WEB文章を最後まで見てもらう見出しの間隔は、どれくらいが最適なのか
2007年03月23日 公開
ブログとはホームページの2倍~3倍文字が多いのが一般的
私のサイトのように、文字で何かを訴えたい場合は5倍~10倍以上がテキストで占められている事でしょう。
そのWEBの文章に対して、みなさんが一体どれほど苦労して作り上げているのか、最近皆さんのブログをみて勉強させていただいています。
以前に、WEB文章を最後まで読んでもらえない理由は、改行と見出しが足りないからという記事を書いて、大変な反響を頂きました。
多くのメールも頂いたのですが、最も多かったのが『見出しを入れる間隔はどれくらいがいいのですか?』でした
まず、上の記事を先に見てもらって、改行や見出しを使えるようになるだけで、かなり見やすくなるはずです。
今度はそれでも最後まで見てもらえない理由を考えて見ましょう。
今回は筆者が気をつけている見出しの間隔についてお話してみたいと思います。
人は先が見えない文章ほど見たくない
そうなんです。
これが一番の理由だと思っています。
本や何かを買ったとき、目次というものが必ずあります
例えば『新着記事一覧』におけるリンク。
これも一つの目次です。
ところが記事になると目次がなくなる傾向にあるのがWEBの特徴です。
上から下へ、これが一般的なクロールの仕方です。
私のはてなブックマークを見て思う共通点は、一つの記事が一つの物事に対して完結している事が大事だと感じました。
つまりこれは、文章を武器にするブロガーにとって、文章が長くなる最大の原因になります。
目次のように目立つ見出しがあるだけで、まず一気読みされる
一気読みとは、見出しだけを読んで、マウスをクロールして下まで見る行為です。
見出しの目次効果は非常に高いです。
一気読みすることで、ある程度の内容を把握して、さらにその中に興味のある言葉が隠されているかどうかを判断する事が出来るからです。
あなたが一番訴えたい事が、一番上にあるとはかぎらない
見出しがないということは、一番訴えたい事が下にあると、だれもそれを見ようとしなくなります。これは文章が長くなればなるほど見なくなります。
人はなるべくなら文章を読みたくないと思っている人が大半です。
だからこそみなさんなるべく有益な情報を探すのです。
同じ読む時間なら、人気の記事を見たほうがいいと考えている人がほとんどだからなんです。
はてな新着エントリーを見ないのは、文章をあまり多く読む気力と時間がないからなんです。
見出しの次の見出しはどれくらいの間隔が最適なのか
答えとしては、パソコンディスプレイをみて『見出しが見えなくなる前に、次の見出しが出る』事です。
そしてその『次の見出し』が終わる前に、その次の見出しが見えてくることが大事です。
テキストサイズは、それぞれのホームページやブログデザインによって、大きいものあれば、小さいものもあります。
それを考慮して、見出しと見出しが、なるべく一つの画面で目次のように繋がるようにしてみましょう。