最近、ブログを書いている途中に筆が止まる理由がわかった気がする
極端な情報の仕入れは、書き手の筆を止める
5月に入って14日たったわけだけど、気がついたらまだ4記事しか書いてなかった。
現在モンスターハンターにはまり過ぎて、インターネットを徘徊する時間が極端に低下したことが原因である事が一番かもしれない。オトモアイルーと一緒に狩りに出るのがちょっとやばいです。
ただ、それだけではない。
わたしは、『はてな』を意識しすぎているということに気がついた。
というのも、私は『はてな』の人気エントリーから『今の他のユーザーの関心の方向』と、注目のエントリーから『ちょっとしたスパイスの効いた他人の心の叫び』を得るのが好きで、ネットを開始した直後はだいたい『はてな』にアクセスします。
その後、RSSリーダーで海外ブログや、国内ブログを徘徊。
さらにその後、国内ニュースサイト、海外ニュースサイトや、海外ブックマークサイトを徘徊、空いた時間に2chまとめサイトや、ニコニコ動画を見てました。
このライフスタイルが、インターネットを徘徊する時間の低下とともに『はてな』だけしか見なくなる日が増えたことで、私の書く記事の内容が違う方向を向いていると言う事に気がついたんです。
不特定多数に対する情報の発信ではなくなった
気がついたら、今もこうして『はてな』というキーワードを連呼している。
この時点で既にはてな脳となっているわけですが、この辺りの意識を変えていく為にも、ここにその考えを書いておきます。
まず第一に、ここ最近書き上げた記事で、下書き状態となっている一例が以下。
なんかはてなで話題になったことばかりがありました。・コード98630行目のパッチがエラーでて動かないぞ山田!5999人の苦労を壊す気か!
・『クラスの誰かが』から始まるはてなブックマークネガティブ物語
書いていて、違和感を抱き、下書きのまま残し放置していたんです。
最後まで書けずに、途中で止まるのです。
なぜだろうというのがずっと感じていましたが、原因は、特定範囲のユーザーに対しての記事だからに他なりません。
そうやって考えるうちに、私は過去のエントリーを読み返し始めました。
自分がわからなくなったら、原点というか、その辺りに帰るべきだと思い、過去のエントリーが相手にしているターゲットを読み解いていったんです。
見た感じ、ターゲットとしては、『ブロガー』『SNSユーザー』『web製作者』、そして『自分自身』でした。
自分自身に書くことを忘れたら駄目だ
過去の記事は、結構引用しやすいというか、なんかの記事を書いているときに使えそうなものがありました。
これは過去の自分が、今の自分を支援してくれているわけですが、今の自分が未来の自分を救うためには、やっぱり今もきちんと書かないと駄目なんですよね。
また、それらのエントリーがソース元として扱われ易いと言うことも意味しています。
ぜんぜんスペルは変わって意味も変わりますが、とんかつにかけるソースみたいに、誰かがカラッとおいしいとんかつを上げたらそこにソースをどうぞ、見たいな、そんなソース元になれるとうれしいですよね。
未だに今更人に聞けない初心者のためのRSSについて色々というエントリは、RSSの説明をする時の説明につかってくださるユーザーもいて、これこそまさに、とんかつとソースの関係になるようなエントリーだったと気がつきました。
一記事1サイト紹介は、あまりしていなかった
昔のエントリーでは、ちょっとしたエントリの紹介でも、記事内でミックスして紹介している記事が多かった。
WEBデザインセンス向上まとめ。カラー統一サイト30×5・計150サイト+2200以上の無料HTMLテンプレのように、とにかく合わせて記事のクオリティを少しでも高くしようとしていた過去の自分がいる。
そうしなければ、弱小だった私のブログなんかが、元からアクセス数の高い、POP*POPさんやデザインウォーカーさんに勝てやしなかったからです。(目標としていたブログだった。今でも勝てる気がしない)
ところが、アクセス数の上昇とともに、『手抜き』を覚えたような気がする。
最近はさらに多くなった気がする。
楽だから。はやくモンスターハンターをやりたいからなのかな。
ITクオリティの方は、そういう意味ではうってつけで、ひたすらただ海外のエントリを紹介するというコンセプトがあって、更新頻度は向こうの方が今は高い。
その『楽』を覚えてしまったことで、どこか海外で見つけたエントリーの1個をただ紹介すると言うことが増えてしまったようです。
ただ一つのポリシーだけは残っている
昔一度だけ、海外の素敵なまとめエントリが紹介している、リンクを全てこちらのブログに貼って紹介したことがありました。
でも一回こっきりで、それ以降はやってません。
まとめエントリを書いていてわかったんですが、まとめエントリの素晴らしさっていうのは、ようはそのまとめた作者が『かき集めた行為』にこそ最大の価値と評価があるわけで、そのまとめたリンクを全て奪うことは、どう考えてもやっちゃいけない行為だと思っています。
そこに翻訳がつきまとうようなエントリなら、個人的には英語駄目人間なので有りだとは思うんですが、翻訳も特に要らないような見てすぐわかるエントリなら、リンクを全て奪う行為はブロガーとして最低の行為だと思う。
もちろん他でやっているブロガーを批判するつもりもない。
現にはてブでは良く見かける光景であり、これはあくまでも自分の中の問題だから。
『お前がいうな』タグはもちろん覚悟の上だけど、ちょっとだけ拝借するのと、全部拝借するのでは、ソース元に流れるアクセスの量が違うのは明確だと考えているからです。
そういうポリシーを無駄に持っているので、1個のエントリーだけ紹介するというのは結構難しくて、これも筆を止める原因となっている事に気がつきました。
ようは記事内でマッシュアップしなくなった事が最大の原因だということですね。
これらを踏まえ、初心に帰る
というわけで、初心に帰れるかどうかさっぱりわかりませんが、ちょっとの間オトモアイルーと狩りに行くのをやめてみたいと思います。
皆さんももし、自分の記事に納得がいかなくなったり、書いていて途中で筆が止まるようであれば、昔のエントリーを振り返ってみるといいかもしれませんよ。
自分で気がつかない、新しい発見があるかもしれません。
それでは。
また。