『字幕.inを1人で作る25歳・無職』の、『無職』をつけたitmediaについて考える
2007年03月13日 公開

「ネットは遊び場」――「字幕.in」を1人で作る25歳・無職
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/12/news039.html
記事を見て感じた事。
確かにすごい。
一人で一日500万ページビューはすごい。
でも、それ以上にITmediaの記事のタイトルが面白い。
いったいITmediaはこの記事でどれだけのページビューを稼ぐのだろうか。
これだけのサービスを運営している矢野さんは、会社員でもなく、個人事業主でもない。「職業欄に『無職』と堂々と書いています」。一部サービスに広告をはっており、そこから上がる広告収益だけで何とか食べていっている。
確かに本人は自分の事を無職を言っているようですが、記事のタイトルに無職までつける必要があるのでしょうかと考えました。
SEO界では知らない人は居ないかもしれない住太陽氏のブログでこんな記事があります。
驚くほどリンクが集まる「リンクベイティング」に世界中が釣られている
これを見る限りでも、最後に『無職』とつけた理由が見当たらない。
けど私は釣られてしまった。
このタイトルを見て、クリックしてしまった。
「ネットは遊び場」――「字幕.in」を1人で作る25歳だけではたぶんクリックしなかったと思う。
実際に中身を見て一日500万ページビューも一人で作り出したという話はすごい。
すごいから最後まで見てしまったんです。
無職が一人で作ったのかと私に、何らかの刺激を与えたんですね。この発想が面白かったんです。
でも、POP*POPの管理人ならどうやってつけたのかなと考えると、まだまだ可能性があるのかなとも思ってみたりもします。
そこで私ならどんなタイトルをつけるのかを考えてみました
・無職が50サイトをたった一人で作り一日500万ページビューを稼ぐ
・ネットで色々遊んでいたら、気がついたら1日500万ページビューになってしまった一人の無職
・字幕inを一人で作り上げた無職の男性のお話
私としてはこの記事の売りは
・1日500万ページビュー
・無職
・一人で
・字幕in
が売りではないかと思いうえのようにしてみました。
うーん。どれもしっくり来ないですね・・・。
最近思うことなんですが『稼ぐ』ってタイトルに入れるとダメなような気がしますね。スパム、あるいは情報販売サイトなんかと間違われる傾向にあるからなんでしょうか。
タイトルは現在様々なサイトで一人歩きしていく可能性のあるものですから、こういう記事を見つけたときいつもタイトルについて勉強させていただきます。
とりあえずタイトルのつけかたがユニークだったitmediaさん。
ありがとうございました。
無職がなければ私はこのすばらしい記事に出会えませんでしたよ。
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お詫び
最初500万プレビューと書きましたが500万ページビューに修正いたしました。