
なんといっても、筆者英語力ありませんので、結構つらいです。
でも、サンプルをダウンロードしてソースを見れば、その動きがなんとなくイメージできます。
まずはサンプルをいじる。
これがおすすめですね。