あの時、何気なく吸い始めた一本のタバコの値段が900万だと知ったとき
吸う人も吸わない人も、一本10円ちょっとのタバコの本当の価格について考えてみると、色んな事が見えてくるようになります。
この記事は、別に900万するタバコの話ではありません。
そこらへんに売っている一箱300円程度のタバコの話です。
私は一日に2箱、お酒の席などがあれば3箱、計60本近く吸う人間です。
そんな私にとって、あの時吸い始めたたった一本の価格を計算してみたわけです。
一本吸ったと言う事は20本吸う事をほぼ約束する
20歳からタバコを吸い始めたと言う事にいたしまして、あの時、興味本位で吸い始めた一本のタバコ。
煙たく、ちょっと大人になった気分になって、少しだけ頭がすっとした一本のタバコ。
私はその一本を吸うために、一箱(当時230円だった気がするけどなぜか覚えてない)を購入したわけですが、その一箱には、20本のタバコが入っているわけです。
つまり、たった一本はじめた私は、20本吸う事を、ほぼ約束したのと変わりません。
また、一日に一箱吸い終わると、翌日も一箱買うことを、自分自身と約束しています。
こうして、1ヶ月、2ヶ月、1年と、私が吸い始めたその一本のタバコには、この先ず~っと吸うと自分自身と約束をしているわけです。
その一本は、ローンの契約と同じである
ここ最近、家を新築するかどうかという事を考えながら、生活費の見直しなどをしつつ、タバコはやめれませんというスタンスで、色々60歳までのローンを考えるようになりました。
実質私は29歳ですから、家を買うに当たり、30年ローンと言うのは、まぁ妥当なところです。
そんな60歳になった時の貯金の予測なども踏まえ、ふと、タバコについて考えたのが今回の記事なわけです。
さて、現在のタバコが300円で、これからも値上がりはしていく事を踏まえて、過去の安かった分も300円として設定し、20歳から、60歳まで、一日40本吸うとすると、どれくらいの金額なのか計算してみました。
なんと8,640,000円という数字が現れます。
旭川なら後1000万出せば、新築が建てれちゃう金額が出てまいりました。
そうやって考えると、私はタバコをやめるつもりが無いという前提を持っている限り、その吸い始めた一本のタバコから60歳までのローンが完成しているわけです。
29歳までの9年間で194万円
このたった9年間で、194万もの貯金が可能だったのかと改めて気が付きました。
時にはご飯を我慢してでもタバコを買いましたので、全てがそううまくなるわけではありませんが、近い数字にはなるはずです。
実際、タバコを吸わない人から見れば、この数字の意味と言うものは存在しません。
普段何気なく生活している中で、この金額が実は吸わない人は得ているということですが、意識する金額ではないため、お得感も感じないはずです。
ですが、この記事をきっかけに、吸わないあなたは、吸う私よりも、はるかに使える金額が多い事を知ってほしいと思います。
タバコを吸う人から見なければ、こんな数字は生まれません。
禁煙と言う道を通った事がある人は、この金額が突然の収入に変わるわけですから、そのありがたみは大きく感じる事ができます。
タバコを吸う人も、吸わない人も、一日に浪費するタバコ代を貯金すれば、数百万と言うお金が、老後に自動的に得られるのです。
吸い始めたたった一本のあのタバコこそがタバコローンの始まり
いつだってやめれるからと言ってもやめない私。
何度か禁煙に挑戦しては敗れてきた意思の弱い私。
計算を得て、何気なく吸い始めたあの一本は、本当に車すら買える程の、高い買い物だったとつくづく感じます。
タバコはやめたほうがいいデスヨなんていう野暮な事は言いませんが、皆さんもこの機会に1つ。
タバコローンを計算してみてはいかがでしょうか?
計算は死ぬほど簡単です。
(一日吸う箱数)x(タバコの値段)x30x12x40=40年タバコローンの総額
さて、、、、いくらになりましたか?
これを知ったとき、ちょっとビビりますよ。きっと。
こうやって考えると、20円値上げしますって事は、私の場合60歳までの31年間で、400,000円値上げしますって言うのとなにも変わらないんですよね・・・・。
ここまで書いても、禁煙しますといえない私はもう、ダメかもしれない。
それでは。また。
修正
18歳→×
20歳→○
タバコは20歳からですね。