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Re:Re:AMNと腰抜けブロガー

アジャイルメディア
あぁなるほど。
そういう風に考える人もいるのかぁと思ってみてた。

こいつら(もちろんAMNの連中のことだ)のおかげで,ブログはどんどん胡散臭いものになりつつある。今回のサービスも,ブロガーを組織化して結局やりたいことはブログの地位低下かよ,と心底うんざりさせられる。何がカンバセーショナルマーケティングだ。拝金主義に適当なラベルを貼り付けて,ブログをヤラセの巣窟にすんじゃねえよ。
AMNと腰抜けブロガー

この記事はre:AMNと腰抜けブロガー - 煩悩是道場さんの記事を見て初めて見つけたんだけど、元々腰抜けの私は特に反論する気も無い。

ただ、このパートナーブロガー達とAMNの立ち位置の誤解が少しあり、ちょっとだけ内部的なものを、AMNの了解を取らずに勝手に書きます。

AMNの立場はブロガーと平行である


別段、私は確かにAMNのパートナー契約を結んでいるけど、それは最初の契約であった、右サイドに存在するバナー領域の貸し出しと、ブログ上部にある広告枠の貸し出しに対してです。

パートナーブロガー同士の新着記事なんかも見れて楽しそうというのもありました。

間違って欲しくないのは、別に私はAMNを援護するつもりでこの記事を書いているわけではありません。あくまでも、書きたい事を書くという自分のスタイルを通しているだけです。

だから、こうしてAMNについて記事を書くことで、危険因子と受け取るなら首を切られても別に良いと思ってますし、好きな記事が書けないのなら辞めたって別にいいです。

ただ、元増田氏を外部からの意見とすれば、内部からの意見も見て判断してもらえればと思い書きます。


明かされない、語られない内部でのやり取り


まず、一番誤解を受けている点についてですが、AMNは、AMNが考えている以上にパートナーブロガー達の圧倒的な存在感の前に、恐ろしく無力です。というか、各パートナーの意見を120%尊重するスタイルを貫いていると言えます。

AMNが,ブロガーをモニターとして企業から対価を受け取る「AMNソーシャルレビュー」というサービスを開始した。(中略)そして驚くべきなのは,このリリースに対するアルファブロガー共の反応の薄さ。特にAMNトップページの右側にズラリと雁首並べるAMNアルファブロガーが,このサービスについて異論を唱えようともせず,ノーコメントを貫いている。いつもはテレビ局のヤラセがどうの,官庁の不正がどうの,利益享受がどうのと難癖つけてエントリに仕立て上げる割に,自分達が当事者になったら途端にこれだ。
AMNと腰抜けブロガー

このリリース以前に『ペイパーポスト』サービスの案内が、パートナー全員が共有しているメーリングリストに案内された時、異常なまでに各ブロガーがら異論が飛び出しました。


ある意味炎上したメーリングリスト


メーリングリストといっても、ここで対応を迫られたのは徳力氏一人で、かなり動揺してたのではないかと思います。(※徳力氏:アジャイルメディア・ネットワーク株式会社社長)

私もこれについては『記事の領域だけは間違っても譲りません』と反論しております。

ブログの性質にもより意見が割れましたが、そもそも『報酬が発生するからという理由』だけで、よし記事を書くという甘ちゃんなブロガーは居ないのではないかと感じました。

案内にミスがあったのか、全く強制ではないという事だったのですが、色々と考察が飛び交い、記事のタイトルにPRをつけるなどの議論がありました。

つまり、パートナーブロガー達全員が、これに協力的という見方には大きな誤解があるといえます。あくまでも、それぞれのブログのスタイルを優先し、出来るブログに案内をしているというのが実情です。

モトマスダは「ブロガーをこうした商売の道具に使う,AMNという会社」と書いているのだけれども、AMNという企業はパートナーブロガーを集めて広告を掲出して貰う代わりにブロガーに広告掲出料を支払ったりブロガーミーティングという名称でブロガーを集め、製品やサービス、企業PRなどを行い、記事を書いて貰うということをずっとやってきた企業なんですよね。
re:AMNと腰抜けブロガー - 煩悩是道場

昔からブログネットワークを活用していたAMNとしては、パートナーブロガーからのこうした反論に驚いたかもしれませんね。

あくまでも現在のAMNのスタイルは、『ブロガーに提案し、議論し、スタイルを少しずつ変えている、模索している』と言ったところです。ブロガーも提案を受けるも拒否するのも自由であり、それぞれのブログスタイルを崩したり、ブログの価値を低下させる事には、誰一人として認めているパートナーは居ないと言えます。


第2の炎上


AMNメーリングリストでは、内部的にかなり議論に発展する事が多い。
特に5月にあった『広告配信の停止希望』という事件があった。

事の発端は、配信されている広告が『かなり怪しい』というものだった。
事実、これにはかなりの調べが各ブロガーから入り『配信停止希望』者が数名現れたのです。

AMNからすれば

いや、ちょっとまってよ・・・これはGoogleAdsenseでも同じような事が言えるんでないの?

と、もしかしたら最初は戸惑ったかもしれません。

なんせ既に受けてしまっている広告を停止するのだから、それ相応のリスクをAMNは背負う事になります。

しかし、AMNの対応は異常に早かった。
即刻停止という形にしたのです。(違法性が見つかったわけではない。あくまでもグレー。)


ブロガースタイルを貫けるようになっている


この事からわかるとおり、AMNとしては、ブロガー最優先を貫いています。
というか貫いているというよりも、AMNは周りから見てえている以上にブロガー達を思うようにコントロールする事が出来てはいません。

ブロガー達自身も、コントロールされるつもり等一切ありません。

ブロガー自身が、それぞれのブログのスタイルを貫いている

という事なんだと思います。

ブロガー自身が楽しくなくなるような集まりなら、そんな沢山パートナーなんてあつまりませんて!

また、今回の広告配信停止事件を教訓に、新たな案が各ブロガーから飛び交っています。
2度とこのような事が起こらない為のシステム構築。マニュアルなど、AMNはブロガーとともに少しずつ変わってきていると断言できます。

なので、元増田が指摘する『AMNアルファブロガーが,このサービスについて異論を唱えようともせず,ノーコメントを貫いている。』というのは実は大きな誤解で、徳力氏個人がボコボコにされている時もあったし、言いたいことがあるなら皆遠慮なく発言しています。

そういうブロガー中心という考えを理解しているからこそ、異論を表で唱える必要が全く無いのです。

まぁ、取り留めない話ではありますが、そんな感じです。

そもそも、私みたいなひよっこは別として、それだけアクセス数を得ているブロガー達は、一癖も二癖もあるからこそアクセスがあるわけで、それをまとめ上げようとすること事態、かなり難しい事だと言えます。

それこそ昨日までパートナーだったアルファーブロガーが、ちょっとしたきっかけで徹底的に牙を向ける事だってあるわけだし、AMNの抱えているリスクは小さいものではないと思います。

徳力氏がストレスで倒れない事を祈ってます。

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
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