国は自殺について真剣に考えてないし、命を尊いなんてこれっぽっちも思ってない
実はこの数字、全く当てにならないということがわかった。
数字だけ見るとあっけにとられますけど、毎年毎年早急に対策が必要と言って、なんの対策も無いまま放置されてますよね。非常に有名な話ですが、警視庁の変死者数の統計で、変死者数が平成9年に9万人、平成15年に15万人となっています。
しかし、自殺者は何故か約3万人を維持し続けているのがどうも腑に落ちない。
んで色々調べるてみるとなかなか恐ろしい国だったという事が判明。
死亡理由が曖昧な判定をする国
山口大学大学院医学系研究科法医・生体侵襲解析医学分野教授 藤宮龍也氏のわが国の死因究明制度の問題点の中にある
これが私だったら・・・。検案経験の尐ない臨床医や警察協力医の場合には、結果的に誤認検死のリスクが高くなってしまう。時津風部屋の力士暴行死事件(2007.6.26)では、死因を虚血性心疾患で病死と臨床医は判断してしまった。しかし、両親が死因に疑いを持ち、行政解剖が行われ、傷害致死事件と発覚した。この事件は検視情報がいかに重要かを示している。
傷害致死をあろうことか心疾患と診断されたのだ。
調べて初めて知ったわけですが、実は日本、死亡解剖医は全国で約120人~130しかいない。
以下は1月の毎日jpが公開した内容です。
実はこの記事をめぐり、相当なバッシングが国に寄せられた。(WEB魚拓)日本法医学会(理事長・中園一郎長崎大教授)は20日、解剖医を倍増させることや全都道府県に「死因究明医療センター」を設置することなどを求める提言を公表した。厚生労働省や警察庁に要望する。
警察が扱う異状死のうち、9割は警察官や立ち会いの医師が死体の表面検査だけで死因を決めていると指摘。ここに犯罪見逃しの危険があるとしている。一方、解剖医は全国で約120人しかおらず(略)
おいおいおい、少なすぎだろう・・・。
2009年3月24日(火)内閣委員会議事録(抜粋)
現在、異状死体の9割というのは専門知識の不十分な警察官とか、立会いのお医者さんもほとんど経験がない方が、見るだけでもう判断をする。 それが解剖に回るとかというルールもない中で16万体を超える処理がされていってしまう。
という発言があり、これは、生体侵襲解析医学分野教授 藤宮龍也氏の意見と合致しています。
平成20年の変死体約16万体を解剖した司法解剖とか行政解剖を執刀する解剖医は130人程度であり、年間1万~1万5千体の解剖しか出来ない。
つまり、年間約15万体の変死については、専門医でもない警察官や、立会いの医者によって死亡理由が決定されているという事になる。
傷害致死をあろうことか心疾患と診断されたという事件は、氷山の一角どころか、世界中に生息する蟻の1匹を発見しただけに過ぎないのではないだろうか。
不可解な死亡
これも調べれば調べるほど頭がおかしくなりそうだ。
有名な2chのコピペを見てみるとわかるのですが、まぁ2chだし、捏造とかネタとかもあるだろう思っていました。
なによりも、ソース元を検索する事ができないから、嘘ばっかりかなぁとか思って結構ググって調べてみると、ニュースサイトの過去記事は有料化されていて、検索しても見つからなくなっていた。出てきたのは魚拓か、そのニュースを紹介しているブログという状況だった。
つまり、結構本当っぽい、ということで貼る事にします。
2chでのコピペはここに書いてある一行をコピーして検索すればいくらでも出てくる。自殺として終わった事件リスト
東京、男性 - 口の中に靴下を入れたままガムテープで口を塞ぎ、両手を後ろで手錠により拘束し左手には手錠の鍵を持ち玄関内で衣服の乱れもなく窒息死した記者。
大阪、社長 - 全身をロープと粘着テープで縛って、ビル屋上の鉄柵を飛び越えた。
千葉、少年 - 全身をロープと手錠で縛って、柵に囲われた線路に飛び込み。
東村山市議 - 逆立ちしてマンションの窓際まで、指でひきずった跡をつけながら歩行、足から手すりにぶら下がり、空中で方向転換して50cmの隙間に向けて飛行。
沖縄、社長 - 全身をめった刺しにして自殺。背中や手の甲もきちっと刺してあった。血の跡ひとつつけずに非常ボタンを押した。
茨城、おばさん - 首吊りしたあと歩いて川に入り息を止めて自殺。気管には水なし。
熊本 - 某病院主要関係者を乗せ、峠道を時速80キロで、ガードレールのわずかな隙間をタイヤ痕ひとつ残さない絶妙な運転テクニックですり抜けて50m下へダイブ。
福岡、高校生 - 400kgの重しを抱いて海に飛び込む。
千葉 - 首吊りをしてからわざわざ飛び降り自殺。死因は飛び降りではなく窒息。
名古屋 - 車で首吊りをしようとして首を切断。しかし、首がないまま駐車、車庫入れをこなす。
大阪 - 歩道橋から飛び降り自殺するも、なぜか歩道橋から45メートル離れた路上で発見される。
本当にあった怖い話。
例えば、
名古屋 - 車で首吊りをしようとして首を切断。しかし、首がないまま駐車、車庫入れをこなす。
という話は以下。
ニュース超速報! 【愛知】首切断の男性、ビニールロープを首と木に巻き付けて車を発進させ自殺か-名古屋
かなり不可解な事件です。リンク先は今は無きMSN毎日インタラクティブだったので、MSN産経ニュースの過去ログを調べてみたけど出てこなかった。
また
東京、読売社員 - 口の中に靴下を入れたままガムテープで口を塞ぎ、両手を後ろで手錠により拘束し左手には手錠の鍵を持ち玄関内で衣服の乱れもなく窒息死した記者。
という話は以下。
痛いニュース(ノ∀`):“後ろ手に手錠、口の中に靴下” 読売新聞記者、自宅玄関で変死…富坂署「事件の可能性は低い」
微妙に違和感を感じる部分がいくつかある。
最初読売と発表する前の記事の魚拓では、きっちり事件の可能性があると報道している。
その後、読売の社員だったとわかると、ZAKZAKなどでも記事として報道されたが、なぜか事件の可能性は低いという報道に変わっていた。自宅から手錠が出たのが理由らしい。(ZAKZAK魚拓)
どうやら2chコピペの真相を調べるには大手ニュースサイトの過去ログに対してお金を支払わなければならないという結論に達したが、結構一般ブロガーがニュース元を引用している記事が見つかった。
いずれもニュースサイトの記事は消えている、もしくは、有料データベースに入っているが、いくつかのログはあったので、全てとは言わないが、恐らく本当の話だろうと予測している。
2009/7/21にも不可解な自殺もあった。
asahi.com(朝日新聞社):名港で男性死体浮く 手足縛りブロックつけ 自殺か - 社会
両手首などがビニールロープで結ばれ、足首にはコンクリートブロックがついていたが、外傷がないことや手首のロープの結び方がゆるいことから、自殺の可能性
平成18年には
足にロープでいかりが結び付けられ、後頭部と背中に打撲跡があった事件を愛媛県警が自殺と判定。
妻が自殺ではないと訴訟を求め、平成21年1月に『他殺であると推測できる』という判決が下されたのも記憶に残るところだ。(県警は「自殺」、民事判決は「他殺」…松山地裁、保険金支払い命令)
こうやって見ると、決め付ける事は出来ませんが
自殺じゃないものを自殺として済まそうとしている力が、どこかで働いているのではないかという疑いがどうもぬぐいきれない。
警察庁が発表する自殺の数は、一体何の数字なんだろうか?
謎のまま処理されてしまう15万の変死体と毎年3万をキープし続ける自殺
あぁ、やばいなぁと思ったのがやっぱり解剖医120~130人という部分。
実は日本という国は、死亡した理由を9割『警察や、解剖専門医ではない医者』がつけているという事実だ。
警察の判断でいとも簡単に事件性のあるものが自殺とされ、心疾患と処理される。心疾患なんてデスノートもいいところだろ。
これは解剖されないまま闇に葬られる15万もの変死体の死亡理由がはっきりしない限り、警察が発表する自殺者数というのは、警察のさじ加減でいくらでも、どうとでもなるという事だ。
怖すぎるぞ・・・日本。
なんなんだろうなぁ・・・。
解剖すると事件件数が増えるのかな。
解剖医を増やすお金と捜査人員の確保が必要となり、相当な費用になると見越しているのだろうか。
しかし今のままではいくらなんでも酷すぎると思う。
正確な数字、正確な死亡理由がわからない限り、一生対策なんて立てれないじゃない。
自殺者の数をなんの疑いも無く受け入れてしまっていた自分に反省し、記事を書かせていただきました。記事にて、もし間違いなどがありましたらご指摘、ご指導の程、よろしくお願いします。
皆さんはコレについて、どう思いますか?
それでは。また。