同じネットなのに地方と都心に住む人達の埋めようの無い違いが解けた
2011年09月16日 公開

「格差」という表現は行きすぎかもしれないが、今回の東京訪問でひとつ気がついた事があった。
ネットなんだから地方にいても都心にいても、別になにもかわらないじゃないかって心の中では思っていたんだけど、埋められない何かがあると言うのは感じていて、これがようやく分かった気がする。
リアルファンを1人作るかネットファンを10人つくるか
今回A8さんのセミナー講師として東京へ行き、そこでテーマとして扱っていたのが、ファンをどう作るかという点でした。
私のこれまでの経験からの結論ですが、100人のネットファンか10人のリアルファンを作る事が出来れば、加速的に人気ブログを作り上げることが出来ます。
セミナーでは100人のネットファンをどうすれば作れるのかについてお話してきたのですが、それ以上に新しい発見がありました。これは北海道で吟味して持ち込んだ持論だったのですが、実際に東京にいって、考え方がこれにプラスされたと思います。
通りすがりのユニーク数100と、何度も訪問してくれるユニーク数100では、全く意味合いがかわります。
もちろん両方大切なユーザーなので、どちらにも満足してもらえるような情報を提供したり、webサービスを開発したりする必要があるのは言うまでもないのですが、先々を考えると、やはりファンをどう増やすかと言うのが重要なポイントです。
1対10の割合で、リアルファンのほうが影響力が強いというのはひしひしと感じていることでした。
これは実際に会った方や、知り合いの方で応援してくれる人をさしています。
他の人からしてみると特に圧倒的な発見ではないかもしれませんが、北海道に住む私としては、リアルファンを作るよりも、はるかにネットファンを作ると言うことに重点を置いていました。が、これが都心だと、ネットファンの方とも即座に交流が取れてしまうため、直ぐにリアルファンに変わると言うことがわかったのです。
ファンといったらまたちょっとだけニュアンスが違いますが、やはり会ってお話した方の印象は、会ってない人より強く鮮明に残ります。
また、ネットでは点在している多くの方が、一箇所に一同に集まると言うのも都心ならではの力ですよね。
つまり、リアルファン獲得のコストこそが、地方と都心の最大の違いなんだなというのが実感出来ました。
ここ数年ずっとモヤモヤして気持ちの悪かった事がとりあえず理解できて、なんとなくスッキリして思わず記事に。とりあえずいろんな人に会うと、様々な裏話や、モチベーションをもらう事も出来て一石二鳥。
暑くないときにまた行きたいですね。
それでは、また。