Googleのどこでもウィジェットは各ドキュメントもパワーアップさせてかなりすごい!
2009年05月28日 公開

Googleから、また新しいサービスが展開された。
その名も
GoogleWebElement
何が凄いのかって言うのは使ってみればわかりますが、ブログやなんかに
という代物です。驚くほど手軽にGoogleサービスを埋め込める
で、実際はこのサービス自体、他のGoogleドキュメントの方にも実装されて、貼り付け用コードがかなり手軽に作成できるようになったのです。
今回はこの新しいウィジェットである、グラフとプレゼンテーションを中心に解説していきます。
とりあえず用意するもの
Googleアカウント
のみ
ちなみにGoogleサービスを手軽に貼れるサービスっていうのは、各ドキュメントからも普通に出来るようになっているみたいなので、ほぼ各ドキュメントサービスからコードを貼り付けることが可能です。
Googleドキュメントを作成し、プレゼンをウェブ化
Google ドキュメント へようこそ
このページは、これから使うプレゼンのドキュメントを作成する為のページですが、アカウントの登録もできるので、ここからどうぞ。
ログインしたらドキュメントへGo。

操作というかほぼMicrosoftのパワーポイントと同じ様なものなので、比較的楽に作れるかと。

テーマを決めたらそこそこのものが簡単に作れます。

ページの追加は左側にあるサムネイルを右クリックすれば『新しいスライド』という選択がありますのでそこから。
GoogleWebElementの活用は直接はほぼない
Google Web Elements
上記からプレゼンテーションを手軽にウィジェットコードにし、ブログやホームページに貼れるようにすることが出来ます、が、基本的にドキュメントページからこのサービスが利用できます。
完成したドキュメントは、『公開』を選ぶ事ですぐにコードを発行してくれます。

はい、出来上がったコードを貼り付けると以下のようになります。
とっても簡単ですね!
スプレットシートもすごい事に
Googleドキュメントのスプレットシートも結構すごい事になってきている。
この
貼り付けが簡単
というだけで、こうまで使えるものになるのかぁと驚かされました。
以下は、ためしに2009年4月のネタ帳を閲覧したブラウザを書いたものですが、凄く簡単に表示できる。公開する範囲をシートのどのセルからどのセルまでと詳細な設定が可能。
また、今回驚いたのは、実はリアルタイム表示にする事も可能なのです。
5分おきに最新の情報を読み込ませる事だってできちゃうわけですね。
コードは共有を選び、公開にすればOK。

するとページに埋め込むHTMLという項目がでてきて、選ぶだけ。
あとは下のコードをコピーし、ウェブサイトやブログに貼り付けるだけで言いのです。
大事な事なので2回言いますが、自動更新してくれるため、公開するデータの更新用にこのGoogleドキュメントのスプレットシートを採用すれば、ページのほうを更新する必要がない状態になります。
また、グラフ自体にも実はコードを生成する機能を持っており、以下のように、右クリックして『グラフの公開』を選べばその場でグラフ画像のURL入りコードを生成してくれます。

これが貼り付け用グラフ。
やばいくらい便利です。
ドキュメント以外も強化された
Google Web Elements カレンダー等は、APIを解さずとも、比較的楽にウェブサイトへ導入する事ができるようになりました。
お店の予定や、イベントなどを、Googleカレンダーでまかなう事も容易になったわけです。
また、openIDやGoogleアカウントを持っている人たちでの会話が可能なConversationも面白い。
以下、ためしに貼り付けたもの。
ここまでくると掲示板の設置もなんだか手軽すぎてこわくなりますね。
ちなみにまだ英語ですが、
TopicでType Your ownを選べばあなただけの名前をつけれます。
さらにScopeでは、固定URLのみで動作がRestrict Your site、共有してどこでもはれるタイプがShare across the web。
この共有化っていうのは実はすごいことで、
Aというブログと、Bというブログで同じ掲示板を貼れ、それを共有できるっていう意味なので、ちょっとこれまでとは違う事が出来るようになると言えます。
例えば、同一のAというブログでも記事が変わればURLが変わります。
この時共有しないタイプは、個別ページでのコメント欄として利用できます。
また共有タイプのものを設置すれば、どのページからコメントがあってもどのページでも反映されます。
この動きって地味に今まであんまり無かった事なんですよね。
こんな感じでWebElementはこれまであったGoogleサービスの様々なところに登場し、よりGoogleサービスを手軽に持ち込む事ができるようになりました。
みなさんも機会があればお試しアレ。
あと、実際試して見ましたが間違いとかあれば遠慮なくご指導願います。
それでは、また。