ある日突然Yahooが無くなったら、Yahoo難民達はどうなってしまうのか?
Googleはなんとなく『俺達はGoogleだ、訴えるなら訴えてみろ』という記事をどこかで読んだ記憶があり『そりゃそうだ、Googleはすごいからね』という気持ちになりました。
ホームページを作る人のネタ帳なんていうブログは、吹けば消し飛ぶブログですが、Googleが吹き飛んだら私は、本当に大変だなぁと思ったんです。
でも、経済的な事を一切抜きに、サービス面だけで色々考えてみると、実はGoogleが無くなっても、Yahooよりも被害は少ない気がしてきました。
Google難民はどこへでもいける気がする
前回書いた記事のはてコメでも言われたとおり、Googleを初心者が使っていないというのは、私の個人的推測です。
私はPCメンテなどの仕事をしているとき、様々な場でPCを触る機会がありますが、大体トップがYahooという基本を元にそう言っているだけです。
ここはニュースサイトじゃないので間違わないでくださいね。
あくまで個人的主観を前提に進めますが、ある日突然GoogleのAdSenseとアドワーズ以外のサービスが停止したとします。
思ったのは、検索は仕方なくYahooにいくかも・・・。
Gmailはあそこ・・・。
RSSリーダーは仕方なくNTTレゾ・・・。
カレンダーは確か良いフリーソフトが・・・。
等など、色々考えても
『恐ろしく不便になるけど』何とかなります。
多分Googleを利用している人たちと言うのは、ある程度の検索技能がある人だと思うんです。
ですから、もしもGoogleがある日突然消えたとしても、不便な世の中がやってくるだけで、別段インターネット生活にたいした障害は無いのではないか?
そう思ったんです。
Yahoo難民はどこへもいけずに終わるのではないか?
Yahooを使っているから無知なんていうことは無いですが、少なくとも私の周りでは、トップページにYahooがもし現れないというだけで障害要請される場合があります。
この場合、例えばアンチウィルスのノートン先生が原因であったり、ルーターの設定が飛んでたり、LANケーブルが抜けてたりというのが原因なわけですが、とにかくYahooと、お気に入り以外の使い方がわからない人が多いです。
こういう方が、万が一Yahooのサービスを失った場合。
はたしてGoogleに来る事が出来るのでしょうか?
友人が勤める通信会社では、私よりも倍以上のPC障害を受けています。
そこから聞いた話では、Yahooが無いと地図が見れないとか、Yahooが無いと電車の時刻が確認できないとか、Yahooが無いと他のサイトへも検索が無いから出来ない等、Yahoo依存症が結構見えてきます。
こういう話を聞いていると、Yahooの持つ強力な魔力はすごい力を持っているのではないかとさえ思えてくる。
事実、電車の時刻の確認などは、別に電話でも解決します。
ところが、Yahooに依存している人と言うのは、そこにいたる思考力を、中途半端に奪われているのではないかとさえ思う。
検索なども全てYahooがまかなっているわけですから、万が一にもYahooが無くなったら、もう他のサイトを閲覧する事が出来ない人が、確かに何人も存在しているのです。
ようやくたどり着いたGoogleに待っているのは
まず、Googleのトップページに驚くのではないでしょうか。
ニュースも無ければ、注目する部分も無い。
たまたまiGoogleに到着しても、初期のRSSがだらんとあるだけ。
電車の時刻の探し方もわからなければ、地図の表示の仕方もわからない。
ましてや、辞書、オークション等のカテゴリも無ければ、ファッション、アルバイト、派遣、天気に至るまで、あらゆる情報を提供しているわけでもない。
全ては、自分で探す事が基本となる。
これはYahoo難民にとって、猛烈な苦痛と勉強の日々が必要となる気がします。
よく『ググれ』なんていう言葉を聴きますが、この言葉の中には『自分で調べろ』という意味が少なからず含まれています。
でもYahooにはそんな言葉は存在しません。
それは、Yahooが全て細かく提供してくれているからではないかと思います。
つまり、Googleに投げられたYahoo難民たちは、自分から探す能力の開発を必要とするため、かなり大変な思いをするんじゃないかと思うのです。
そうなった場合、Googleではなく、MSNに行き着く可能性のほうが高いといえます。
まとめてみると
Google依存ユーザーはGoogleがなくなってもなんとかやっていく。
Yahoo依存ユーザーはYahooが無くなったら大変な思いをする。
そんな風に感じました。
皆さんの周りのYahooユーザーは、どうなると思いますか?