アウトプットやインプットが増えれば増える程、仕事量が低下する
結論から言えば、インターネットとは、アウトプットも容易であり、インプットも容易である為、これらの影響が生活に著しく干渉し易いと言えます。
つまり、
アウトもインも気付かずに増やし続けると、生活の仕事量が激減する
という、事が考えられます。
これは、知らず知らずのうちにライフスタイルすら変わってくる事を意味しているとも感じています。
アウトプットする人は、情報のインプットに変化が起こる
今回はテーマをブログとして考えて見ます。
(よくよく考えて見ましたが、そんな事はないですよね)
むしろ、ブログを日常的に更新する人と、しない人では、情報の仕入れ方が違うのではないかという答えの方がニュアンス的に正しいです。
普通の日記ブログを書いている知り合いのS子さんも、旅行等に行った時等、普段ならスルーしてしまうであろう風景を写真にとっておいたり、もしかしたら使わないかもしれないパンフレットを念のため持ち帰ったりと、情報の仕入れ方が少し変化していると言います。
情報系のブログを書いている人にいたっては、ネットを徘徊する時間を費やす事で、良質な情報を発掘し易くなる為、やはりブログを書いていない人に比べると、インプットしている情報は多いと言えます。
つまり、アウトプット行為は、インプット行為の変化が起こる始まりでもあります。
ただし、アウトプットを積極的にする気のない場合はこれには当てはまりません。
例えばプログラムを作っていて、エラーが出た。それを解決したからブログに書いた、という流れも確実にあります。ここでいうアウトプットは、積極的なアウトプット思考の方のみに当てはまるといえます。
だからTwitterなど、よし、発言するぞ!なんて意気込んでやっている人は3日で飽きるし、ゆるーく今あった事をただ書いたり、考えた事をただ書いたりしている人の方が長持ちしたりすると考えられます。
アウトプットするテーマによってインプットの方法が変わる
先にあげたS子さんのように、日記がテーマの方は、生活における新発見や、出来事をただ過ごすのではなく、なるべく記憶しながら生活を送る、というインプットの傾向が強くなります。
例えばFirefoxの情報のみを常に目を光らせて紹介する方や、ニュースや小ネタに目を光らせて、ニュースブログを書いている人など様々ですが、この『アウトプットするテーマ』がある事で、インプットする為の情報を探す行為に変化が起きます。
Firefox情報をアウトプットする人は、むしろ様々なジャンルの情報を仕入れるよりも、特定のジャンルを深く見ていくほうが良いですし、強いです。
逆にニュースや小ネタを届けるブログの場合は、幅広いジャンルの情報を仕入れて、ひとつの情報の深い部分まで目を向けない方が、より多くのジャンルを見ていけるため、強いと言えます。
こうした変化がある為、ブロガーというのは初めて間もない頃と、1年後では、文章、情報の仕入れ方、思考など、かなり変わっていると言えます。
アウトプットの限界
実は私はブログが大好きで、アウトプットしたくてしたくてたまらない。
インプットは普通に出来るのだから、アウトプットを増やしていこうと考え、ブログを増やしましたが、地味にこれはダメだーという事になってきている。
なぜなのかと色々と考えた末、アウトプットするテーマが増える事でインプットする方法が変わり、幅広いジャンルを見るようになり、深く見なくなりました。また、アウトプットする行為に時間を費やすと、インプットする時間が低下するという、単純な事に今更気がつきました。
つまり今まで普通にインプットできていた情報も、アウトプットする媒体が増えると、仕入れられなくなるという事態に陥ったのです。
そして、アウトプット媒体が多いと、それだけインプット時間が掛かります。
という事は、インプット時間が増えれば増えるほど、アウトプットできなくなる。
という法則も存在している事に気付かされます。
これまで、キューブの法則でも触れた事ですが、なぜジャンルを特化すると強いのか?
というのは、こうした情報のインプット作業に直接作用するから強いのかと感じるようになりました。
アウトとインを増やしすぎると仕事量は低下する
このインプットとアウトプットのバランスは非常に重要ですが、それ以上に、容易にアウト、インが出来るという環境について考える事の方が重要かもしれません。
Twittre、はてぶコメント、mixi等、アウトプットに使う時間を地味に増やし続けていくと、インプットする量が低下し、仕事量が減ってしまいます。
また、RSSリーダーや、ニュースサイト、ニコニコ動画、2ch、等、情報を仕入れれば仕入れるほど、同様に仕事時間が低下します。
これらのバランスを、自分のライフスタイルと相談しながら保っていく必要があるのかなぁと、最近つくづく思うようになりました。
今一度初心に戻り、考え直してみたいと思った次第です。
それでは、また。