『YouTube動画を同一ページ内で見るためのAjax』というリンク先がアダルトなサイトに変貌。リンクを貼った国内ブロガーは要注意
2007年10月23日 公開

まさに最凶のブログ潰しかと思ってしまいましたが、万が一私のサイトからこの情報を得て、そのサイトにリンクを張ってしまっている人がいたならば、ここで注意を促させていただきたい。
Videobox: Lightbox for videosというJavaScriptをダウンロードできるはずのリンク先です。
というか、本当に大変な事になっています。
万が一にでもこのリンクを張ってしまっている可能性があるならば、この記事をきちんと最後まで読んでいただきたい。
問題となっているサイトは以下のサイト
Videobox: Lightbox for videos
phpspotさん等でも紹介されていますし、多くのブロガーの間でも話題となっているものの、結構昔のリンクなので、気が付きにくい為、みんなそのままになっております。
・YouTubeなど動画をスライドショー表示する (Videobox) - youmos
・スマートに動画を見せられるLightBoxのビデオ版「Videobox」:phpspot開発日誌
・自分のページで、YouTubeのサムネイル画像をクリックするとそのページ内で動画を開くAjax
私も今回、たまたま過去のまとめ記事のなかからギャラリーを紹介していたため気が付いただけです。
さてVideobox: Lightbox for videosと検索するだけでもその影響があるのがわかりますが、このサイトは現在以下のアドレスにて正確に表示されます。
正確なアドレスは
http://videobox-lb.sourceforge.net/
です。
一体なにが問題なのかと言うのは当然そっち系サイトなのでリンクが貼れません。
VideoboxというJavaScriptだったわけですが、現在はそのままサイト内をVideoboxとクリックしていくと、いきなり無修正サイトにたどり着きます。
さらにLightboxとクリックしていってもそんなサイトにたどり着きます。
VideoBoxというJavaScript名キーワードを買い取ったのか?
普通にドメインがかわり、サイト内の趣旨も違うと言うならまだしも、今までJavaScriptの名前として使われていたVideoboxという名前を、そのまま使い続けていると言うのがなんともエグイ。
さらにLightboxという名前もそのまま頂いてしまっている。
共犯なのかそういう計画だったのか、はたまた買収されたのか。
その真相はわかりませんが、過去にリンクを貼ってしまっているというブロガーは、ざっと検索しただけでもかなりいます。
バックリンクフィッシングと呼んでみる
もしかすると、正常なサイトの内容をそのまま盗み、あたかも別のドメインでなりすまして公開。
まるでそこで配布してますと言う行為をして、被リンクを集める。
最後にころあいを見計らって変貌する。
という流れかもしれません。
憶測に過ぎませんので、真相はわかりませんが。
国内では、そういった海外のサイトへリンクを貼るだけでご法度とされ、現に捕まっている人もいます。
犯罪行為をするつもりはない、と言う事でも、万が一と言う事が考えられるため、ここに記事として残しておきたい。
ちなみにいつもお世話になる弁護士先生に聞いたところ
『過去のブログの記事を見れば、それがわざとでない事はある程度明白であり、厳重注意ですむ可能性のほうが高いが、絶対とはいいきれない』とのこと。
皆さんも気をつけてくださいね。
ではでは。