ホームページを作る人のネタ帳

アイデアの種は紙に鉛筆で書いたほうが絶対によい|Evernote依存からわかった事

Evernote
もっすごい今更的な事を書く。まるで「あっちまでいって、戻って来ました」みたいな、よくわからない遠回りを得て、やっぱり手で書くってすごいなと思える理由がいくつか見えてきました。

今回はそんな回帰の旅を得て再度「書くほうが良い3つの理由」をご紹介します。

理由その1 記憶に残る


最大にして最高の理由。
普段Evernoteを使っているため、それに慣れてしまっているのはあります。Evernoteの最大の利点は後から確認する「検索性」と、そこだけ見れば良いという「一元管理」にあると思います。

なのでとりあえずEvernoteに突っ込んでおけばあとで使えるという理由からバンバン突っ込みます。
もちろん重要な会話の時は録音等の機能もあって、なくてはならない存在であることに違いはありません。

最近になって、手帳なるものをもらったので使っていたのですが、とりあえずアイデアをぱっとメモするようになりました。

このライフスタイルの変化が、少しずつアイデアに対する考え方の変化が生まれました。
自分で文字を書くと、やっぱりというか当たり前なのですが、記憶に残ります。この「記憶に残る」というのは、意外と使えるなと感じるようになったのです。

理由その2 アイデアを頭一つで広げることができる


Evernote依存のとき、さてどうしようかなと考えたら「とりあえずEvernoteを開いて考える」というのが日常的なスタイルでした。これは、ぱっと思い浮かんだアイデアの全てがEvernoteに有るため、頭の中に記憶していない事が唯一の理由です。

しかし、メモを取るようになってからは、メモしたアイデアがたいてい頭の中に残っている為、ぼーっとお風呂に入っている時や、待機時間などで、それらのアイデアを想像し、広げることが出来るようになって来ました。コンサルなんかの仕事をしていると、たいてい頭の中はその相手先の事を考えているわけですが、決定的なアイデアは時としてお金に変わる錬金術です。

これらの思考タイムを、Evernoteなしにゆっくりと、空いた時間に考える事が出来るようになったのが今回感じた「紙とえんぴつ」の素晴らしいメリットの一つかなと思うようになりました。

この結果、「アイデア」と「アイデア」を様々な視点で混ぜ合わせることが出来るようになりました。
例えばEvernoteだと一つ一つのアイデアがノートにまとまっています。視覚的に見ている範囲のアイデアを掛け合わせる事は容易ですが、それ以外の部分の物を強引にかけ合わせることは結構難しかった。

その点、紙に書いたアイデアは記憶に有ります。一つのアイデアを考えている時に、他のアイデアも容易に混ぜ合わせることができるようになりました。このあたりも、紙に書くというのが従来から勉強するときに最も適していると言われているわけですから、当然といえば当然なんでしょうけど。

理由その3 会話をする時に記憶から色んな武器がでてくる


単純な話、Evernoteを介さない物っていうのは会話です。
私も人と話すことも多いので、こうした記憶が様々な武器になります。これらはアイデアとは別のメリットとして捉えています。

確かにメモにとっても忘れてしまうことは多々あるのですが、Evernoteに書いたものよりは、遥かに記憶に残っている為、打ち合わせもスムーズに、円滑にすすめることができます。

行ったり来たり


これらを感じた時、なんとも人間らしいなぁなどと一人で思っていました。

そいや昔は一生懸命手が黒くなるまで字書いてたなとか、入力速度が圧倒的にキーボードの方が便利に感じるようになってからは、いつの間にか書くことから離れました。その勢いでなにか大切なことを忘れ、Evernoteに依存してしまったなと。

Evernoteは本当に便利なので、今回気づいた後でもスタイルでも活用はしています。少し変わったかなと言えるのは、アイデアの種をメモに書いて、メモからアイデアが昇華して、具体的なものになったらEvernoteに放り込むという感じになりました。

これなら検索性も優れたテクノロジーを利用したほうが間違いありませんし、細かい事を書くスピードはやっぱりキーボードのほうが早い。

そんな訳でちゃんと自分にあった使い方っていうのを常に気にしていないと、意外とどっぷりテクノロジーにはまり、大切な何かを見失うことになるんだなという自戒を込めて。

皆さんの生活にもそんな影があるかもしれませんね。

それでは、また。
@yamada_nt
Posted by@yamada_nt
スポンサードリンク

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply