なぜAdobeは今になってWeb2.0化を始めたのかをまとめてみる
2007年03月01日 公開
いつも使っているあの重いphotoshopがWEBで動作するというんですから、マシンスペックなんて関係なくなります。
Blogranking
どこもこぞってすごい書き込み。
私が今この記事を書いている時点で以下の記事はトラックバック80件。
おそろしい。
各サイトの見出しはこうです。
Adobe、photoshopをWEBアプリケーションとして無料化!!
関連記事
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20344303,00.htm
この記事を発見したとき、私も感動しましたね。
でも既に無料でphotoshopクラスのWEBアプリは存在する。
『photoshopなんてもういらない!』
Adobe製のものはとくに重いため、快適な動作にはメモリの増設が必須です。
それをWEBにすると・・・・。
動作がどうなるのかはいまいち予想できませんが無料です。
まさにWeb2.0の影響を直撃したAdobe。
いったい何がこの大手企業をこうさせたのかを考えてみました。
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どこもこぞってすごい書き込み。
私が今この記事を書いている時点で以下の記事はトラックバック80件。
おそろしい。
各サイトの見出しはこうです。
Adobe、photoshopをWEBアプリケーションとして無料化!!
関連記事
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20344303,00.htm
この記事を発見したとき、私も感動しましたね。
でも既に無料でphotoshopクラスのWEBアプリは存在する。
『photoshopなんてもういらない!』
Adobe製のものはとくに重いため、快適な動作にはメモリの増設が必須です。
それをWEBにすると・・・・。
動作がどうなるのかはいまいち予想できませんが無料です。
これは、広告入りのオンラインサービスを投入して既存製品を補完し、コンシューマー市場におけるシェア拡大を目指す大規模な措置の一環だと、Chizen氏はCNET News.comに語っている。
まさにWeb2.0の影響を直撃したAdobe。
いったい何がこの大手企業をこうさせたのかを考えてみました。
つい先日、『Microsoftを目覚めさせたのはGoogleの影響によるものだ』受けたというニュースをみた。
Googleの影響とはサービス無料の広告収入スタイル。とある記事にはWeb2.0は儲からないというものまでありますが、はたしてどうなんでしょうか。
そして周りでは、Google対Microsoftの対決を期待している。
だからどこのニュースでも、ちょっとでもこの二つの企業がぶつかるところがあればこぞって記事にして公開している。
私も結構、この対決の記事が好きです。
Googleは先日、Microsoft officeのようなアプリケーションも全てWEB化するという計画を発表していました。
無料 対 有料。
あっちのサーバーに保存 対 こっちのパソコンに保存
これはGoogleによるMicrosoftへの宣戦布告だなどとさえいわれています。
でも、それはないでしょうと笑いたくなる。
私も実はGメールアカウントを3つ所有しているし、Googleデスクトップ検索も導入しています。
使ってみるとかなり便利ですし、結構好きなんです。もちろんホームページ作成者としてページランクの確認のためにGoogleツールバーは手放せません。
ではexcelやwordといったものは?
オープンソースのも(オープンoffice)なら使った事がありますが、やはり今まで使っていたインターフェイスと微妙に違うと、その辺の勉強するのがめんどうなので、microsoftOfficeに依存しています。
GmailサービスはあくまでGoogleのサーバーに保存されている。
Googleのサーバーがある日突然いかれてしまっても、おそらくバックアップかなにかの複線はとっているのかもしれない。
でもそれをビジネスとして信頼できるかどうかはまた別の話ではないでしょうか。
一通のメールが大きな損失になりえる事は良くあることで、そのメールを自分のところに保存しておきたいのは普通の考えです。
もちろんexcelのデータも同じです。
Googleによって、作業はWebで、保存はパソコンに、というようなアプリケーションになるとして仮定しても、それとこれとはまた別の話です。
また、ファイル形式が違えば先方とのやり取りに大きな影響がでる。
私の知っている限り『パソコン=excel、word』というイメージを持っている人の方が、まだまだ日本には圧倒的に多い。
つまり、インターネットでexcel?なんのこっちゃ?
という人のほうが多いわけです。
さらに今の『20代』におけるパソコンの使用率は下がる一方。
参照記事:パソコン見放す20代
Web2.0の到来から1~2年の間で今の日本はWeb1.5くらいに戻ろうとしている。
モバイルをWebの最先端とするなら話は変わりますけどね。
さて、そんな時にAdobeはWeb2.0化を目指してきました。
収入は広告費という、また安易とも取れる計画です。
これまでの記事を見て気づいた人も居るかもしれない。
専属でillustratorやphotoshop等の画像加工を、毎日朝から晩まで行っている人だって居るはずです。私も一日のうち半分は使っています。
そんな人は、今まさに画像を作っているパソコンがダウンしたときの悲しみは誰にもいえない程の事ですよね。
そういうダウン、フリーズという考えでいくと、PCはメモリーやCPUの性能に依存されることになりますが、WEBになってしまえばそんな心配はいりません。
ですが突如としてAdobeがその事業を辞める、または、Adobeのサーバーがダウンする。そんな時にいったい私達はどうすればよいのでしょうか。
Webアプリケーションのすばらしさは私も知っていますが、結局のところ向こう側に何かあればビジネスとして活用している私達は打つ手なし状態となるでしょう。
それをAdobeは、Google、Microsoftに触発されるように行使してきたわけです。
Adobe側としては思い切った行動にも見えますが、自信はある様子。
結局のところ、Adobeがなぜいまになって?と考えると、
Adobeとしては、どうしてもGoogleやMicrosoftから各種アプリーションサービスの領域を安易に奪いたいと考えている。でも、現時点で画像編集に関しては世界1位のアプリケーションを生んでいると思えます。
それを無料にするというのは、それこそMicrosoftではないけど、Googleに汚染されてきているのではないかと感じます。
おそらくAdobe製品のWEB化によって、恐ろしい数の人がAdobeホームページを常時訪れることになるでしょう。そこに広告を入れることは間違ったことではないですが、GoogleとAdobeには決定的に違うところが存在する。
Googleは検索結果『キーワード』による広告効果の高さと、各サイトに広告をしのばせるAdSenseによるサイトテーマにあわせた広告は、かなりの効果があると私も使ってみて実感しています。
でもGmailに挿入されている広告は、ほとんど興味がわかない。
それはメールを使おうという意思があるからです。
各種アプリケーションを使用する目的はただ一つだからです。
Adobeの戦略がいったいどれくらいなのかは今の段階でなんともいえませんが、かなりきつい選択をしてしまったと思います。
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Googleの影響とはサービス無料の広告収入スタイル。とある記事にはWeb2.0は儲からないというものまでありますが、はたしてどうなんでしょうか。
そして周りでは、Google対Microsoftの対決を期待している。
だからどこのニュースでも、ちょっとでもこの二つの企業がぶつかるところがあればこぞって記事にして公開している。
私も結構、この対決の記事が好きです。
Googleは先日、Microsoft officeのようなアプリケーションも全てWEB化するという計画を発表していました。
無料 対 有料。
あっちのサーバーに保存 対 こっちのパソコンに保存
これはGoogleによるMicrosoftへの宣戦布告だなどとさえいわれています。
でも、それはないでしょうと笑いたくなる。
私も実はGメールアカウントを3つ所有しているし、Googleデスクトップ検索も導入しています。
使ってみるとかなり便利ですし、結構好きなんです。もちろんホームページ作成者としてページランクの確認のためにGoogleツールバーは手放せません。
ではexcelやwordといったものは?
オープンソースのも(オープンoffice)なら使った事がありますが、やはり今まで使っていたインターフェイスと微妙に違うと、その辺の勉強するのがめんどうなので、microsoftOfficeに依存しています。
GmailサービスはあくまでGoogleのサーバーに保存されている。
Googleのサーバーがある日突然いかれてしまっても、おそらくバックアップかなにかの複線はとっているのかもしれない。
でもそれをビジネスとして信頼できるかどうかはまた別の話ではないでしょうか。
一通のメールが大きな損失になりえる事は良くあることで、そのメールを自分のところに保存しておきたいのは普通の考えです。
もちろんexcelのデータも同じです。
Googleによって、作業はWebで、保存はパソコンに、というようなアプリケーションになるとして仮定しても、それとこれとはまた別の話です。
また、ファイル形式が違えば先方とのやり取りに大きな影響がでる。
私の知っている限り『パソコン=excel、word』というイメージを持っている人の方が、まだまだ日本には圧倒的に多い。
つまり、インターネットでexcel?なんのこっちゃ?
という人のほうが多いわけです。
さらに今の『20代』におけるパソコンの使用率は下がる一方。
参照記事:パソコン見放す20代
Web2.0の到来から1~2年の間で今の日本はWeb1.5くらいに戻ろうとしている。
モバイルをWebの最先端とするなら話は変わりますけどね。
さて、そんな時にAdobeはWeb2.0化を目指してきました。
収入は広告費という、また安易とも取れる計画です。
これまでの記事を見て気づいた人も居るかもしれない。
専属でillustratorやphotoshop等の画像加工を、毎日朝から晩まで行っている人だって居るはずです。私も一日のうち半分は使っています。
そんな人は、今まさに画像を作っているパソコンがダウンしたときの悲しみは誰にもいえない程の事ですよね。
そういうダウン、フリーズという考えでいくと、PCはメモリーやCPUの性能に依存されることになりますが、WEBになってしまえばそんな心配はいりません。
ですが突如としてAdobeがその事業を辞める、または、Adobeのサーバーがダウンする。そんな時にいったい私達はどうすればよいのでしょうか。
Webアプリケーションのすばらしさは私も知っていますが、結局のところ向こう側に何かあればビジネスとして活用している私達は打つ手なし状態となるでしょう。
それをAdobeは、Google、Microsoftに触発されるように行使してきたわけです。
Adobe側としては思い切った行動にも見えますが、自信はある様子。
結局のところ、Adobeがなぜいまになって?と考えると、
Adobeとしては、どうしてもGoogleやMicrosoftから各種アプリーションサービスの領域を安易に奪いたいと考えている。でも、現時点で画像編集に関しては世界1位のアプリケーションを生んでいると思えます。
それを無料にするというのは、それこそMicrosoftではないけど、Googleに汚染されてきているのではないかと感じます。
おそらくAdobe製品のWEB化によって、恐ろしい数の人がAdobeホームページを常時訪れることになるでしょう。そこに広告を入れることは間違ったことではないですが、GoogleとAdobeには決定的に違うところが存在する。
Googleは検索結果『キーワード』による広告効果の高さと、各サイトに広告をしのばせるAdSenseによるサイトテーマにあわせた広告は、かなりの効果があると私も使ってみて実感しています。
でもGmailに挿入されている広告は、ほとんど興味がわかない。
それはメールを使おうという意思があるからです。
各種アプリケーションを使用する目的はただ一つだからです。
Adobeの戦略がいったいどれくらいなのかは今の段階でなんともいえませんが、かなりきつい選択をしてしまったと思います。
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