情報の需要をもっとわかり易く見つけ出す方法
2009年05月14日 公開
多くの読者を抱えるブログは、
情報が持つ鮮度価値、質、
そしてターゲットが見えているブログが多い。
ブログは、マーケティング戦略の基本中の基本ともいえるターゲティングに徹底的にこだわる事で、大きな成果を上げる事ができるのです。
一方では、アクセスを増やす為の文章術を学ぶべきという声や、ブログのデザインから重要であるといった声、逆に書きたいと思ったことを書くべき、という声があります。
私はこれまで、多くのwebサイトを作成したり、ブログエントリをポストしてきましたが、情報自体の価値というのは、時代とともに移り変わり、考えれば考えるほど難しい問題だと感じています。
しかしどの時代でも、情報とは、
あるひとつの答えに過ぎない。
それをはっきりと意識する事が、ブログを活用する意味を見出す事に繋がるのではないかと思い、ここに書き残してみたい。
あらかじめ伝えておきたい事は
ブログというものの活用法は、それこそ千差万別であり、目的が違えば、
ブログにおける正しい使い方という
正解は無いと言えます。
例えばビジネスブログとなると、好きに書いて良いわけがないので、色々な制約などに縛られる事もありますが、ブログ自体はあくまでも情報発信ツールのひとつに過ぎない。
では、そのブログから発信される情報とはいったい何なのか。
その正体は『きっかけ』です。
例えば本に書かれている情報に触れる事は、読んだ後に自分が変わるきっかけになったりします。
また、人との会話で、本の話になれば、話をするきっかけになります。
本の書評は、購入するかどうかを判断するきっかけになりますし、書評を書くことは収入を得るきっかけにもなります。
美味しいハンバーグの作り方という情報は、おいしいハンバーグを作るきっかけになります。
ニュースなどの情報は、社会で共通の話題として会話に繋がるきっかけとなったり、ブログのネタとして発信するきっかけになったりします。
小さい頃に見たアニメは、友達と遊ぶきっかけになり、web制作に使えるノウハウやツールは、仕事の能率を上げるきっかけとなる。
つまり、情報の価値とは、
情報とは、自分を含め周りの人に対しても、なんらかのきっかけをもたらすものだということです。
そもそも情報を発信するという行為は、ターゲットが居て初めて成り立つ行動です。
例えば友達にしか見せないブログやmixiであろうと、『友達』というターゲットが居るわけです。
友達に役立つ情報や、友達と笑いあう為の情報などを公開します。
現在の中学生や高校生の間では、相手にきっかけや気付きを与えるよりも、自分にコメントや反応をしめして貰う為のきっかけ作りを行います。
ドジな事をした情報等、およそ誰かの役に立てるものでなくても、見ている人に自分へコメントしてもらう為のきっかけとなる情報を書くわけです。
これらの行動は、実はターゲットがしっかり見えている証拠でもあり、しっかり返答を貰っているということは、戦略が成功してると言う事です。
ですから、情報を発信するからには、
まずターゲットを決める事がもっとも手っ取り早い戦略になるわけです。
では、ターゲットとはいったいどうやって決めるのか。
最初は2人の人間を思い浮かべて、その2名に対してなにかのきっかけを与えるイメージを持ってみましょう。
一人だけを思い浮かべてしまうと、限りなく感情が入ってしまう事になりますので、いわゆるdis記事のような仕上がりになってしまう恐れがあり、たまに感情的になってしまうネタ帳のように炎上します。
例えば私のクライアントの15人に教えてあげたい事を思い浮かべた記事が以下になります。
ビジネスブログで失敗する7つの理由
ただし、以下の2点だけ注意する事。
この2点を守って書くだけで、十分なメッセージになりえるのです。
慣れてきたら相手を3人に増やしましょう。
そうする事で、もう少し広い範囲で記事を書かなければならないと言う事に気がつくはずです。
あの人はこの事知らないだろうな、あ、あの人はこっちの情報も捕捉しないとわからないだろうなと、記事を書いている時にどのように情報を詰め込むべきかが見えてくるのです。
また、逆から考え、30歳の女性と決めたら、その辺りの知り合いを思い浮かべるという方法もありますが、どちらでも構いません。
ターゲットの指定方法は上の方法だけではない。
例えば、ブログを書いている人に対して書くとか。
さらに絞ると、ブログを書いている人で、かつ、文章力を気にしている人とか。
例 :ブログ記事を見やすくする為の代表的な3つの手法
web制作をしている人に対して書くとか。
例 :有益なwebコンテンツを生み出すための5つのノウハウ
web制作をしていて、かつ、Photoshopの勉強をしている人に対して書く、とか、さらに実はGIMPを使っていた人にわかるように書く
という方法があるかと思います。
こうした絞込みによって、情報の絞込みも可能になります。
ブログにおいて、アクセス数というのは、懐中電灯の光の強さみたいなもので、光が強ければ強いほど遠くに飛ばしたり、広範囲にわたりターゲティングする事が出来ます。
そして光の範囲はしぼめたり広げたりする事が出来ますが、これがターゲティングです。
広い範囲の読者向け記事。

ターゲットを絞った記事。

ターゲットを絞る事で、そのターゲットは無意識のうちに直接自分にメッセージをしてもらったというイメージを強く持ちます。これによって、リピーターに繋がり易くなるのです。
ターゲットを想像する事が出来るのであれば、
そのターゲットが求めている情報(きっかけ)も比較的容易に想像する事ができると言う事です。
つまり、読者が必要に感じてる需要を、あなたは供給しやすくなるのです。
例えば、実際はたいした興味が無かったものでも、
そのブログを見てそこで紹介している本が欲しくなる
と言う事があります。
これは読者に対して本を紹介する事で、読者が購入しようかと考えるきっかけになるわけです。
私のブログでも以前一度だけ本を紹介した事があります。
PHPプログラムを始めてみたい、難しいと思っている人の為に
私がここで紹介した本は、あくまでも私の役に立ったから紹介したわけですが、当時のネタ帳も、別にPHP専門のブログではありません。
ですから、私のブログに対する期待の中には、PHPについて知りたい!という欲求がある人などそんなにいませんでした。
ですが、フタをあけると本の売り上げが1エントリーで13万を超えました。(報酬ではなく売り上げ)
つまり、このエントリによって需要が新たに生まれた可能性が非常に高いわけです。
これと似たような現象として、現在、ブログの記事には『需要と供給が必要だ』と思っている人はいないでしょうか。
もしも居るならば、それは
読まれる記事を書くために、文章技術よりもはるかに有効なこと - 分裂勘違い君劇場
という記事をみた方ではないでしょうか。
上のエントリーを見た方は、『たしかにブログも需要と供給が大切だ』という気持ちでいっぱいになると思います。私も思いました。
そして『どうやったら需要と供給の匂いを簡単に嗅ぎ分ける事が出来るのか』という、情報に対する需要が高くなっているのではないでしょうか。
もしそうならば、上のエントリーが新たな需要を作り上げたと言えます。
私がこのエントリを書く『きっかけ』となったのは、上の記事を見たことですが、私は頭が悪い為、ブログの記事に需要と供給なんていう難しい事を考えるのは不便で仕方がなく、それに変わる何かをもっとわかり易く伝れるものは無いか?と思ったのが始まりです。
私のこのエントリーのターゲットは、他でもない、私自身に向けて考え、そしてその考えをまとめ、記事にしたものです。
つまり、自己解決、自己満足を満たす為に書いたものだったりします。
また、私のように、情報の需要と供給と言われても、ではどうしたらいいのかと感じた人に向けて書いたものです。
あくまでも私の考えですが、なにかの参考になればと思います。
それでは。また。
情報が持つ鮮度価値、質、
そしてターゲットが見えているブログが多い。
ブログは、マーケティング戦略の基本中の基本ともいえるターゲティングに徹底的にこだわる事で、大きな成果を上げる事ができるのです。
一方では、アクセスを増やす為の文章術を学ぶべきという声や、ブログのデザインから重要であるといった声、逆に書きたいと思ったことを書くべき、という声があります。
私はこれまで、多くのwebサイトを作成したり、ブログエントリをポストしてきましたが、情報自体の価値というのは、時代とともに移り変わり、考えれば考えるほど難しい問題だと感じています。
しかしどの時代でも、情報とは、
あるひとつの答えに過ぎない。
それをはっきりと意識する事が、ブログを活用する意味を見出す事に繋がるのではないかと思い、ここに書き残してみたい。
情報とはいったい何か
あらかじめ伝えておきたい事は
ブログというものの活用法は、それこそ千差万別であり、目的が違えば、
ブログにおける正しい使い方という
正解は無いと言えます。
例えばビジネスブログとなると、好きに書いて良いわけがないので、色々な制約などに縛られる事もありますが、ブログ自体はあくまでも情報発信ツールのひとつに過ぎない。
では、そのブログから発信される情報とはいったい何なのか。
その正体は『きっかけ』です。
例えば本に書かれている情報に触れる事は、読んだ後に自分が変わるきっかけになったりします。
また、人との会話で、本の話になれば、話をするきっかけになります。
本の書評は、購入するかどうかを判断するきっかけになりますし、書評を書くことは収入を得るきっかけにもなります。
美味しいハンバーグの作り方という情報は、おいしいハンバーグを作るきっかけになります。
ニュースなどの情報は、社会で共通の話題として会話に繋がるきっかけとなったり、ブログのネタとして発信するきっかけになったりします。
小さい頃に見たアニメは、友達と遊ぶきっかけになり、web制作に使えるノウハウやツールは、仕事の能率を上げるきっかけとなる。
つまり、情報の価値とは、
と言う事が全てなのです。きっかけ作りにどれだけ貢献する事が出来るのか
情報とは、自分を含め周りの人に対しても、なんらかのきっかけをもたらすものだということです。
ターゲットが見えるときっかけ作りは楽になる
そもそも情報を発信するという行為は、ターゲットが居て初めて成り立つ行動です。
例えば友達にしか見せないブログやmixiであろうと、『友達』というターゲットが居るわけです。
友達に役立つ情報や、友達と笑いあう為の情報などを公開します。
現在の中学生や高校生の間では、相手にきっかけや気付きを与えるよりも、自分にコメントや反応をしめして貰う為のきっかけ作りを行います。
ドジな事をした情報等、およそ誰かの役に立てるものでなくても、見ている人に自分へコメントしてもらう為のきっかけとなる情報を書くわけです。
これらの行動は、実はターゲットがしっかり見えている証拠でもあり、しっかり返答を貰っているということは、戦略が成功してると言う事です。
ですから、情報を発信するからには、
まずターゲットを決める事がもっとも手っ取り早い戦略になるわけです。
では、ターゲットとはいったいどうやって決めるのか。
最初は2人の人間を思い浮かべて、その2名に対してなにかのきっかけを与えるイメージを持ってみましょう。
一人だけを思い浮かべてしまうと、限りなく感情が入ってしまう事になりますので、いわゆるdis記事のような仕上がりになってしまう恐れがあり、たまに感情的になってしまうネタ帳のように炎上します。
例えば私のクライアントの15人に教えてあげたい事を思い浮かべた記事が以下になります。
ビジネスブログで失敗する7つの理由
ただし、以下の2点だけ注意する事。
- その人と自分にしかわからない言葉は使わない
- もし使うのであれば、きっちり説明する事
この2点を守って書くだけで、十分なメッセージになりえるのです。
慣れてきたら相手を3人に増やしましょう。
そうする事で、もう少し広い範囲で記事を書かなければならないと言う事に気がつくはずです。
あの人はこの事知らないだろうな、あ、あの人はこっちの情報も捕捉しないとわからないだろうなと、記事を書いている時にどのように情報を詰め込むべきかが見えてくるのです。
また、逆から考え、30歳の女性と決めたら、その辺りの知り合いを思い浮かべるという方法もありますが、どちらでも構いません。
ターゲットは絞れば絞るほど、心に響きやすい
ターゲットの指定方法は上の方法だけではない。
例えば、ブログを書いている人に対して書くとか。
さらに絞ると、ブログを書いている人で、かつ、文章力を気にしている人とか。
例 :ブログ記事を見やすくする為の代表的な3つの手法
web制作をしている人に対して書くとか。
例 :有益なwebコンテンツを生み出すための5つのノウハウ
web制作をしていて、かつ、Photoshopの勉強をしている人に対して書く、とか、さらに実はGIMPを使っていた人にわかるように書く
という方法があるかと思います。
こうした絞込みによって、情報の絞込みも可能になります。
ブログにおいて、アクセス数というのは、懐中電灯の光の強さみたいなもので、光が強ければ強いほど遠くに飛ばしたり、広範囲にわたりターゲティングする事が出来ます。
そして光の範囲はしぼめたり広げたりする事が出来ますが、これがターゲティングです。
広い範囲の読者向け記事。

ターゲットを絞った記事。

ターゲットを絞る事で、そのターゲットは無意識のうちに直接自分にメッセージをしてもらったというイメージを強く持ちます。これによって、リピーターに繋がり易くなるのです。
ターゲットを想像する事が出来るのであれば、
そのターゲットが求めている情報(きっかけ)も比較的容易に想像する事ができると言う事です。
つまり、読者が必要に感じてる需要を、あなたは供給しやすくなるのです。
さらに需要は作られるものでもある
例えば、実際はたいした興味が無かったものでも、
そのブログを見てそこで紹介している本が欲しくなる
と言う事があります。
これは読者に対して本を紹介する事で、読者が購入しようかと考えるきっかけになるわけです。
私のブログでも以前一度だけ本を紹介した事があります。
PHPプログラムを始めてみたい、難しいと思っている人の為に
私がここで紹介した本は、あくまでも私の役に立ったから紹介したわけですが、当時のネタ帳も、別にPHP専門のブログではありません。
ですから、私のブログに対する期待の中には、PHPについて知りたい!という欲求がある人などそんなにいませんでした。
ですが、フタをあけると本の売り上げが1エントリーで13万を超えました。(報酬ではなく売り上げ)
つまり、このエントリによって需要が新たに生まれた可能性が非常に高いわけです。
これと似たような現象として、現在、ブログの記事には『需要と供給が必要だ』と思っている人はいないでしょうか。
もしも居るならば、それは
読まれる記事を書くために、文章技術よりもはるかに有効なこと - 分裂勘違い君劇場
という記事をみた方ではないでしょうか。
上のエントリーを見た方は、『たしかにブログも需要と供給が大切だ』という気持ちでいっぱいになると思います。私も思いました。
そして『どうやったら需要と供給の匂いを簡単に嗅ぎ分ける事が出来るのか』という、情報に対する需要が高くなっているのではないでしょうか。
もしそうならば、上のエントリーが新たな需要を作り上げたと言えます。
私がこのエントリを書く『きっかけ』となったのは、上の記事を見たことですが、私は頭が悪い為、ブログの記事に需要と供給なんていう難しい事を考えるのは不便で仕方がなく、それに変わる何かをもっとわかり易く伝れるものは無いか?と思ったのが始まりです。
この記事自身のターゲットは誰か?
私のこのエントリーのターゲットは、他でもない、私自身に向けて考え、そしてその考えをまとめ、記事にしたものです。
つまり、自己解決、自己満足を満たす為に書いたものだったりします。
また、私のように、情報の需要と供給と言われても、ではどうしたらいいのかと感じた人に向けて書いたものです。
あくまでも私の考えですが、なにかの参考になればと思います。
それでは。また。