コメントを支配するものがブログを支配する『コメント集客術』
とある居酒屋でこんな話を聞かされた。
私のブログの話をしたところ、友人が私のブログの事を知っていてすごい驚いていた。
あれ、お前のかよ!とか言われたわけですが、友人のブログの話を聞いて私も驚いた。
あれ、お前かよ!とか言ってしまった。
彼のブログのアクセス数はユニークユーザー月間15万程あるそうです。
ごくまれにはてブで見かけたことがあったので余計驚きました。
そんな彼のブログ術。
たっぷりと聞かせてもらった。
それが『コメントでアクセス数をたたき出す術』です。
彼は、『記事云々よりも、その優れたコメント術でここまでアクセスを作ったといっても過言ではない』と、自分で言っていましたが・・・。
『記事はコメントを発生させるためのおまけ』
あまり真似できるものではないかもしれませんが、早速ネタにさせてもらいます。
コメントを支配することでアクセスが上がる
まず、彼のブログ記事には、コメントが膨大にある。
その膨大にあるコメントのうち、彼が発言しているのが1割。
彼が他人を装って発言しているのが実に4割という自作自演っぷり。
まさに鬼才。
『いいか?おれのブログの読者は、コメント依存症だ。それはオレがそうなるよう導いたんだ』
ここまで言い切れる彼がすごい。
ソース元として紹介していいか聞いたらあっさり断られました。
まぁ聞いた内容では確かに公開したらブログ自体終わりそうだから危険か・・・。
さて、本題のコメントがアクセスになる、という件についてですが、単純な答えは先ほど彼が言ったコメント依存症に導いたことによって、コメントを見に来るユーザーが膨大にいるということですね。
ではいったい彼は、何をしたのでしょうか。
一つ一つ分けて考えてみましょう。
コメントでユーザーを争わせる
『コメントにドラマをつくるんだ』
私には全く意味がわからない。
彼が言うには、まずコメントを荒らす。
そして読者同士が争うように仕向ける。
その仕向けると言う意味はもちろん、彼が自作自演で数人を演じ、争うことから始めるそうです。
そうすると、なぜか参加してくる荒しがまず増える。
この荒し、実は相当リピート率が高いそうです。
荒しが増えてもなぁ・・・と思ったらそれだけでは終わらなかった。
荒しの攻撃対象を、ブログから記事内容へとすりかえる
なんと、彼は荒らしを援護し始めるそうです。
さらに荒らしとフレンドリーになったり。
それも管理人としてではなく、一読者のフリをして。
荒らしの気分を最高に高めてあげることで、なんと荒らしがブログへ攻撃しに来ていたはずなのに、いつの間にか、記事に対して論議し始めるようになるそうです。
そんなにうまくいくのだろうかと思いましたが、その辺が彼の才能なのかなとも思えました。
『荒らしは基本、オレの事が嫌いというより、言ってすっきりしたい奴が多い。
でも仲間が増えて、その仲間がオレへの攻撃をしないとなれば、荒らしも攻撃しなくなる。
荒らしというのは実は寂しがりやか嫉妬してる奴か、そんなんばかっただからわかりやすい。
自分より知識が無い奴が、何かほざいてると思って、斜め上から発言する奴より、よっぽどいい奴が多いぞ』
なんだかわからないけど、すごく感動しました。
器の大きさなんでしょうか。
斜め上からいう奴は利用する
今までできた荒らしの友人達と、一緒になって叩くそうです。
その様子をただ笑う人、ただwwwwwと言うだけの人など、自作自演。
そういうコメントが多くなると、今まで参加しなかった人達も、こっそりコメント付け初めて、段々それが癖になっていくそうです。
実際斜め上から言う人を叩くと言うことは、実は正しいことではありません。せっかく指摘してくれる人がいるんだから、それを潰しては意味が無いのでは??
即答で
『もちろん正しいことをいう奴の援護射撃もする。だから争いが止まらないからいいんじゃないか』
それでいいんですか(笑)
管理者として争いには絶対に参加しない
指摘などに対してはコメントを正しく返す。
でもそれがコメントユーザー同士で争いになった場合は、どちらの味方もしない。
『どちらかの味方になった時点でブログは炎上する気がする』
怖いですよそのギリギリのブログ・・・。
危険回避マニュアル完全版を忘れない
ブログへの攻撃が盛んになった場合は次の方法で一発解決するそうです。
・同じようなことを書いてあるブログや、ニュースのURLを持ち出す人を演じる。
・そのURLに対しての攻撃を始める人を演じる。
・なんかすごい叩かれているURLを持ち出す。
・そっちの話題ばかりになっている、ように見せかける。
・いつの間にかそっちばかり攻撃するコメントが増えてくる。
なんというか、人としていいのかわかりませんが、そこまでやるあなたはすごいよ。
自分のブログ以外でも、ブログは支配できる。それがコメントだ。
彼はそのコメント力を、さらに外部でも力を発揮する。
ちょっと叩かれているブログを見つけては荒らし、そのブログ側の援護を自分のURLを書いてするそうです。
すると、そこに来ていた荒らし達が、一斉に自分のブログへやってきて荒らし始めます。
今までの流れを聞いてわかるとおり、彼は荒らしウェルカムです。
荒らしこそリピーターという彼の信念がなせる技でしょうか。
まさに荒らしの巧。
『荒らしであっても、それに返事がついたらまた来たくなるもんだとオレは思うぞ』
コミュニティーを作るプロと言っておきたい。
彼の結論。『ブログを生かすも殺すもコメント次第』
ここまで言い切る彼のコメント術。
私はコメントの返答すらあまりしないほうです。
私には決して真似は出来ませんが、皆さんはいかがでしょうか?
彼の快楽物質であるドーパミンは、荒らしと友人を演じる時に満たされるそうです。
そんなブログの楽しみ方があったのかと、すごく新鮮な刺激を受ける事ができたYamadaでした。
PS
『どうせネタにする気だろ。はてブ100userになったら飯おごれよ。情報提供料金ね。』
ええええ。