『はじめから一冊の本としてまとめることを前提に記事を書くのだ』小飼弾の挑戦
2007年10月30日 公開
ネタフルのコグレさんが書いた本をわずか10分で読むなど、書評ブロガーとして有名な小飼弾氏が自身のブログ404 Blog Not Foundにて新しい挑戦をしている。
はてな界隈では既に魔人の域に達している小飼氏。
数々の伝説の持ち主である事は有名です。
今回そんな小飼氏が『アマグラマーのすすめ』という記事を連発して、気になってみると、なんと目次だけというエントリーまで用意されている。
404 Blog Not Found:アマグラマーのすすめ - 目次
これは、一冊の本としてまとめることを前提に記事を書くという意味が込められており、今後のために使われるエントリになる。
さて、今回注目したいのがこのブログの手法。
あえて多くのブロガーはこういった1つのテーマの連載というのを避けて通ります。
その理由はこれからお話していきますが、ブログの1つの手法として紹介させてもらいます。
一般的に『ブログは吐いて捨てる』という作業が最も簡単にできるからこそブログを書く人が増えました。
その結果、先のことまで考えて連載を組むという個人ブロガーと言うのはなかなかいません。
過去にあった事を書く。
面白いネタを今書く。
ある特定のソースを紹介する。
これらがブログの持つ特徴です。
小説などを主に書いているブロガーにとっては、連載という方式が最も使われておりますが、例えばプログラムについて、プログラム入門という連載を組む人はなかなかいない。
それならブログではなく、WEBサイトでで作るほうが楽であるケースが多いからです。
また、ブログでこういった先の終着点を決めて、それにたる記事を排出していくとなると、そのテーマに沿った記事が連発されます。
そうすると、読者としては飽きたりもします。
だからブロガーは日夜、なるべく類似しない記事を書くようにしている人が多い。
また、このスタンスは、書きたいときに書く、や、思った事を今書く、というスタイルとは全く逆になり『続きを書くか・・・』という筆者自身の飽きにもつながります。
だからこうしたスタイルはほぼ途中どこかで終わり、読者を裏切るケースになる事が多いのです。
さらに、本とは違い、金銭的な利益なんてほとんどありません。
これは一度私もやってみましたが、ほんと、続きませんでした。
飽きるまでのスピードが多分私は人より速いと思いますが、結構つらいです。
読者に対して、1つのテーマで情報を提供し、物語のように構成して排出する事は、例え大変だったとしても、そのメリットは非常に大きいです。
先ほども言ったとおり、過去に一度試した結果、金銭的な利益はありませんが、ブログ事態のページビューが4倍近くまで上がりました。
SEO的な考えでいくと、記事の量があるだけ検索される率が高いわけですが、どの記事に来たとしても、それが連載中ならば、目次まで戻ってくれたり、一つ一つ順を追ってみてくれるユーザーが多くなるからです。
また、途中まで読み終えてしまった場合、次の記事・・・というある種中毒作用があるのが、この手法です。
カテゴリ、と言うブログの特徴と、投稿時間の操作によって、ある程度物語を演出していく事は可能です。
こうした大きなメリットを得るため、皆さんも試しに始めてみてはどうでしょうか。
最初は5記事くらいをゴールに、ある特定のテーマに沿って、連載してみるといいかもしれません。
また、連載を書く前に、もしも販売するならいくらくらいの物を書くか、という目標もあるといいですね。
もしかしたら私のように続かなくなっては困りますので、小規模連載を目標として、ページビューアップを狙ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに小飼氏の目標は『JavaScriptを使った、プログラミングを職業としない人のためのプログラミング入門。それも、価格が2000円以上、版型がA5以上ではなくて、新書におさまるような、そんな本。』です。
ただし、こうした連載を組む場合、ゴールが自分でも見えない場合は書かないほうがいいでしょう。
だらだらと書いていくと、必ず途中で書いている本人が飽きてしまうことになります。
目標と目的、テーマだけは明確に。
ではでは。
はてな界隈では既に魔人の域に達している小飼氏。
数々の伝説の持ち主である事は有名です。
今回そんな小飼氏が『アマグラマーのすすめ』という記事を連発して、気になってみると、なんと目次だけというエントリーまで用意されている。
404 Blog Not Found:アマグラマーのすすめ - 目次
これは、一冊の本としてまとめることを前提に記事を書くという意味が込められており、今後のために使われるエントリになる。
さて、今回注目したいのがこのブログの手法。
あえて多くのブロガーはこういった1つのテーマの連載というのを避けて通ります。
その理由はこれからお話していきますが、ブログの1つの手法として紹介させてもらいます。
ブログの連載はなぜか続かない
一般的に『ブログは吐いて捨てる』という作業が最も簡単にできるからこそブログを書く人が増えました。
その結果、先のことまで考えて連載を組むという個人ブロガーと言うのはなかなかいません。
過去にあった事を書く。
面白いネタを今書く。
ある特定のソースを紹介する。
これらがブログの持つ特徴です。
小説などを主に書いているブロガーにとっては、連載という方式が最も使われておりますが、例えばプログラムについて、プログラム入門という連載を組む人はなかなかいない。
それならブログではなく、WEBサイトでで作るほうが楽であるケースが多いからです。
また、ブログでこういった先の終着点を決めて、それにたる記事を排出していくとなると、そのテーマに沿った記事が連発されます。
そうすると、読者としては飽きたりもします。
だからブロガーは日夜、なるべく類似しない記事を書くようにしている人が多い。
また、このスタンスは、書きたいときに書く、や、思った事を今書く、というスタイルとは全く逆になり『続きを書くか・・・』という筆者自身の飽きにもつながります。
だからこうしたスタイルはほぼ途中どこかで終わり、読者を裏切るケースになる事が多いのです。
さらに、本とは違い、金銭的な利益なんてほとんどありません。
これは一度私もやってみましたが、ほんと、続きませんでした。
飽きるまでのスピードが多分私は人より速いと思いますが、結構つらいです。
メリットはかなり大きい
読者に対して、1つのテーマで情報を提供し、物語のように構成して排出する事は、例え大変だったとしても、そのメリットは非常に大きいです。
先ほども言ったとおり、過去に一度試した結果、金銭的な利益はありませんが、ブログ事態のページビューが4倍近くまで上がりました。
SEO的な考えでいくと、記事の量があるだけ検索される率が高いわけですが、どの記事に来たとしても、それが連載中ならば、目次まで戻ってくれたり、一つ一つ順を追ってみてくれるユーザーが多くなるからです。
また、途中まで読み終えてしまった場合、次の記事・・・というある種中毒作用があるのが、この手法です。
カテゴリ、と言うブログの特徴と、投稿時間の操作によって、ある程度物語を演出していく事は可能です。
こうした大きなメリットを得るため、皆さんも試しに始めてみてはどうでしょうか。
最初は5記事くらいをゴールに、ある特定のテーマに沿って、連載してみるといいかもしれません。
また、連載を書く前に、もしも販売するならいくらくらいの物を書くか、という目標もあるといいですね。
もしかしたら私のように続かなくなっては困りますので、小規模連載を目標として、ページビューアップを狙ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに小飼氏の目標は『JavaScriptを使った、プログラミングを職業としない人のためのプログラミング入門。それも、価格が2000円以上、版型がA5以上ではなくて、新書におさまるような、そんな本。』です。
ただし、こうした連載を組む場合、ゴールが自分でも見えない場合は書かないほうがいいでしょう。
だらだらと書いていくと、必ず途中で書いている本人が飽きてしまうことになります。
目標と目的、テーマだけは明確に。
ではでは。
P.S dankogai氏へ
目次へ戻るのリンクが全てblankになっているため、気が付いたら404ブログだらけになってしまうのだけ、何とかならないでしょうか・・・