MacとPCを対決させてはいけないたった一つの理由

何がなんだかさっぱりわからない・・・・。
断然わかりやすいMac対PC論争
何を言ってるんだろ。本当に意味がわからない。
Macを崇拝するただの信者なのか。
それとも釣られずにはいられない記事を作るプロなのか。
Mac対PCの意味がわかる人いますか?
とりあえず話の要約。
どうせだから話を要約する練習しよう。
どこがおかしいのかはすぐに気がつくわけですが・・・。Macは価格帯$1000以上のコンピューターでの売上シェアは、驚異の91%。つまり10万円を超えるコンピューターはほぼMacが締めている、ということだ。
総じてWindowsパソコンは、車でいえばベストセラーのトヨタ・カムリ。
AppleのMacはポルシェのような高級車。
両者が別々の市場に向けられた、別々の車だというだけのことだ。そしてこれが、大多数のWindowsパソコンにとってのゴール(市場シェア)と、AppleのMacのゴール(ハイエンドの収益シェア)の違いを表している。
重要なのは、パソコンを買おうという中で、価格が主要因であるという人たちは、いずれにせよMacを買わない、ということだ。決して。Appleの市場シェアが未だに10%以下であることには、理由があるのだ。
安いパソコンが欲しい人は、PCを買って節約できればハッピーであり、プレミアムパソコンが欲しい人は、高いお金を払ってMacを買うのがハッピーなのである。
とりあえず、MacをPCと呼ばない事にはここでは突っ込まない事にしよう。
そしてWindowsをPCと呼ぶ事にも同意しよう。
その上でおかしなところを考えてみよう。
一番おかしなところは以下。
両者が別々の市場に向けられた、別々の車だというだけのことだ。そしてこれが、大多数のWindowsパソコンにとってのゴール(市場シェア)と、AppleのMacのゴール(ハイエンドの収益シェア)の違いを表している。
Windowsパソコンは、
Microsoftが出してるわけじゃない
仮に5万円のWindowsXP搭載のPCと50万円のWindowsXP搭載のPCがあったとする。
その売り上げがどこに行くかって考えると、Microsoftが徴収するのはWindowsXPというOSの売り上げなわけだよね?
どっちが売れても売り上げは一緒です。
残りの売り上げはPCを組み立てたメーカーにいくわけで。
つまりMicrosoftからして見たら、別に30万以上のパソコンが売れようが、3万で誰かがPCを組み立てようが、一律WindowsXP分の売り上げが上がるわけです。
対するMacはハードとOSを一つのセットとしてブランドを確立している。
Macを動かすハードは、Macにふさわしい物で無ければならない
というブランド志向は多くの人を魅了するに値すると思う。
実際Macを使ってると、不思議と「あ、おれ、Macだから」みたいな発言をしたくなる。
両方使って見ると、ぶっちゃけ得手不得手と言うのは見えてくるわけで、実際は高いとか安いとかの問題ではないんですけどね。
Windowsは、例えば日立、ソニー、NEC、DELL、といったメーカーがハードを提供しているわけで、低スペックであろうと、高スペックであろうと、ユーザーの考え方や使い方次第で様々なWindowsが誕生する。
それこそ、エクセルを立ち上げるのに1分掛かるWindowsもあれば、0.3秒で立ち上がる超高速Windowsだってある。
こうした違いを認識しているならば、両者を対決させる事自体ありえないほどナンセンスだ。
この構図からわかるとおり。
Microsoft=ソフト屋
apple=ハード屋
というイメージの方が圧倒的に強い。
むしろappleの方をPCと呼んでもいい位だと思う。
わかりやすく車に例えるなら
AppleのMacはポルシェのような高級車だと定義するとする。
ならばWindowsは、ポルシェ以外の車メーカー全てに使われるボディーみたいなものだと思う。
スズキ、トヨタ、三菱、日産、BMWといった、各メーカーの、安い車から、高い車に至る全ての車のボディー。
各メーカーはそのボディーの上にエンジンやらハンドルやらシートやら音響設備やらを搭載して、販売するというイメージの方があっている。
どのメーカーがどんな車を売ろうとも、そのボディーが使われるのだから、市場が広いのはごく当たり前の事です。
さらにいえば、安いとか高いとかっていうのは、各車メーカーが搭載したエンジンやらシートやらハンドルやら乗り心地に対するもので、Microsoftが提供するそのボディーは一律価格です。別にMicrosoftは、価格で勝負しようなんてミジンコ程も考えてはいないということ。
MacはMacであり、WindowsはWindows
私は確かにMacが好きですし、Macには特別な魅力があるのは確かです。
それはMacのブランド志向が成功している証だとおもっています。
しかし、Windowsは低価格だからベストセラーとかっていうのは、頭が沸いている人しか言わないはずです。Windowsだって、現に鬼のようなスペックを要求されるMMORPGをしたいがために、超ハイスペックに改造したり、買ったりする人は多い。また、映像編集などを行う人も比較的ハイスペックPCを要求している。
Macに使いたいアプリが対応してないとか、Macよりも低価格で高機能なハイスペックPCを自作できるといった様々な利点がWindowsには存在します。
あくまでも、MacはMacであり、WindowsはWindowsなのです。
もし、万が一Windowsと対決させたい対象があるならば、それはGoogleOSが最も同じ土俵の上にあると言えます。が、これはまた、別の話。
価格で云々ということであれば・・・WindowsVistaが搭載された6000万のPCだってあるし、8000万のプラチナPCだってあるんですけどね。

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まぁ、自分にとって使い易いものが一番ハッピーだと思いますよ!
それでは、また。
追記
コメントから
なんかすごくスッキリしました。勉強になりました。ボディーというか、ガソリンでどうだろ?
ボディーにもメーカーの違いが出るし。
ガソリンは税金の差はあれど世界でほぼ同じ値段。
あと皆様から頂いたトラバ、コメントは、すごく勉強になりました。ありがとうございます。