ブロガーなら必ず一度はするであろう『更新のいいわけ』について今更考える
あなたがブロガーであるなら、一度は吐いたことがあるのではないでしょうか。
私はある。
でもこれ、よくよく考えてみると、ちょっとおかしい。
一体、誰に対してこんないいわけをしなければならないのだろうか。
ブログは、自分が何かを発信しようと始める自己表現の場で、確かに読者はいるかもしれないけど、読者に対してなぜ、こんな言い訳をしてしまうのだろうか。
今回、なぜかつい吐いてしまう『更新』しない事への言い訳を、『かなり無駄に』考えてみたい。
なぜいいわけしてしまうのか
よく考えてみた。
すると次のような事に対して何らかの罪悪感を感じるからではないかと思う。
・せっかくたくさん足を運んでくれたのに申し訳ない・・・。
・RSS購読してくれたのに更新しないと嫌われそうだから言い訳しておこう・・・。
きっとこれだろうと思う。
そうすると、やっぱりこの言い訳はおかしいと言う事に気が付きました。
『これ、ものすごい自信過剰じゃないのか!?』
アクセス数があるからと言って、読者から、別にあなたに期待などしていませんからと言われたらそれまでのようで、なんとも嫌な事を自分から言っているんだなという結論になる。
言い訳の種類として、もう一個ある。
『忙しいから』
これは、自分は本当に忙しい人間なんですよ~という自己アピールではないだろうか。
忙しい人間という自分を他人にアピールする事で、自分に対する何らかの自己満足を得ようとしているだけではないだろうか。
つまり、この
『忙しくて更新できなくてすいません』という言い訳事態、自分自身への自己満足の一言、と言う事になるのではないだろうか。
SEO界の有名人でアルファブロガー祭りにエントリされたけど、惜しくもなれなかった住太陽さんのブログにて、こんなのがある。
簡単にいって、自己主張するブログ自体キモい存在ではないか。というエントリ。ブログのようなオープンな場で、自分の欲求をさらけ出すというのは、人間の行動として美しいものでしょうか?
それをわざわざ、Webというオープンな場所で嬉々として展開しているというのは、どんなに高尚な理由付けをしたとしても、やはりそこはかとないキモさは漂うものだと思います。
ブロガーは自分のキモさとどう向き合っているの? | 住 太陽のブログ
確かにブログ事態の存在がそういうものであるならば、この言い訳事態が自分のために書いたものといってもおかしくない。
人にごめんなさい、という意味を持たないと言ってもいいのではないでしょうか。
更新できない事を伝えるべき論
相当昔の話題になりますが
読んでいる人のために、更新できない事を伝える記事。これが、例えば長期にわたり更新できなくなるわけじゃなくて、ごく普通に記事として作るべきと唱える人がいた事件。私は読みたいウエブログはRSSやアンテナで補足してますのでむしろ「更新出来ません」なんていう更新は紛らわしいのでやめて欲しいと思いますけどね(笑)
ブログが更新できないときに更新出来ませんと書くべきか - 煩悩是道場
それに対して、煩悩是道場さんが反論。
紛らわしいと。
確かに、記事のタイトルとして、わざわざ書く事ではない気がしますが、Googleで検索してもかなり存在するのが良くわかる。
一体皆さんは、なにに追われているんでしょうか。
そう思った。
けど、私の前節の結論から考えれば、答えは見つかりました。
『みんな自分が忙しい人間だと、ブログの世界だけでもアピールしたい』のだと。
そうすると、今まで私も書いてきたこの言い訳が非常に恥ずかしくなってきました。
と、いうわけで、今回私が至った結論
『忙しいから更新が出来ません』は、スイーツ(笑)に並ぶ、
忙しい(笑)
の、部類に入る。
以上、無駄な考察でした。