電脳ブロガープログラム作成のヒントを見つける事が出来た
昨日書いた人脳ブロガー vs 電脳ブロガーの答えが、いくつか見えてきた。
私は『ブログ』を中心に考えてしまった為、行き止まりになったんだと思う。
発想力が足りなかったんだろう。
ラムダブロガーは誕生しうるか
この記事を見て、愛とやらを考えてみた。返事の方はとにかく、「愛なんてプログラムできねー」と思っている方、それは甘い。愛に関しては、すでに故・松本元が「科学的に定義可能かつ一般人にも納得が行く」愛の定義を提示している。
そして行き着いた先は、まずは問答を繰り返すだけのWEBページの作成を始める事が、この問題を解決するヒントとなると確信しました。
愛を与える事が出来る媒体
これはたまごっち等もそうですし、ウェブ上で会話をする人工チャット等もそうですが、既に存在するものです。
今回は、愛を与える存在と言うことで、電脳ブロガーをアフロからdankogaiさんが言うラムダに変えて発言させていただきます。
考え方としては単純で、ラムダとのある程度の会話を楽しむ為のWEBページが作成する事ができれば良い。
なぜなら、『ブログに投稿』と言うのは、彼女が一日のうちに経験した日記を書けばいいだけ。
日記は不可能と前の記事で書きましたが、それは彼女の生成についてまだ深く考えていなかったと言うことですね。
一つ一つプログラムの例を考えていきます
ラムダが今日のトレンドキーワードを、Gooの人気キーワードRSSあたりを参考に、記憶する。
(小沢一郎)
ラムダページへ訪れた訪問者に、ラムダが蓄えたキーワードを質問をする。
(小沢一郎とはなんですか?)
(人ですか、物ですか、言葉ですか?)
訪問者がそれについて教えてあげる。
(人です。)
(政治家です。)
(世の中を騒がしています。)
ラムダはそのキーワードに基づく、回答を記憶する。
(今、小沢一郎さんという政治家が、世の中を騒がしていますよね)
こんな発言をラムダは出来るようになる。
同じようにラムダページに訪れた訪問者にも、色々質問をする。
(動画などはありますか?)
動画のURLをゲットすれば、ブログにて、動画の紹介も出来るようになるでしょう。
最大の問題と言えば、小沢とは何ですか?と聞かれたときに『89歳のアイドルです。』という回答をした人が現れたときに、そんな記憶もしてしまうと言うことでしょうね。
このあたりの問題解決には複雑なアルゴリズムが必要になりますが、これはひとまず置いておきます。
さて、こんな感じで、WEBページをベースに、ある程度彼女を育てる事が出来るとするならば、彼女はその日一日で教えられたことを報告する事が可能になる。
そして、その報告という媒体を、ただ単にブログというものにすればよい。
この考えなら何とか作れないことも無い。
愛しのべにぢょさんが、ギークなお姉さんは好きですかというブログを始めましたが、彼女のように、PHPの勉強結果を報告するというスタイルと同様のブログがこれで出来上がるという事になる。(同レベルではありません。どう転んでもまだまだ電脳の方が下であり、同じようなスタイルであるという意味です)
ブロガー同士をつなぐコミュニティの形成も可能
例えば、ラムダを育てる人をブロガー限定としてしまう。
ブログのアドレスを入力し、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを元に、多くのブロガーから血液を分けてもらうようにする。
ラムダは、彼らブロガー達から教えられる中、2~3の質問もするようにする。
わかりやすくするため、ここでユーザー名をアフロという固有名詞を使わせてもらいます。
質問は簡単なことでいい。
『今日はブログを更新しましたか?』と質問されればそれに回答し、彼女はそれを記憶。
そしてブログのレポートの中で
『アフロさんが今日はPHPについて記事を書いたみたいです。興味のある方はこちら』という記事を書いてあげることも出来る。
また、『今日の朝食はなんですか?』ときかれて、魚と応えたとする。
そしてもう一人のユーザーも魚と応えたとするならば、彼女はブログにて、今日の朝食は魚を食べている人が多かったですね。ブロガーアフロさんとYamadaさんが食べたみたいです。
と、いったような事が簡単に発言する事が可能になる。
こうなれば、ユーザーYamadaは、なんとなくアフロさんに親近感が沸くかもしれないし、そこで何かに発展するきっかけを彼女から貰う事が出来るかもしれない。サービス自体は既にあるし、作れない事は無い。
仲介するラムダが存在し、それを報告する為にブログを使うと言う表現方法の違いがあるだけです。
予測が出来ない記事が誕生する
上のプログラムが意味する事は、ブログの特性である『予測不可能な記事』がかけるようになる事だと思います。
ラムダが書くブログは、制作した私でもまったく予想できないことを書き上げる事になるでしょう。
また、スパムブログのように、一貫性の記事しかかけないと言うこともない。
例えロボットが書いた記事であろうと、ここまでのレベルになりさえすれば、毎日色々な人から教えてもらい、毎日ブログを書く彼女のブログは、ちょっとどころではなく、どんなものになるか非常に興味がある。
また、彼女には、膨大なデータの宝庫である、APIを自在に使う事が出来るのが最大の特徴となる。
あらゆる会話から得た情報をタグ化し、そのタグを元に、地域情報を書いたり、グルメ情報を書いたり、はてなからも人気のエントリを探してきたりと、通常、人間が行うことで膨大に時間を消費するであろう作業を、瞬時に行う事が出来るというのがチャームポイントです。
これらを加味すれば、感情が欠落した彼女の思考を補うだけの記事が書けると思う。
さて、最大の問題である親をどうするか?
ここまで出来れば、仕上げはスパムユーザーをどうやって対処していくか、です。
例えば、教えられたことを必ず他のユーザーに聞き、それが間違いないかという確認もしなければならいでしょう。
親が何人もいる子供みたいなものです。
おかしな言葉を教えれば、当然それを記憶しレポートします。
ただ、1個人につき、1ラムダという道もありますが・・・。
これらが解決できれば、恐らくdankogai氏が、目の黒いうちに、ラムダ1世は誕生するだろうと思う。
プロジェクト ラムダ
皆さんは興味ありませんか?