読者がまず先に求めている情報を提供すると記事は最後まで読まれやすくなる

ブログに限らず、ラインディングをされる人なら当然のように文章を結構書くと思いますが、こうした『相手に伝えるための技術』と言うものには様々なものがあります。
いくつかある中から、今回は読者に、あなたのブログの記事を最後まで読んでもらうためにするべき事について考えて見ましょう。



どういうことかというと、ネタ帳ならこんな情報が多いとか、他のブログはこういう情報が多いとか、要するにブログの特徴が強ければ強いほど、ユーザーは事前に「こんな情報を提供してくれる」というイメージを持ちます。
文章を読んでもらうには、まず、どのような情報を得られるのかと言う事が読者に明確に伝わっている事がポイントなのです。

公開するジャンルに特徴を持たせても良いですし、自分の考えのみをひたすら書き殴っても良いです。
読者はこうした情報から、そのブログやブロガーのイメージを作り、興味のある人はその人のブログをまた見たくなりますし、文章を最後まで見てもらえるようになってくるのです。
よくタイトルや冒頭で結論を書くのが一番という言葉を見かけますが、全てそうである必要もありません。しかし、何の記事なのか分からないまま記事をスタートさせるのは好まれません。
つまり、最初から後半まで、結局なにが言いたいのっていう文章や、ブログには読者が寄り付きにくいと言う事になります。
読者はあなのたのブログをどのように感じていると思いますか?
今一度考えて見るのも楽しいかもしれませんね。
それでは、また。
いつもならここでおわるのですが
実はこの記事は2つの構成で書いています。一つ目は、極力あらゆる情報をそぎ落とし、可能な限りわかりやすく解説するパート。
上の記事がそれです。
二つ目は文章のみで、具体的に、極力細かいところまで書き記したものです。
二つを見比べると、同じ事を書いています。
この記事はこうした二つのパートを見比べるという非常にマニアックな部分も楽しんでいただければと思います。
尚、上の記事は、下記詳細記事を一度完成させた後に作ったものです。
文章のどのあたりを削除し、どのあたりに重点をおいて話すかを考えると意外と色んな物が削除できます。
実は5分で分かるグルーポンも、最初に長々と記事を書いた後にあの形になりましたので、参考までに、どうやってこうなったのかを残しておきたいとおもいます。
以下、原文
まず一番初めに覚えておくべき事
情報といっても様々ですが、第一に伝えるべき事があります。
それは
一体、何の話をするのかと言う事です。
は?と思う方もいるかもしれません。
これ、かなり重要です。
後々にも出てきますので、とにかく覚えておいてください。
そもそも、何の話をするのかと言う事が分からなければ、多くの人はその人の文章や、話に耳を傾ける事はありません。
視聴者は、とにかく何の情報が得られるのかを、何よりも優先して知りたいのです。
新聞や、地デジでテレビ欄を見ずにテレビを見る人は少ないでしょう。何がその番組で見れるのかというのは真っ先に知らせなければならない重要な事なのです。
つまりもしもセミナーや講習があった場合は、その講習の名前、セミナーの名前、そしてそれによってユーザー自身が得られる具体的なイメージが欲しいのです。
ここではさらっと流しますが、例えば「有名ブロガーのブログ運営方法についてのお話」とかだと、それだけで具体的なイメージがつかめます。なぜならそのブログを知っている人にとっては、その人の話というだけで、ある程度の想像が出来る上に、もしも憧れのブロガーであれば、それだけで話を聞き入れたくなるのです。
とにかく、この一番初めの部分。
何の話を聞けるのかというところをしっかり詰めていけば、比較的答えは簡単に見つかってくる為、最重要項目として覚えておいてください。
具体的に話を聞く事でどう変わるのかのイメージを作る
これは、例えばセミナー終了後に、そのセミナーを聞いた事によって、なにが、どのように変われるのかをあらかじめイメージさせる事が出来れば良いと言う事です。
つまり、この記事で言えば、
人にブログで色んな説明を出来るようになれるかも?
人にもっと多くの記事を見てもらえるようになるのかな?
という、あいまいでかまわないのですが、こうしたイメージを作る事が大切です。
ここまでくればお気づきの方も居るかも知れませんが、ブログのタイトルが重要なのもこの点にあります。
読者はまず
1)なんの情報を得られるのか
2)得られた情報でどうなるのか
この2点を、あなたのブログタイトルを頼りにやってくるのです。
つまり、あなたのブログ記事や、あなたのwebサービスが読まれない、利用されない場合は、この2点をクリアできていないからです。
この2つのポイントは
実はブログのタイトルだけが判断要素となるわけではないのです。
他にも多くの要素がからみます。
そのほかの要素で突破口を開く
上記で説明した通り人に説明を見てもらう状態を作るためにする事はたった2つです。
1)なんの情報を得られるのか
2)得られた情報でどうなるのか
この2つをどうやってクリアするかを詰めて行きます。
想像してみてください。
あなたが今日読んだブログの記事はいくつありますか?
それはなぜ読んだのでしょうか。
考えていくとブログの特色や、ブロガーの特色が上げられます。
例えば
和洋風◎なら、Appleの情報が手に入ります。
つまり何度かこのブログを見た人ならば、1のなんの情報を得られるかという問題を、軽くクリア出来るのです。
また記事を見ていけば、困ったときに役に立つ情報が掲載されている事がわかります。なんどかお世話になった人は2の読んだ事でどうなるかも、伝える事が出来るのです。
らばQとかになると、逆になんの情報がでてくるかわからないという楽しみを目的に訪問する人が多いですが、何度か訪問した方は海外の面白い情報が得られると言う事がわかります。
さらに今ならTwitterなどのツールもあるため、楽しい物を他のユーザーへシェアしたいという人もいます。こうした目的がある人はらばQの情報が多いに役立つ事があるでしょう。
Photoshop Vipのように、もはやブログタイトルからphotoshopに関する情報が得られると言う事が、事前にわかるブログもあります。
Webクリエイターボックスのようにブログタイトルからターゲットを指定するブログもあります。何度かお世話になっている読者ならwordpressの情報が比較的多いブログなので、wordpressに困ったら見に行くというパターンもあるでしょう。
読者があなたの記事を見るにあたり、最も重要な『なんの情報が得られるのか』という部分に関しては『日々どんな事をしているのか、してきたのか、書いてきたのか』という実績が一つのポイントになります。
これは別にブロガーでは無くても、こうした現象は起こり得ます。
プログラマーにしてもそうですが、例えばロプログ というブログは、たった4記事で、はてなブックマーク2000を超える記事を一つ書き上げました。
もちろんブックマークされたから何だと言う人もいますが、2000はなかなか難しいです。これらを可能にしたのは、『ロプロス』という作者の功績が上げられます。
どんな人間なのかとか、どんな技術を持っているのかと言うのは、ブログを書いているわけではないのでわかりません。しかし、TwilogやSEOチェキ!といったメガヒット級のwebサービスを『個人で』運営しているという実績があります。
つまり、そういうロプロスから得られる情報と言うのは、それだけで『どんな事を書いてあるのか』を想像でき、さらには『もしかしたらロプロスみたいになれるかもしれない』という期待から、簡単に1と2はクリア出来ると言う事がわかります。
とにかくこの1と2をクリアし続けること
しつこいようですが、ブログの記事を見てもらう条件はこの二つをクリアする事が重要です。そしてこの2点の考え方は、ブログの記事の内容にも大きく影響を及ぼします。
例えば、記事の冒頭でも「何の記事なのか」がはっきりとわかる記事と、冒頭からあいまいな記事とでは、読まれる比率は大きく変わります。
とにかく読者は「何の情報が得られるか」を最速で知りたいですし、知らせなければならないのです。
しかし、冒頭でそれがわかっても、途中で横道にそれたりして、目的を見失う事もあります。
ですから適度な見出しも重要なポイントになるのです。
ブログ自体がどのようなブログなのか。
あなたがどのような人物なのか。
ブログの情報はどのようなものがあるのか。
ユーザーに記事を見てもらいたいと言う事であれば、この課題をクリアし続ける事が大切な事だと言えます。
公開するジャンルに特徴を持たせても良いですし、自分の考えのみをひたすら書き殴っても良いです。
読者はこうした情報から、そのブログやブロガーのイメージを作り、興味のある人はその人のブログをまた見たくなりますし、文章を最後まで見てもらえるようになってくるのです。
つまり、最初から最後まで、結局なにが言いたいのっていう文章や、ブログには読者が寄り付きにくいと言う事になります。
読者はあなのたのブログをどのように感じていると思いますか?
今一度考えて見るのも楽しいかもしれませんね。
それでは、また。
どちらがよいのか
さて、結局二つの方法で記事を書きましたが、どちらが良かったでしょうか。
わかりやすさのみで考えるとパート1の方がいいかもしれません。また、コアでマニアックな情報まで見たいという人はパート2を選ぶ事でしょう。
結局のところ、これを決めるのは読者です。
しかし「文章を最後まで見てもらう」という一点だけで考えるならば、パート1の方が圧倒的に強いです。
つまり、最初の無名ブロガーの時からパート1のように画像を極力使い、見やすさを心がけているブロガーは、それだけで強烈なインパクトと、イメージを読者に与えます。
これらは全ての記事がそうである必要はありません。
たまにでもかまわないのです。あっさりとした記事が見たい人もいれば、ゆったりと腰をすえて記事をあさりたい人もいます。
大事なのは常に一定ではなく、新しい記事の形をクリエイトしてみる事です。
その楽しさは、結構読者につたわったりなんだりします。皆さんも気になったなら色んな記事に挑戦して見るといいかもしれませんね。
それでは、また。