webデザイナーの色彩スキルを磨くエントリーまとめ
2010年10月18日 公開

多くのwebデザイナーが、行き詰ったときに吐かれる台詞。
それが『センス』です。
センスがない、というのはよく聴く言葉です。
しかし、色彩感覚とは『センスの問題』ではなく、たんに勉強不足というケースも少なくありません。
今回はそんな色をテーマにしたエントリーをまとめて見る事にします。
とにかく最初に学ぶ基礎
この色彩系の分野においては圧倒的にwebクリエイターボックスブログが強いので、その中でこれは使えるぞというエントリを何個か抽出しています。そのほかにも、ちょっと古い記事でもとても参考になるものからもご紹介いたします。
正直私のブックマークが配色、色彩、色で60近くのエントリーがありました。
色で学ぶ部分と言うのは「広く浅く」では無く、どちらかと言うと「狭く深く」のほうが強い気がします。なので、そのブックマークの中から、かなりというかもう限界まで厳選した物をご紹介いたします。
配色パターンからWebデザインを考える

順番的に、とりあえず一番最初に見ておくとよいのがこちらの一品。
明度、彩度や色が、それ自身どのような意味を持っているのかを学ぶ事が出来ます。
よりよいWebデザインにするための配色のセオリー :: Love & Design ::

こちらは2008年物。web業界では年代物ですが、情報としては一級品。
国内記事でこの2記事程よくまとまった記事は無いのではないかと思います。ありがたや。
海外エントリで個人的に最強の色についての基本が掲載されていると感じているのが以下。
Color Theory for Designers, Part 1: The Meaning of Color - Smashing Magazine
ものごっつ勉強になります。
少しかぶった情報もありますが以下のエントリーは同色系のサイトを作る時に役立ちます。
同色系でまとまりのある配色、WebデザインにするためのTips

同色サイトのサンプル等も掲載。
とてもわかりやすいです。
色覚障がい者に配慮したWebサイトの作り方

色覚障がい者を配慮したサイト学。
人にどのように見られていくのかを考えるといろんな事が見えてきますね。
ECサイトの色やデザインと購買意欲の関係

人がネットショップで購入するにあたり、デザインや色との関係を学べます。
ディレクターが覚えておきたい「色指定」 - livedoor ディレクターブログ

比較的サイトの、というよりも、広告よりの考え。去年の記事だが非常にピンポイントで解説されているため、わかりやすいと思います。
最適なテキストリンクの色は? | ウェブ力学
この当時、「Bing」の検索リンクのテキストリンクの色をある青色にしたことで年間売上高が8000万ドル増加したというとんでもない情報がでた。
これらの情報をまとめ、ではいったいどの色が最適なのかというまとめ記事。
どの記事にも共通して言えるのは、色に関する基準は、センスではなく、ある程度の裏づけがあって、その上で配色を科学するという部分が一致しています。
その辺りをしっかり押さえる事が出来れば配色も楽になるのではないでしょうか。
色のツールたち
上で述べたように、ある程度配色は科学され、一定の基準や法則にしたがって存在します。
ですから、ツールを使うと言う事もあながち間違った事ではありません。配色に困ったときは、こうしたツールを活用するのも一つで手であると言う事を覚えておくといいかもしれません。
ただし、色のもつ意味はwebデザイナーであるならば、上の記事でしっかり学んだ上でツールに手を出す事を強く推奨します。
webサイト作成時にサイトカラーを決められない人の為のwebサービスいくつか

その名の通り、配色が全く決められないというときにお勧めのツール群。
配色に自信がなくても!Webデザインが好きになる配色ツールと使い方

「ウェブ配色ツール Ver2.0」というwebサービスを題材に、その使い方を学べます。
Web制作時に色(カラー選定)で困った際に役立ちそうな13のツールやサービス
色で困ったときに開く一品。バリアフリーカラー等の情報も。
海外サイトが苦手な人向け・カラー選定に役立ちそうな国産のツールいろいろ
とりあえず「海外サイトのツールはいやや!」という人向けのツールエントリー。
超!美味しく変換 - 料理の写真をおいしそうにするよ♪
料理の写真をおいしく見れるように変換してくれるジェネレータ。
なんだそんなツールかと思われる人も多いかと思いますが、色と美味しさの関係がわかる一品なので、おためしあれ。
以上です。
何かのヒントは得られましたか?
それでは、また。