ホームページを作る人のネタ帳

即効性のある記事を見た読者はブログに対してお世話になったと感じる

記事の即効性
ブログの記事のコンセプトは多数あります。
その中で、読者がブロガーに対して『お世話になった!』という思いを抱いてもらえる記事は、即行動に移せる記事です。


皆さんも読者として多くの記事を見てきたかもしれません。
その中で、この人の記事は参考になるなーという記事に出くわすことがあるでしょう。その場合、まず間違いなく記事に『即効性』があります。

今回はこの『即効性』について学んでみましょう。

まとめ記事と単発記事の違い


たとえばネタ帳でいえば、以下のような記事がまとめ。
人生を素敵に変える今年1年の究極のライフハック記事まとめ
あなたの文章や会話のプレゼンテーションを向上させる9つの記事
webデザイナーの色彩スキルを磨くエントリーまとめ
あなたの生活を確実に拘束し時間を浪費させる動画50本
OSを選ばないウェブデザイナーのための使えるウェブアプリ15


以下のような記事がオリジナル記事となります。
webサイトの裏側の意識を変える事で売り上げをアップする方法
デザインや使いやすさよりも、はるかにSEOやSEMにお金が流れ易い
Web屋人生の見方が変わるかもしれない3つの教え・・・
サービスの説明がコンテンツではない
ツイッターの日常における35の行動パターン


この二つの違いは
1)他のサイトや記事をまとめているのか
2)記事単体で内容が完結しているのか

という二つの点が上げられますが、要するに記事単体で物語が完結しているかどうかというのがひとつのポイントとなります。

まず、このまとめと単体の記事では、大きく『即効性』が変わります。

それを踏まえたうえで、まずはまとめ記事から考えていきます。


まとめ記事の即効性は使いやすさ


まず第一に二つのまとめ記事をイメージしてほしい。

1)すべてのリンクに、リンク先の画像があるか無いか
さて、どちらが使いやすいだろうか。
この場合、まとめる内容にもよりますが、たとえばデザイン系のまとめの場合は画像があったほうが『次』に訪問した時に、どのリンクがどれだったかを記憶しているため、使いやすくなります。
photoshopのブラシ等にもなれば、画像があるか無いかで使いやすさはまったく違うものになります。


2)フリー画像のまとめ記事でライセンスが書いてあるか、書いてないか
さて、どちらの記事がより早くスピーディーに使えるだろうか。
当然ライセンスの表記が書いてあるところのほうが使いやすい。

まとめ記事は、スピーディーに的確な情報がてにはいるほうが『即効性』があります。

逆に言えば、自分であとからライセンスを確認しないといけない場合、一手間かかります。
つまりそういう記事は『即効性』が落ちるわけです。

また『まとめ記事』の『まとめ記事』というのも実は即効性に欠けます。それならば『単発オリジナル記事』の『まとめ記事』のほうが、はるかに即効性があります。

理由は簡単に想像できるかと思いますが、そのリンク先にすぐに使える内容が書いてあるほうが、すばやく役に立ったと感じるからです。逆にまとめのまとめ記事の場合は、ブックマークだけしてあとからゆったりと調べるか、そもそももう開かないという事も多々あります。

こうなると『即効性』は低下します。

つまりブロガー、ブログに対して『お世話になった』という気持ちも薄らぐのです。

だからブクマされまくっているからといって、それが決して多くの人の役になっているかどうかというのは、そのまとめの便利さと即効性に大きく左右されるのです。

また、まとめ記事は、単独記事に比べると遅行性の記事です。
あとから『使われれば使われるほど効果がある』記事なのです。


単発記事は即行動に移せるかどうかがカギ


記事を読み終えた後に、すぐに使える記事であればあるほど、そのブロガーに対して好意を抱きます。

wordpressの解説記事や、CSSの使い方等で検索した場合、自分の求めている情報がピンポイントでそのブログに書いてあった場合、そのブログにお世話になったと感じるのです。

実際にブログ記事との出会いは、検索だけではなく、Twitterで偶然見つかるかもしれませんし、ブックマークサービスで取り上げられるかもしれませんし、他のブロガーから紹介されて出会うかもしれませんが、やはり即効性のある記事は強いのです。

webサイトの裏側の意識を変える事で売り上げをアップする方法には、その具体的な改善案が書いてあります。
こうした具体的な改善案も、即座に行動に移しやすいため、即効性の強い記事となります。

Web屋人生の見方が変わるかもしれない3つの教えのように、心に訴える記事も同じく即効性が強いです。読み終えた後に、自分もこうしよう自分は逆にこうしていこう、そういう決意をすぐに出来る文章には即効性があります。

ピンポイントではないにしても、その記事を読み終えた後に読者がどう感じるかというのはとても大切なポイントです。単発のオリジナル記事には、はてなブックマーク等はつきにくかったりします。

しかし、多くのPVを稼ぐ記事というのはまとめ記事よりも、はるかにテキストが豊富な記事です。
私のブログも多くのはてぶを頂いたまとめ記事がありますが、ヒットしたテキスト記事に比べるとやはりトータル的なアクセス数は劣ります。

また、解説記事に関しては、まとめ記事に近い物があり、「遅行性」の記事であり、読みやすかったり、使いやすければ使いやすいほど情報としての価値が高くなります。

これらは実は読者によっても大きく変わります。


読者が何を求めているか


読者の全員が全員、全て同じような情報を求めているというブログは強いです。

なぜなら、ブログのカテゴリ性が強く、読者が求める情報が自然と決まっているブログというのは、それだけで即効性があるからです。
iPhoneアプリしか紹介していないブログに対して読者は、やはりiPhoneアプリの情報を求めたいのです。

例えばデザインについて解説し続けていたブログが、突然プログラムの記事を書いた場合、読み終えた後に多くの読者が即効でその情報を使えるかと言うと微妙です。

逆にデザインの情報であれば、即座に使われるかもしれません。

これもやはり即効性があるかどうかが関わってきます。

どの記事にも言える事ですが、読者が読み終えた後に「次にするべき事」が書かれている事は、それが『読者にとって』良い情報であっても、いらない情報であっても、テキストをクリエイトする上で覚えておいて損のないスキルとなります。

記事は、読み終わった後に、何かを訴えているでしょうか。
是非もっと多くの表現を楽しんでみてくださいね。

それでは、また。


@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
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