GoogleChromeと「Picnik」で簡単に画像編集をすませる為のエクステンション
2010年01月29日 公開

無料ブラウザ、GoogleChromeと無料で使える画像編集サービスのあわせ技で、お金をかけずに画像を編集する。
Firefox時代からたまにお世話になってる画像編集WEBサービス「Picnik(ピクニック)」のChromeExtensionがあったのでご紹介。
めちゃめちゃ便利です。
Photoshopとillustratorという高額なソフトが無くてもかなり色んな事がWEBベースでできるようになっているのが確認できるはずです。
まず始めにGoogleChrome
現在グーグルクローム4.0以降の安定版は、既に拡張機能が使えるようになってるはずです。
なのでクロームをインストール後、拡張機能である「エクステンション」をインストールする事で手軽に使えるようになりました。
Google Chrome - ブラウザのダウンロード
以下が「Picnik Extension for Chrome」
Picnik Extension for Chrome - Google Chrome 拡張機能ギャラリー
これから紹介するPicnicサービスをより快適につかえるようにしたエクステンションです。
今回ご紹介する「Picnic」のエクステンションはよく間違われるのが、確かにボタン1つで画像編集ができるようになりますが、画像編集ソフトをインストールするわけではありません。
そのため、通信回線がオフラインでは使えません。
「スクリーンキャプチャ」を撮影し、それを画像編集サービスに自動でアップロードする機能がついているため、使い慣れてくると意外と手放せなくなること間違いなしです。
では早速Picnik Extension for Chromeを入れてみましょう。
定番・WEBサイトの全体的なスクリーン画像を作る

このボタンを任意のサイトでぽちっと押すとメニューが出てきます。
ためしにネタ帳でぽちっと押すと以下のように。

はい。
ここで、『Send the visible page to Picnik』のボタンを押して見ましょう。

でました。
ブラウザの中に先ほど送信したスクリーンキャプチャが居ます。
もしこの画面が日本語では無い場合は右上の方で言語の変更が出来ます。

続きまして、リサイズをして見ましょう。

リサイズボタンを押します。

比率の固定にチェックが入ったまま変更すると縮小率が崩れません。
またピクセル単位で指定できるのがこのPicnicの素晴らしいところです。
続いてトリミングを行います。

こちらもリサイズ同様、トリミングボタンをぽちっと。

ここでもサイズの指定がピクセル単位で可能です。
トリミングが終わったら、一度左側のボタン「自動修正」をクリックしておくと、画像がはっきりとして見やすくなります。
この時点で保存を選べば、ローカルに保存できます。
ただ、もう一つ手を加えたいという方は、クリエーションをクリックしてみましょう。
注意点はpremiumとかかれたものは有料です。

それ以外はガンガン使えます。
よく使うのがフレームです。
以下のようにフレームの中にはドロップシャドウや、ボーダー(枠線)といったものがよういされてます。

というわけで、ドロップシャドウをつけて保存します。

画像の種類、圧縮などもここで決める事が可能です。
そして以下が完成品です。

いかがだったでしょうか?
Photoshopを起動して編集するのが慣れすぎている私ですが、このPicnicも結構なスピードで画像の編集が可能です。
興味のある方は試してみてください。
他にも2つの代表的なサービス
画像編集の代表的なWEBサービスの「Aviary」と「Pixlr Editor」用のエクステンションもあります。
Aviary Screen Capture
Firefoxにて人気のアドオン同様、ベクタ画像からPhotoshopのような編集機能。
また、超簡易的なトリミングサービスなど、各種用意されています。

あらかじめ、どのサービスに対して、スクリーンキャプチャーを投げるのかを設定しておきます。
そうすると一番上のリンクを押した時、設定したサービスに対して、現在のキャプチャー画像を自動送信する仕組みです。
ただし、トリミングとかの方法がPicnicに比べて、面倒です。高機能で、動きもスムーズですが、使い慣れるまで時間がかかりそう。
使い慣れている人向けのエクステンションかなと。
Instant Image Editor - Pixlr Editor

Alt押しながら右クリックで画像の編集が行えます。
ただ、スクリーンキャプチャ送信の方法がわからない為(たぶん無い)個人的には使えなかったですが、Photoshopばりに色々出来そうなシステムなので、これまで使っていたという人が居たらお勧め。
こちらのエクステンションも誤解される方が多いですが、エクステンションが行っている仕事は、画像のURLをPixlr EditorのWEBサービスに投げているだけです。
http://www.pixlr.com/editor/?image=
この後ろに、http://から始まる画像のURLを入れれば、ブラウザベースの画像編集サービス「Pixlr Editor」がつかえる仕組みになっているため、それをうまく利用したエクステンションなのです。
つまり、オフラインでは使えない機能となってますのでご注意を。
以上画像編集サービスの特集でした。
Chromeは軽量というのが売りですし、こうした編集サービスとの愛称は抜群のような気がします。
また、スクリーンキャプチャをアップロードしてくれるエクステンションもなかなかいい味出してますね。
興味のある方は是非、お試しあれ。
それでは、また。