ブログ記事を見やすくする為の代表的な3つの手法

前々回のエントリと同様の内容を、いかに見やすくするかと言う点に焦点をあわせて、解剖します。
このエントリは、私のブログ内においては長文です。
そちらを、どうやったら見やすくなるか、短くなるかを考えながら、もう一度同じ内容を書き上げます。
こんな事は初めてですが、やってみると結構勉強になりましたので参考までに。
結果的に、3882文字のエントリを948文字まで抑える事に成功しました。
前回のエントリを見ていない方は、比較対照とするために、軽くさらっとでも目を通しておくといいかもしれません。
『ここから~ここまで』を目安にはじめたいと思います。
あなたのブログが見られない決定的な理由
それは不特定多数の知らない人とあなたとの信頼関係が足りないだけ。
他人

信頼関係がなければ話を聞こうと思いません。
長文になれば尚更です。
友人の友人

友人の友人は他人ですが、コメントを発信しなくても、何かしらの参考程度に捕らえるように耳を傾けます。
いつも興味深い情報をくれる人

あなたにとって、とても役に立つ情報を教えてくれる人の発言は、あなたにある程度の影響を及ぼします。
こうした奉仕をする行為そのものがコミュニケーションとして成立し、信頼関係を築きます。
ただし、役に立ったという情報が相手にインプットされる為、それ以外の情報には興味を持たない事が多い。何度かアクセスがないと、その役に立つ情報の分野の記事に対してのみしか興味をもたれません。
そして、何度か訪問してもらう秘訣が、『ジャンルを絞る』という行為に当たるのです。
(参考:キューブの法則)
コミュニケーションを交わす人

ブログ仲間、という言葉もありますが、ある程度のコミュニケーションをトラックバックやコメント等で交わすことで、目に見える信頼関係を築き上げると、コメントを付け合ったり、たとえ長文となったブログ記事でも苦と思わず読んでしまいます。
ただし、相手にも、興味というものがありますので、興味の無いものは読まれませんし、はまればコメントしてくれたりもします。
エントリは興味深く、かつわかりやすい形が信頼を深める
ブログというのは、その性質上『書けば少なからず人が来る』システムとなっています。
そうして訪れた人に、笑いを与えたり、役に立つ情報を与えたり、自分が役に立った情報を紹介したりする事で、相手はあなたに対して『好意』を抱きます。
これが信頼関係となり、あなたのブログの発言力と影響力が上昇します。

好意は、見易さ、読みやすさにも影響され、役に立つ情報を無償で提供する奉仕的エントリによってさらに得る事が出来ます。
あなたがまず、アクセス数がほしいと感じるならば、相手の好意を得るエントリを作る努力を先に行っていく必要があるのです。
なぜならアルファーブロガー達ですら、必ず人の役に立つエントリをポツリポツリと書いているのですから。
~ここまで
文章は、一体何を削ったのか?
ここから~ここまでの間に書いた文章が、前々回のエントリを短くし、わかりやすくした結果です。
文字数は3882文字から948文字まで削減いたしました。
ほぼ、同様の記事内容に仕上げたつもりです。
それでは、一体何をしたのでしょうか。
1)画像を使う
画像を使う事で、文字数を劇的に減らしました。
これは、閲覧するときのユーザーが浪費する時間を削減したのです。
皆さんは少年ジャンプとか・・・見た事がありますか?
漫画でも、絵とコマが大きく、文字数が少ないもののほうが、時間的に余裕の無い時にでも、読んでもらえる確率が上がるという結果があります。
同様に、それはブログでも言える事で、好印象を与える事が出来る1つの方法です。
2)同じような台詞をカット
これは書いた後にいつも気が付くのですが、同様の言い回しや台詞を、中盤や最後に使っています。
これを削減する事は、プログラマでいうショートコーダーと同じ働きです。
ただプログラムと違い、エントリは人に見られるものなので、出来るか出来ないかは、すぐにユーザーの目によって審査されます。
3)知っている事を全て伝えようと色々言いすぎる事を削る


恐らくここが最も重要な部分なので、覚えておいて損はありません。
削るとき、自分が言いたい事を我慢しなきゃだめなのか・・・とか思うのは大きな間違い。
言いたい事は言ったほうがいいのです。
でなければそのブログは面白くもなんともありません。
削る部分は、自分はこういう事も知っているし、こういう一般的な常識とかもあるよね的な発言です。
これは、記事のタイトルを思い返してください。
私の場合であれば、『ブログのアクセス数は、見えないコミュニケーションと人間関係に依存する』というものにもかかわらず、webのルールを説いたり、ブログというジャンルは存在しないと説いたりしました。
こうしたタイトルと直結しない事を発言するという事は
『最後まで読んでもらえれば、記事の質を高めるという効果』が得られます。
ですが、同時に無用な文章を増やします。
これにより、『最後まで読んでもらえず、記事の存在を無にされるという効果』も上昇するのです。
つまり、タイトルにつけたもの以外の情報を付け足すのであれば、別の記事として新規作成するようにしたほうがいいという事です。
以上の3つを的確に判断し、削り、そしてまとめる
大変な作業です。
ですが、やっている人は自然とアクセスを上げていっているように見えます。
なぜなら読みやすいからです。
読み易さという1つのコミュニケーションを、試して見てください。
それでは。
また。