Photoshopちょいテク『惑星を作ってみよう』+360度パノラマ画像も作れるように

クリエイターの間では結構有名な工法ですが、いろんなシーンで使えるテクニックなので覚えておいても損は・・・ないかどうかはわかりませんがやって見ましょう。
基本を抑えよう
何事も基本が大事。
というわけで、惑星っぽい写真を作るための推奨条件が以下。
1)360度パノラマが推奨
今回はフリー素材を使ってやりますが、実際に360度パノラマ画像を作るのは無理だという人には、フリーソフトでパノラマ画像を作るものがありますのでそれを使ってみるといいです。
AutoStitch(英語)
これは海外のソフトですが、圧倒的なクオリティを誇っていますのでお勧め。
使い方はパノラマ画像の作り方 2007.06.11を見れば大体わかります。
完成度は、写真が若干微妙でもそれをサポートするくらいの力を持ってます。
英語はちょっと・・・という人は以下。
PhotoFit feel(Windows95/98/Me / 画像&サウンド)
完成度は、写真に結構依存しますので、写真撮影から勝負が始まります。
これらで360度写真を作れるようになるとjQuery等で、360度体験コーナーなんかを設置できるようになりますのでお勧め。
以下はjQueryで表示しているもの。ダウンロードも出来ますので、興味のある方はぜひ。

2)なるべく遠景が推奨
これは、360度パノラマ画像が作れない場合です。
この場合は遠景で勝負しなければなりません。
3)左の接点と右の接点を水平にする

360度パノラマを作成した場合、右と左の結合部分をきっちり合わせる必要があります。
これらの修正は、レイヤーを一つ増やし、ラインを一本書いておけばOK。
シフト押しながら鉛筆ツールかなんかでピーっと引けば水平になりますので、これを参考に画像の角度を変えます。
試してみよう
フリッカーの360パノラマ素材を使って実際に惑星を作ってみましょう。
ものすごい簡単な説明しかしませんが、実際素材が揃えば後は簡単です。
フリー素材は以下でお試しを。



ダウンロードしてPhotoshopで開きます。

とりあえず すべてを選択 をして縮小します。『編集』→『自由変形』で問題ありません。
この縮小で、どんな写真であろうとも、『正方形』にします。

多少の誤差があったら、上のパネルを手入力して、きっちり正方形を作りましょう。
縮小が完了したら、いったんコピーして、『ファイル』から、新規作成しなおし、貼り付けます。

貼り付けましたら、次に上下反転させます。


反転しましたか?
次に、『フィルタ』→『変形』→『極座標』を選び適応させます。

すると、ほぼ完成に至ります。
ただ、毎回作ってて思うのは、つなぎ目がやっぱりちょっと変になります。

多少の粗であれば、コピースタンプ補正で、簡単に修正できます。

今回はブラシの大きさを30にしています。

あとは明るさや、コントラストをちょっといじれば完成です。
簡単な応用
このテクで、360度まわりが全て人物という集合写真をとると面白いことが出来たりします。
写真を探すのが面倒だったのでスタンプで人物を配置します。

これを、今回は、上下反転しないでやると以下のようになります。

なんとなく想像してください。
それでは。
また。
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